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12月・・・ |
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(12月31日)中潮
2016年の釣果をふりかえって
数年ぶりに真冬から春の産卵まで大型のサヨリが釣れ続き、サヨリファンは
冬場を退屈なく過ごせたようです。春から始まったチヌ釣りは、出足が
鈍かったものの、釣果は次第に加速し、秋まで止まることなく釣れ続き、
大型のチヌも数多く釣れていました。
低調な魚はハマチ、カマス、アオリイカで芳しい釣果はなかったようです。
今まで狙う人が少なかった白キスの引き釣りですが、この釣りも
人気が高く少しずつ狙う人が増えてきました。
12月に釣れていなかったサヨリは、最近になり釣れ始めたようで、
年明けからが楽しみです。カレイは数匹の釣果ですが、中には30cmを
越えるカレイも釣れています。
今年最後の釣果は、高松市の小学校5年生の植松陽斗君で
胴付仕掛けを使い80cmのサワラを1匹。
1匹目を釣り上げた直ぐ後に同じ大きさのサワラが掛かりましたが、
取り込み途中で外れたようです。
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(12月30日)大潮
腹の幅が狭いことから狭い腹という呼び名がサワラという名前に
なったと言います。
出世魚で成長に伴ってサゴシからサワラと呼び名が変わります。
春に産卵のために瀬戸内海に入ってきて、冬に瀬戸内海から紀伊水道、
太平洋へと移動します。海水温度が下がり瀬戸内海から太平洋へ
移動が始まったサワラですが、後しばらくこの魚の釣りが楽しめるようです。
徳島県藍住町の福岡さんは、ジギングより餌釣りを好むようで、
数少ないアタリのなか終日サワラを狙い88cmのサワラを1匹。
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(12月29日)大潮
大型サヨリ釣れる!11月から釣れていなかったサヨリが釣れました。
吹田市の神尾さんが、島田島よりのカセで35cm~38cmのサヨリを
44匹の釣果。釣れたタナは2m~1.5mで撒き餌が効くと次第に
浮いてきたと言います。高松市の植松さんは、紀伊水道側の海域で
50cm~98cmのサワラを4匹の釣果。神戸市の前田さんと藤本さんは、
潮の緩い筏でカレイ5匹。
神戸市の加藤さんと小林さんも潮の緩い筏でカレイ3匹の釣果。
抱卵状態から判断すると、産卵は先のようで暫く良型のカレイが釣れそうです。
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(12月28日)大潮
カレイ釣りは専用の投げ竿をフルキャストして釣るイメージがありますが、
筏でのカレイ釣りは、筏から少し投げて釣る「ちょい投げ」または、
筏の直下でも釣れます。直下で釣る場合、カレイ専用の撒き餌を入れると
効果があるようです。カレイの餌はマムシが定番ですが、マムシだけでは
エサ代が高くつくので青イソメを併用すれば安く済みます。
名張市の田中さんは、鏡島北の筏で30cm~34cmのカレイを5匹。
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(12月27日)大潮
ヒラメの泳がせ釣りに使う餌は、活きイワシが一番で、それが手に入らなければ
小鯵を使います。肝心なポイントは、餌を付けて待っているだけでは、
ヒラメは釣れません。ヒラメの好むイワシ、鰺を途切れることなく
ヒラメ仕掛けの傍に集めなくてはなりません。そのために、サビキ仕掛けで
イワシ、鰺を釣り続けないといけません。ヒラメ40、マゴチ20と言われ
穂先にアタリが出てから40秒待ってから合わせるのが通説ですが、
そこまで待たなくても竿が大きく曲がったら合わせ時です。
神戸市の林さんは、真鯛とヒラメを狙い筏に上がりましたが、釣れたのは
小鯵とハネ1匹の釣果でした。
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(12月26日)中潮
魚は潮が流れていると、エラに新鮮な酸素を含んだ海水が流れ込み、
活性が上がると言われています。ただ、流れ込む量が多いほど活性が
高まるというものでなく、それぞれの魚に適量があるようです。
ハマチの潮時、サワラの潮時があるようで、今まで何の反応も無かったのに
サワラが釣れる潮時になれば、突然釣れはじめ、ハマチの潮時になれば
