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(3月11日)中潮
東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から今日で14年です。
「震災関連死」を含めた東日本大震災による死者と行方不明者は、
合わせて2万2228人にのぼり、避難生活を余儀なくされている人は、
2万7615人となっています。
震災発生時刻の午後2時46分には各地で黙とうが行われ、
犠牲者を追悼する一日になりました。鳴門地方でも潮の早い海域は津波の影響で
カセが6隻も流されました。津波の破壊力の凄さを思い知らされました。
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(3月10日)若潮
内ノ海のウキ釣りでの真鯛釣り概要
竿は4m~5mの軟調子でリールが装着できるもの。軟調子の竿を使うことで
取り込みまでのスリルが倍増します。
道糸は2号 ハリス1.5号 鈎チヌ鈎3号~5号
ウキは遊動型の1号~3号棒ウキ、円錐ウキ
筏カセに上がれば、撒き餌を入れますが、餌が流れる方向にむかい仕掛けをいれます。
鳴門の釣り場は、刻々と潮の早さと方向が変わるので、その都度、撒き餌を
入れる位置と釣り座、釣り方向を変えます。
魚を集めて釣るウキ釣りは、撒き餌の種類、量が釣果を大きく左右します。
シラサエビを餌、撒き餌に使う場合、6時間で12杯(1時間2杯)
オキアミ、アミエビを使う場合は、
アミエビレンガサイズ12個+オキアミ2キロ1個+米糠2キロ
(米糠を混ぜることで撒き餌がまとまりやすくなります。)
撒き餌は間断なく撒くのが大切です。
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(3月9日)長潮
海の王魚と呼ばれている真鯛ですが、釣り方も色々とあります。
鳴門の海では、ウキ釣り、かかり釣り、サビキ釣り、ジギング、
鯛カブラ、テンヤ釣りなど多くの釣り方があります。
ウキ釣り、かかり釣りでの真鯛狙いは、穏やかな内湾で釣るので
船酔の心配はありませんが、その他の釣りは船を利用するので
揺れに弱い人は、お薦めできません。
真鯛釣りといえば、敷居が高く思われますが、内ノ海で狙う真鯛は
意外と容易に釣れるので、初心者向けの釣りになっています。
時期的に早春から梅雨明け迄が狙い時です。
お薦めの釣り方は、4m~5mの竿を使ったウキ釣りです。
撒き餌を入れながら、ウキの反応を見ながら釣るのですが、ウキが勢いよく
海中に入る光景は何とも言えぬ快感です。また、魚が掛かって取り持むまでは
筏のアンカーロープなどが邪魔をするので、その緊張感がたまらない快感です。
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(3月8日)小潮
鳴門沖の鯛釣りが低迷しています。水温が下がりすぎているのでしょう。
そのうえ餌となるベイトの姿が見られません。数日前は、釣れた魚の内臓に、
たくさんのエソの稚魚が入っていて、体型も丸々と太っていました。
今回は、魚は痩せている魚ばかりです。ベイトの有無で、これだけ体型が変わります。
大阪市の北川さんは、真鯛サビキ仕掛けで30cm~48cmの小鯛を7匹、
48cm~52cmのハネを4匹、45cm~50cmのツバスを7匹の釣果。
これは、4人での釣果なので、1人あたり1匹、2匹の少ない釣果になります。
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(3月7日)小潮
日本最大級のさつまいもの品評会で最優秀賞を受賞した
「なると金時」の生産者が7日、鳴門市役所を訪れ、結果を報告しました。
鳴門市役所を訪れたのは先月、埼玉県で開催された日本最大級の
さつまいもの品評会で、味わいや見た目などが優れているとして
最優秀賞に選ばれた北林大輔さんと生産性の高さなどが
評価され最優秀賞に選ばれた谷村和紀さんの2人です。
鳴門市の泉市長が「なると金時のよさや地元の生産者の販売戦略が
評価されたことは喜ばしい」と述べ、全国になると金時の魅力が
広がってほしいと話しました。
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(3月6日)小潮
海に流れ込む下水の処理技術が向上したことで水質改善が進みましたが、
海の栄養となる窒素等が減り、結果的に、プランクトンの減少に
つながったといいます。プランクトンが減ったことで、春の味覚の
がイカナゴ漁が今年も不漁です。海の栄養となる窒素等が減り、
プランクトンの減少につながったといいます。
これからは下水処理施設で窒素などを必要以上に取り除かないようにし、または
イカナゴの産卵数を増やすため、人工飼料を海にまく取り組みを初めました。
くぎ煮を長年販売してきた老舗では、イカナゴに代わって
シラスを材料に使ったくぎ煮の販売を始めています。
イカナゴの不漁で釘煮が消滅しただけでなく、鳴門の海では、イカナゴを
餌に使っていた真鯛の底撒き漁が消滅しています。イカナゴの代わりに
シラスを使うことができず、イカナゴ漁が回復するまでは、暫くかかりそうです。
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(3月5日)中潮
釣り人なら「魚を〆る」という言葉を聞いたことがあると思います。
活きている魚を即死させて鮮度を保つことを言います。
これには、何通りかの〆方があります。
近年は、YouTubeなどで多くの〆動画が発信されています。ただ、〆方も
