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2011年1月2月3月4月5月6月7月・8月

月・・・

■・・・赤文字をクリックしていただくと詳しい説明が見られます。


(8月31日)中潮

 大型で強い台風12号は日本の南の海上を西へ進んでいます。太平洋沿岸の広い範囲で
 大しけとなり、その影響でウチノ海は適度な濁りが出て、チヌの喰いは好調です。
 摂津市の伊沢さんは、潮の緩いカセでチヌ4匹。大毛島よりの筏で茨木市の小阪さんは
 チヌ4匹。茨木市の小椋さんは、40cmのチヌ1匹。徳島市の井上さんと
 奈良崎さんは大毛島よりの筏でチヌ9匹。徳島県上板町の山本さんと新開さんは、
 チヌ、小鯵、ヒラメの釣果。徳島県美馬町の長谷さんは、鏡島南の筏で小鯵を
 300匹。神戸市の岡本さんは、鏡島横の筏でチヌ4匹。和泉市の日向さんは、
 サヨリと小鯵の釣果。吹田市の重光さんは、高島よりのカセでチヌ25匹の釣果でした。




(8月30日)大潮

 今もあるのでしょうか。夏休みの友(なつやすみのとも)。夏休みの宿題として
 課される夏休み課題用冊子のことである。毎日1ページをコツコツ続ければ
 簡単に終わるのに子供の頃は、なかなか続かず、この時期になると気持ちは焦り
 白紙のページを埋めていくのに必死でした。夏休みに入った頃は、今年こそ
 早く終わらせ、余裕で二学期を迎えようと考えていたのに、結果は毎年同じことの
 繰り返し。夏休みの宿題もあと僅かになり、余裕で釣りに来られた神戸市の愛川さん
 家族は、サビキで小鯵とイワシを500匹、メバル4匹。娘さんの真央ちゃんと
 真由ちゃんは、ヒラメを狙いましたが、アタリはなかったようです。
 愛媛県川之江市の田村さんは、潮の通る筏で30cm~33cmのサヨリを30匹。




(8月29日)大潮

 日本列島の南に居座る台風の影響で、真夏の暑さが戻ってきました。
 それでも、陸地と比べると筏の上は涼しく、快適に釣れが楽しめます。
 高知市から釣りに来られた田内君は、二度目のチヌ釣りで、堂ノ浦でのチヌ釣りは
 初めてのようでしたが、何とか1匹のチヌを釣ることができたようです。
 徳島市の中川さんと新さんは、潮の緩い筏でチヌ6匹の釣果。
 吉野川市の中村さんは、38cm~42cmのチヌを5匹の釣果でした。




(8月28日)中潮

 日本の遥か南に台風が発生し、そのうねりで鳴門の海は、適度な濁りが
 出ています。この濁りが出るとジギングで釣れる魚は釣れ具合が悪く、反対に餌を
 使い釣るチヌ、真鯛は、良い釣れ具合になります。松阪市の脇谷さんは、チヌ18匹。
 松阪市の桐谷さんは、別の場所でチヌ2匹と小鯛2匹。
 徳島県脇町の近藤さんは、ボラの活性が高まり過ぎ、ボラにチヌが怯えたようで
 チヌは釣れず、小鯛2匹の釣果。寝屋川市の梶原さん夫妻は、チヌ7匹と小鯛1匹。
 小鯵をサビキ仕掛けで釣った徳島県藍住町の井坂さんは、午前中の釣りで13cm
 前後の鯵を100匹。小松島市の宮道さんは、鏡島横の筏で小鯵を50匹。
 高松市の大谷さんは、小鯵を30匹の釣果。三田市の荻野さんと藤野さんは、
 チヌ12匹の釣果。徳島県上勝町の山部さんは、鏡島南の筏で小鯵を200匹の
 釣果でした。




(8月27日)中潮

 日本近海の海水温度は、27℃。これだけの海水温度になると、堂ノ浦のボラも
 チヌ釣りの集魚材に勢いよく群がります。このボラに翻弄されたと云う神戸市の
 松田さんは、25cm~35cmのチヌを8匹。徳島市の凩さんは、大毛島よりの
 筏でチヌ8匹の釣果。徳島県藍住町の福岡さんは、潮の緩いカセで25cm~
 35cmのチヌを15匹の釣果。門真市の粟津さんと川端さんは、潮の早いカセで
 チヌ4匹の釣果。吉野川市の中倉さんは、浅場の筏で25cm~42cmのチヌを
 8匹の釣果でした。




(8月26日)中潮

 「カセ釣り」という語源は、徳島の方言で「小さい」と言う言葉から始まっています。
 チヌのかかり釣りが始まった頃、堂ノ浦の比較的潮の早い海域で30cm前後の
 小チヌがたくさん釣れていました。その小チヌのことを地元では、「かせたチヌ」と
 呼び、その言葉が進化して小舟に乗って釣る釣りをカセ釣りと呼ぶようになりました。
 カセの設置場所は、潮の早い場所で、潮の緩い場所に設置している小舟は、
 伝馬船と呼んでいます。
 がまかつが発売している「カセ筏スペシャル玄凪(くろなぎ)」は、潮の早い
 釣り場を意識してか、穂先に張を持たせています。そうすることにより、
 潮の抵抗で穂先が曲がり過ぎ、魚のアタリがわかり辛くなるのを防いでいるようです。
 また、一般の穂先と比べ、繊細に仕上げているので、魚の小さなアタリをとらえる
 ことができ、この竿を使えば釣りの面白さが倍増します。
 徳島市の山上さんは、潮の通る筏で25cm~28cmのチヌを4匹の釣果。