嘘のようにアタリがでます。
海水温度が下がり、鳴門の海に留まっていたハマチ、サワラが回遊し、
釣れる数が減少したようです。冷凍イワシを餌にした胴付仕掛けで
75cmのサワラ1匹と100cmのサワラを1匹。水面まで釣り上げ
取り込み損ねたサワラが1匹。
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(12月25日)中潮
穏やかな天気でした。
加古川市の黒本さんと銭谷さんは、潮の緩い筏で小鯵、オコゼ、太刀魚など
五目釣りの釣果。本来ヒラメ狙いで筏に上がりましたが、ヒラメの仕掛けには
太刀魚が掛かっただけでした。岡山市の西岡さんは、大毛島よりの筏で
小鯵とイワシの釣果。徳島市の橋本さんは、小鯵狙いで29cm前後の小鯵を
50匹。徳島市の小林さんと新開さんは、小鯵50匹の釣果。高松市の
諏訪さんは、サヨリを狙って筏に上がりましたが、サヨリは3匹のみで
サヨリの仕掛けに小鯵が掛かるそうで小鯵30匹の釣果。徳島市の榎本さんは
カセで大型のサヨリを10匹の釣果でした。通称マゴザの海域で鯛サビキの
仕掛けに45cm~50cmのハマチが3匹。
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(12月24日)中潮
アジ、イワシ、などの魚は、プランクトンの有無などで回遊を繰り返します。
海水温度が下がっても、魚の餌となるプランクトンが多くいれば
それを餌とする魚も居つき、プランクトンが動けば同じように魚も
移動します。
今年は、鰺が好むプランクトンが筏周辺に居ついているようで、
この時期になっても鰺が釣れ続いています。
尼崎市の松井さんは、サビキ仕掛けで20cm前後の鯵を50匹。
神戸市の池田さんは、鯵はいくらでも釣れるそうですが、狙いはカレイなので
鰺に興味はなく、小型のカレイ1匹の釣果。
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(12月23日)長潮
四国地方は午前中に晴れてきましたが、西よりの風が強く
釣りには不向きな天気でした。
大阪市の小西さん夫妻は、鏡島横の筏で50cmの真鯛1匹と20cm~
25cmの小鯵を100匹の釣果。
50cmの真鯛はサビキ仕掛けに掛かってきたそうです。
例年だとクリスマス時期で海水温度は、14℃ですが、今年は0.5℃から
1.0℃ほど高いようで、鯵、イワシの動きが活発です。また、チャリコ、
フグの動きも活発のようで、カレイ釣りなどは、多めの餌が必要です。
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(12月22日)小潮
前線を伴った低気圧の影響で、西日本と東日本の広い範囲で
大気の状態が不安定になりました。場所によっては、落雷や竜巻などの突風、
それに激しい雨がふりました。
低気圧は、このあとも発達しながら北東へ進み、23日の夜には
北海道付近に達すると予想され、23日は冬型の気圧配置が強まり、
北日本と北陸を中心に荒れた天気になるおそれがあります。
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(12月21日)小潮
天然鯛が一番美味しい時期は、12月、1月、2月です。
3月に入ると産卵のため味が落ちます。産卵後、餌を食べて体力を回復し
夏に少しずつ旨みが回復してきます。真鯛と言えば桜鯛を連想する方も
多いようですが、今から春までに釣れる真鯛を一度食べてください。
魚好きの方なら感動ものです。
高松市の植松さんは、餌釣りで80cmのサワラ1匹と鯛サビキで
25cm~40cmの真鯛を6匹と50cmのハマチを1匹の釣果。
サワラ、ハマチは終盤をむかえて、釣れる数も激減しましたが、
海水温度が下がり脂がのって美味しくなりました。
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(12月20日)小潮
小鯵釣りは好調です。
徳島県鴨島町の川端さんは、鏡島横の筏で20cm前後の小鯵を80匹。
徳島市の橋本さんは、80cmのメジロ1匹と80cmのサワラを1匹。
サワラは、和食の食材で、焼き物、吸い物などに使われています。
サワラと言えば西京漬け、塩麹漬け、炙りなどが有名ですが、
鳴門ワカメとサワラを使った「サワラとわかめのオーブン焼き」も
外せない料理です。鳴門産のワカメと鳴門で釣ったサワラで一度試して下さい。