多少の違いがあるようです。そこで、毎日のように沢山の魚を〆ている
堂ノ浦で仲買を生業としている長浜さんに真鯛の〆方を教えて頂きました。
市場関係者の話では、長浜さんの魚は、死んでいるのに活きていると言います。
また、長浜さんの出荷する魚は、〆方が良いから一般の業者より
何割か高く買い取ってもらえるそうです。
一般の方たちと何が違うかを検証すると、〆る魚は厚めのスポンジの上で
扱います。次に〆包丁の切れ味です。そのため、専門の包丁が必要です。
エラから入れた刃先で一突きさし、血管と脊髄を刺します。
脳〆は必要ないと言います。傷口が見えないようにエラから刃先を入れるので
外傷が見えません。この時点で、真鯛の目玉は、目の中心に
あります。〆た魚は、ドブ氷という海水に氷を入れ冷やし込んだ海水のなかに
浸けこみます。この工程で血を抜くのですが海水温度が大事です。冷やし過ぎに
注意して下さい。
また、尾鰭部分を切り、血抜きはしません。
その部分を切ると血圧が下がるので毛細血管の
血が抜けないそうです。ドブ氷に浸けるのは
3分~5分ほどで、取り出した魚は直径2mmのステンレスの鋼線で
神経〆をしますが、尾鰭部の側線の鱗をめくり神経締めの鋼線を入れます。
そうすることで、どこにも傷口が見えないので魚が奇麗です。
この方法で処理を終えた魚を三枚におろすと、透き通る身になっています。
反対に〆方が悪いと身が白くなりブヨブヨになります。このようの仕上がりは
失敗です。
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(3月4日)中潮
低気圧や前線の影響で、四国では5日の明け方にかけて、
大気の状態が非常に不安定になる見込みで、気象台は、落雷や
竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
気象台によりますと、低気圧や前線に向かって暖かく
湿った空気が流れ込み、四国では4日夕方から5日の明け方にかけて、
大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
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(3月3日)中潮
日本の行事として五回の節句があります。医学が低水準だった時代の
神頼み行事です。
邪気を払う行事に七草節句、桃の節句、端午の節句、七夕の節句、
重陽の節句があります。
平安時代に紙で作った人形に邪気を移し、川に流したと言われています。
それが桃の節句があり3月3日に行われました。
近年では、そのような迷信を信じる人が少なくなりましたが、
その行事を上手に使ったのか商売人です。ひな人形、菓子メーカー、
料理屋さん、玩具店、写真屋さんなど多くの業者さんが関りを持っています。
近江商人の理念に、売り手よし、買い手よし、世間よしという言葉があります。
ひな祭りを通じて誰もが喜んでもらえば、これに越したことないと思います。
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(3月2日)中潮
昨年から米不足が続いています。噂では、外国の富裕層が日本産の米の美味しさを
知り買いあさっていると言われています。それを見越して買占めを
する業者が増えていると言います。
魚沼産コシヒカリは、美味しいお米です。美味しさの秘密は、
八海山の雪解け水に加え、この土地ならではの寒暖差が大きい気候が
関係しています。真夏は日中が暑くても、夜になると一気に25℃を
下回りクーラーがいらない日もあります。イネは、昼間は太陽の光を
たっぷりと浴びて栄養を作り、冷え込みの厳しい夜は栄養をじっくりと
蓄えて成長します。そのため、甘みのある美味しいお米が出来上がるのです。
美味しいお米と、美味しい魚があれば、何よりの贅沢です。高松市の植松さんと
大谷さんは、冬に美味しい真鯛を狙い鯛サビキ釣りです。
真鯛の喰いは悪く、アタリが出ず35cm~40cmの小鯛を6匹と
65cmのハネを1匹の釣果。
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(3月1日)大潮
サヨリの寿命は2年です。
内ノ海では、4月下旬から5月上旬に海藻や岩の隙間に卵を産みつけます?。
卵には、粘りけのある、紐状のものが付いており、その粘りで海藻、岩などに
付着して孵化するのを待ちます。2ケ月ほどで孵化し7月までには、稚魚が
水面を泳いでいます。サヨリは夜行性で夜に餌を求め活発に泳いでいます。
内ノ海は、波穏やかな海なのでサヨリには、住みやすい環境になっています。
サヨリは、エラにサヨリやどり虫という寄生虫が
住みついているのが一番の特徴ですが、これは何ら害もなく
気にすることはありません。
それでも気にする方は、釣り上げた直ぐに頭を切り落とすと良いでしょう。
春に産まれたサヨリは秋にえんぴつサイズに成長し、翌年の春には
釣りの対象となる30cm以上の大きさになっています。
この頃のサヨリは引き味がよく、釣り人をじゅうぶんに楽しませます。
そのサヨリですが、釣れない日が続いています。香川県綾川町の
前田さん夫妻は、サヨリを専門に狙いましたが反応が無く昼に帰港。
豊中市の竹田さん、竹田刻翔さん、斎藤さん、中塚さんは、真鯛サビキ釣りで
34cm~55cmの小鯛と真鯛を15匹。52cm~68cmのハネを
12匹。急激に水温が下がったのか凍死寸前の真鯛が水面に浮遊する
状況で、激渋の状況でした。
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