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(12月19日)中潮
12月はサヨリが不調なので、狙いの魚を鯵に変更する方が多いようです。
三田市の田畑さんは、サヨリ釣りを好む方ですが、サヨリは諦め小鯵を
狙い20㎝前後の鯵を50匹。
西宮市の中島さんは、カレイ狙いでしたが、思いのほかエサ取りの小魚が
多いようで、小型のカレイを1匹。
サヨリも良いが鰺も捨てがたい魚だと言い、鯵を専門に釣った大阪市の
百井さんと稲村さんは、大毛島よりの筏で20cm~25cmの鰺を
150匹の釣果。
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(12月18日)中潮
マイワシの泳ぎですが、一度決まると同じ方向で泳ぎ続けるそうです。
泳ぐ方向がどうやって決まるかは分からないが、海のいけすに蓄養されている
マイワシの泳ぐ(回転する)方向を調べたら、7割強が右回り
だったと言います。
観察記録があって、確かに右回りに泳ぐ場合が多いようです。
また、違う群れに出会うと、泳ぐ方向がそれまでと逆で違った群れは
混じり合わず、それぞれに別の群れをつくり逆方向に泳ぐと言います。
マイワシの餌は水中に漂っている小さなプランクトンで、これをえらの
後ろにあるくしのような器官でこしとって食べます。
餌をとるときは大きく口をあけて泳ぎまわり、プランクトンを
水ごと口の中に取り込ます。徳島市の盛さんは、朝から3時間ほどは
鯵が釣れ続いたそうですが、その後釣れるのはマイワシばかりで
結局、鯵40匹の釣果。明石市の田中さんと清水さんは、潮の緩い筏で
20cm~30cmのカレイを4匹の釣果。
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(12月17日)中潮
市販のカレイ仕掛けですが、店頭に並んでいる仕掛けを見ていると
あれこれと考えすぎ決まりません。各メーカーはもっともらしい謳い文句で
釣り人を釣りあげようと必死です。最高のキャッチコピーとデザインを考えた
商品が釣り人を制するようです。尼崎市の上田さんと吉川さんは、鏡島北の
筏で20cm~35cmのカレイを7匹。同行の木嶋さんの話では
昨年まではササメ針の「飛炎カレイ」の仕掛けが良かったのですが、今年は
「秘投カレイ」が良いといいます。一般の釣り人の情報が確かで
間違いが少ないようです。どちらにしてもササメ針のカレイ仕掛けは
お薦めの仕掛けです。
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(12月16日)中潮
潮は約6時間周期で満ち潮、引き潮を繰り返しています。潮の動きはじめは
4割の確率でカレイが釣れると言います。また、夜明けから3時間までの
時間帯もよく6割の確率で釣れます。これは、カレイの就餌活動で、
餌がカレイの目にとまらなければなりません。このことから、朝に潮が
変わる日が一番の狙い日になります。また、朝に潮が変わる日は、昼前後に
もう一度潮が変わるので、二度の時合い楽しめます。鳴門市の東条さんは
鏡島横の筏で25cm~30cmのカレイを3匹。
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(12月15日)大潮
季節風が強く吹き限られた筏での釣りになりました。
神戸市の浅井さんが鏡島横の筏で20cm前後の小鯵を80匹。
筏でのサビキ釣りで使う竿は、取り扱いの点から考えるとサビキ仕掛けの
長さに合わすこと。短すぎても長すぎてもいけません。少し柔らかめ調子の
竿を使うことで魚が掛かると仕掛けが不規則な動きをするので、その動きに
誘われ、その後にも魚が掛かってきます。また、鰺は口が切れやすいので
硬い竿だと取り込むまでに魚が外れてしまいます。
リールですが、スピニングリールが馴染深いと思いますが、ベイトリールが
仕掛けの上げ下げもワンタッチですむので効率よく釣りができます。また、
狙いのタナがわかり易く、仕掛けが底に着いた時の確認も容易です。
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(12月14日)大潮
カレイとヒラメの見分けがつかない方は、意外と多くいます。
一見すると姿は、そっくり。大きな違いは、口の大きさと鋭い歯に違いが
あります。ヒラメは獰猛で鯵、イワシなどを捕食するので鋭い歯を
持っています。カレイの口は、小さく鋭い歯を持っていないので
どちらかわからない時は口を見て判断してください。
さて、鳴門の筏でどちらの魚が釣り易いと聞かれると、イワシ、鰺が
いる年内なら互角、年が明ければカレイでしょう。
筏のカレイの釣りは、三本ほどの竿をちょい投げ、または、足元に仕掛けを入れ
腰を落ち着けじっくり狙います。
ヒラメは仕掛けを足元に投入し、アタリを待つのですが、ただ待つだけでは
いけません。ヒラメを誘き寄せるイワシ、鰺を仕掛け周辺に集めなければ
なりません。そのためにサビキ仕掛けでイワシ、鰺を釣り続けるのが大事。
これを怠ると狙いのヒラメはものにできません。カレイ、ヒラメともに
仕掛けは市販品でじゅうぶんです。
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(12月13日)中潮
低気圧が通過し、鳴門地方は雨の天気でした。鳴門市の古谷さんが
鏡島北の筏で18cm~22cmの小鯵を100匹。イワシの回遊も
多く見られるので、仕掛けを素早く海底に落とさないとイワシが
ハリに掛かるそうです。少し重めのサビキカゴが必要です。
海水温度が下がると鰺の身に脂がのり今まで以上に美味しさが
増しているようです。
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(12月12日)中潮
「あんたの釣りのために、私はパートに行っているようなものや!」と
嫁さんに言われたら、ほとんどの方は、反論できず委縮してしまいます。
そして、行きたい釣りを控えます。
そこで、奥さんに嫌な顔をされず、嫌みも言われず、釣りに行くには、
幾つかの小技があります。
小さな小さな小技ですが、土産を買って帰る。例えば、鳴門へ釣りに来て
帰りに淡路島特産のタマネギなどを買って帰っても効果はありません。
鳴門特産の鳴門金時でもあまり期待されません。やはり女性にはスイーツなどが
効果的で、好みのものを買って帰ると効果的です。
美味しい魚を釣って、その魚を捌いて持ち帰り調理まですると効果的です。
これは、難易度の高いことですが、釣った魚を売って収入を得て、得た
収入を嫁さんにあげる。時期と魚の種類にも違いがありますが、地元の
買い付け業者に買い取ってもらえば、サヨリなどは良い小遣いになります。
自分だけが楽しまないことが大事なので、その辺に気を配り釣りを楽しんで
下さい。
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(12月11日)中潮
小鯵が釣れ続いています。それも、日増しに大きくなり刺身にできる
大きさの鰺もいます。大阪市の藤田さんは、大毛島よりの筏で18cm~
20cmの小鯵を100匹。徳島市の橋本さんは、潮の緩い筏で
20cm前後の小鯵を二人で80匹。徳島市の佐々木さんは、ご夫妻で
18cm~22cmの小鯵を100匹の釣果。
神戸市の前田さんは、鏡島北の筏で35cmのチヌと42cmのチヌを
各1匹。時期的に期待していなかったようですが、想定外のチヌが釣れて
本人が一番驚いていたようです。
鯵、イワシは安定しているので、それを餌にしてヒラメを狙えば
高い確率で釣れます。また、この時期はカレイも狙い目です。
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(12月10日)中潮
正月を前におせち料理などに使われる徳島の冬の味覚、
アシアカエビの漁が、最盛期を迎えています。脚や触覚に
紅白の模様があり、四国などでアシアカエビと呼ばれるクマエビは、
刺身や塩焼きなどで食べられ、正月のおせち料理にも使われます。
徳島県沖の紀伊水道では、海底のアシアカエビをすくって取る漁が
今、最盛期を迎え、徳島市の津田港では水揚げが続いています。
紀伊水道海域のサワラ、鰤のジギングは、終盤に入りました。この時期釣れる
サワラ、鰤は脂がのり最高の美味しさです。午前中、2時間だけサワラを
狙った枚方市の小西さんは、85cmのサワラを1匹。徳島市の桃原さんは、
養殖イケス横の筏で投げ釣りでカレイ2匹、エギングでコウイカ2匹と
アオリイカ1匹の釣果。高松市の山田さんは、鏡島北の筏でカレイ4匹の釣果。
山田さんのカレイ釣りは、投げ釣り仕掛けでなく、筏の直下に撒き餌を
入れ、カレイを集めて釣る方法で、投げ釣りより効率よく釣れると言います。
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(12月9日)若潮
例年だとクリスマスが近づくと日本列島は大荒れの日和が多いのですが、
今年の冬は、穏やかな日が続いています。海の中も暖かいようで
小魚のチャリコ、小鯵、イワシ、鯖が元気に泳いでいます。
この小魚ですが、上手に料理すれば、捨てたものでなくチャリコは皮を付けて
昆布〆に、小鯵は姿寿司、25㎝級の鰺は、刺身、イワシはフライにすれば
海鮮料理のコースを味わえます。
東大阪市の橋本さんは、潮の通る筏でサヨリを狙いましたが、イワシが邪魔を
してサヨリ数匹の釣果。イワシ対策に米ぬかだけを撒いたそうですが、
その米ぬかにもイワシが集まるようで、イワシを封じ込めばサヨリは
釣れそうだといいます。
神戸市の辻郷さんは、満ち潮の時間帯は小鯵が釣れ、引き潮の時間帯は、
イワシが釣れ続いたそうで小鯵50匹とイワシ150匹。
犬山市の鈴木さんも同じような状況で小鯵50匹と
マイワシの釣果でした。
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(12月9日)長潮
関西地方では、ツバス(20~40cm)→ハマチ(40~60cm)→
メジロ(60~80cm)→ブリ(80cm~)と大きさで呼び名が違います。
これは、各地方によって微妙に違いがありブリは1m以上か10キロ以上の
ものを指す地域もあります。釣り上げた本人は、ブリと喜んでいると港へ
帰ると、地元の人に大きなメジロやなぁと言われ愕然とすることもあります。
この微妙な違いは何でしょうか?神戸市の山下さんは、ジギングでハマチ
4匹と真鯛1匹の釣果。
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(12月7日)小潮
秋から釣れ盛っていたサワラの餌釣りに、陰りが見え始めました。
今まで好ポイントと言われる海域に入ると必ず釣れていましたが、
反応がなくアタリが激減しました。これからは、餌釣りでなくジギングが
主になるようです。また、鰤、メジロの反応もなくジギングでハマチが
釣れる程度でした。明石市の和田さんと箕浦さんは50cm~60cmの
ハマチを9匹の釣果でした。
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(12月6日)小潮
スシローは素材の品質にこだわり、海外から仕入れたネタを100円で
提供する「世界の海からいいネタ100円PROJECT」を開始しました。
チリ産のうにを使った「濃厚うに包み」、「生キングサーモン」、
「天然黒まぐろ赤み」
を販売していきます。期間限定で、なくなり次第終了となり、後には、
供給が安定すれば定番化するそうです。
スシローでは企業理念に
「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を
掲げています。なぜ100円にこだわるのか。集客力の向上はどれほど見込むのか。
原価の上昇をどこで吸収するのか。100円にこだわる背景や核心までは
捉えきれず、疑問も多々浮かびますが、100円の商品を充実させ、
おいしさを追求するというのが、業績拡大に向けてスシローが
出した答えのようです。
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(12月5日)小潮
チヌ釣りは、終盤になりましたが、海水温度が高いので小魚も多く
退屈なく釣りが楽しめます。
羽曳野市の久松さんは、潮の通る筏でチヌ2匹とヘダイ、カワハギの
釣果でした。カレイも釣れていますが、チャリコ、フグなどが餌を取るので
頻繁に餌を確認しないと数分で餌が無くなっています。
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(12月4日)中潮
仕事のできる人の能力を2つに定義しています。
一つは知識や概念を獲得する能力。いわゆる学習能力。
もう一つはすぐに実行に移す能力。すなわち行動力。
そのことから、できる人の見分け方法に、面白い方法があります。
目の前の人にすすめられた本を、その場で買うかどうかで、
それを判断することができます。
これには、2つの事をクリアしなければなりません。
一つは、本で学習しようとすること。つまり学習能力。もう一つは、本を
買うという実行力。これは、その人の考え方の縮図だといいます。
つまり、新しい知識に対する貪欲さと、まず買ってみるという行動力です。
新しい物を受け入れる態度、勉強する意欲、本を読むという行為。
それと、買ってみるという行動力と勇気。このことで、できる人を
判断できます。あなたの傍に、そのような方はおられますか?
釣りに対する行動力は抜群の神戸市の田畑さんは、24cm~25cmの
カレイを5匹。大阪市の俵積田さんは、今シーズン最後の
チヌ釣りに臨みましたが本命のチヌは釣れず、チャリコだけの釣果。
高松市の加藤さんは、潮の緩い筏で25cmのチヌを1匹。
コーンを刺し餌に使い大型のチヌらしき
魚が掛かったそうですが、取り込みが上手くいかず逃がしたそうです。
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(12月3日)中潮
鍋料理に使う鍋の形は浅くて口の広いものが基本ですが、すき焼き鍋、
うどんすき鍋、しゃぶしゃぶ鍋、ジンギスカン鍋などがあり、また、材質も
土、鉄、アルミ、ステンレスと様々です。筏で鍋料理を楽しむには、アルミ鍋が
軽くて持ち運びが楽なのと、熱の伝わり方が良いのでお勧めのアイティムです。
釣りを楽しみながら、気の合う仲間で和気あいあいと鍋を囲めば、
これまで以上に絆が深まります。淡路市の東浦の上田さんは、釣り仲間と
筏に上がり、うどんすき鍋としながら、イワシ、ヒラメを釣るのが
目的でしたが、思うように釣れず。イワシ数匹の釣果。神戸市の野々村さん、
垣本さんもキムチ鍋を食べながらマイワシの釣果。
大阪市の北川さんは、チヌを専門に狙いチヌ3匹の釣果。枚方市の安倍さんは
メバルとガシラを10匹。サヨリの群れが見えていたそうですが、反応は
なかったようです。徳島県土成町の小賀野さんは、鏡島南の筏で
小鯵数匹とイワシ数匹の釣果。明石市の守田さんは、大毛島よりの筏で
20cm~25cmの鰺を50匹とイワシを200匹。
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(12月2日)中潮
日本では魚離れが続いています。若者に限らず、中高年でも魚の消費が減り、
肉類を好む傾向が強くなっています。水産庁の若手職員が健康面から
魚の消費拡大に乗り出しました。調査結果では、魚そのものを避けて
いるというよりも、家庭での魚の調理離れが魚離れをもたらしているとみます。
若い親が魚のさばき方や料理法を知らず、調理を敬遠しがちなことが、
魚離れの背景にあるとの考えです。そこで水産庁は、くい止め策で
魚を手軽・気軽においしく、水産物を食べること及びそれを可能にする
商品や食べ方を考え、水産物の消費拡大につなげる
ファストフィッシュ作戦という対策をはじめました。
魚の骨なしの加工品など、食べやすい形を工夫。ファストフィッシュの
レシピを募集。外部の識者も加わった、わたしたちの
ファストフィッシュ委員会で優秀作を選び、
水産庁のホームページで紹介。全国の漁業協同組合では、
主に女性たちが中心となり、学校や幼稚園などで出前料理教室を
開くなど、魚食普及活動に取り組んでいます。
魚を食べると、心臓疾患や糖尿病、認知症などの予防効果があり、
魚の脂に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)の不飽和脂肪酸は、乳幼児の神経発達や
生活習慣病の予防に大切な栄養素になり、また集中力の持続にも
効果的なことが分かっています。
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(12月1日)中潮
日本の漁獲量の40パーセントがマイワシと言われていた1980年代から
1990年代は、マイワシの漁獲量が400万トンから2000年代には
10万トンまで激減しました。それに代わって大衆魚の主役はマアジ、
カタクチイワシに移行しました。
漁獲量の多い魚の種類が数十年の周期で入れ替わる現象を魚種交替と
呼んでいます。これは、我が国の漁獲データから調べた結果のことのようです。
例えば、江戸時代のイワシ問屋の台帳を調べたり、
地層から出てくるイワシの鱗を調べたりするとわかるといいます。
海の資源が一定の周期で変動する現象は人類が魚を
乱獲する以前からも起きていたらしい。
魚種交替は、北米のマイワシとカタクチイワシの近縁種や 、
ヨーロッパのニシン類についても知られています。
魚種交替が、なぜ起きるかについては諸説あり、最近では、大規模な
海洋気候の変動(レジームシフトと呼ばれる)との説明が有力のようです。
北太平洋は寒冷な時期と温暖な時期を数十年周期で繰り返しており、
寒冷期には日本近海のマイワシが増え温暖期に入るとマイワシは減って、
他のマサバ 、マアジ、カタクチイワシが増えるそうです。
今年のサヨリもレジームシフトによる魚種交替でなければいいのですが、
釣れ始めるまで不安な気持ちは抑えられません。
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