(8月25日)若潮

 秋雨前線が日本列島を横断し、鳴門地方は、雨の天気でした。
 雨の日は、魚の食欲が増し、釣り餌に反応が良く、釣り人にとってありがたい
 ことですが、狙いの魚以外も食欲が増すようです。
 たとえば、本命はチヌですが、チヌ釣りの属性、ボラもチヌ以上に
 食欲が増すようです。ボラの活性が高くなると、チヌのアタリに似たボラアタリも
 当然多くなります。ボラの活性が高すぎ、チヌが釣りにくかったと云う高松市の
 池内さんは、25cm~40cmのチヌを2匹の釣果でした。




(8月24日)長潮

 チヌの釣れ具合は、悪くないと思います。ただ、小さなアタリがどれだけ
 理解できているかで釣果が決まるようです。
 西ノ宮市の百瀬さんと津田さんは、浅場の筏でチヌを5匹と真鯛1匹。
 川西市の片山さんは、潮の通る筏でチヌ9匹。京都市の坂田さんと大津市の松浦さんは、
 カセでチヌ13匹。神戸市の岡本さんと川畑さんは、鏡島北の筏で25cm~
 41cmのチヌを15匹の釣果でした。




(8月23日)小潮

 チヌ釣りの餌は、シラサエビ、オキアミ、ネリエサ、サナギ、コーン、
 クモガニ、ボケなどで、この時期、一番チヌが興味を示している餌と言えば、
 ネリエサです。このネリエサですが、様々な使い方ができます。
 たとえば、餌取りの小魚が、すぐに餌がなくなりチヌに餌が届かない場合、二つ、
 三つとネリエサを合体させ、大きくして使えば、餌がすぐに無くならずチヌが
 餌に遭遇する率が高まります。また、チヌの食欲がない場合は、ネリエサを
 小さくすれば食欲がないチヌも餌を食べようとします。また、ネリエサにオキアミなど
 違う餌を混ぜ込むと、チヌもそれに興味を示すことがあります。このように、
 色んなことを応用しながら釣りをしていると今まで気づかなかったものが見えてきます。
 徳島市の中川さんが、息子さんと二人で筏に上がりチヌ2匹の釣果。
 島田島沖でツバスが釣れています。小型ですが、超ライトタックルでのぞめば、
 引き味を楽しめるでしょう。




(8月22日)小潮

 今年になり金が高騰しています。
 金の価格が高騰するなか、砂金採りを体験できる山梨県身延町の博物館には、
 夏休み中の家族連れなどが砂金堀に大勢の方達訪れているということです。
 今月19日、東京工業品取引所での先物価格が取引き開始以来、
 1グラム=4500円台になるなど、値上がりが続いています。
 山梨県身延町は、室町時代から江戸時代にかけて採掘が続いた街で、いまでも
 砂金が取れるといいます。「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」には、
 夏休み中の家族連れなどが大勢訪れています。人気を集めているのは、観光用に
 設けられている昔ながらの方法で砂金採りを体験できるコーナーです。
 30分間の有料で採った砂金を持ち帰ることができるという小さな夢を見られる
 イベントです。砂金を探すのに夢中になっている人がいれば、かかり釣りに夢中に
 なっている人もいます。宝塚市の岸本さんは、かかり釣りの面白さがわかった
 ようで、何よりも、この釣りに夢中です。その岸本さんは、浅場の筏で35cmの
 チヌを1匹の釣果でした。




(8月21日)小潮

 第10回正木杯が開催されました。釣りクラブ対抗戦でチヌ釣りを競う正木杯ですが、
 今年は、参加クラブ19チーム、74名で行われました。
 その頂点に立ったのは、澤原勇代表が率いる「堂ノ浦、小チヌ倶楽部」でした。
 小チヌ倶楽部は、堂ノ浦だけをチヌ釣り場として活動している倶楽部で、
 堂ノ浦の状況、釣り場の特異性を把握していたようです。
 準優勝は、岡山の名門倶楽部のチヌぢゃ研、三位は、かかり釣りでトップクラスの
 堂ノ浦、潮游会でした。
 釣れたチヌの匹数は、全体として少なめでしたが、筏カセともに、ムラなく釣れて
 いました。近年、練り餌のアタリが小さくなり、その小さなアタリを合わせて
 いかないとチヌは釣りづらくなっています。上位入賞チームは、そのアタリを
 見逃さなかったようです。




(8月20日)中潮

 山梨県、埼玉県、長野県をそれぞれ流れる川の源流地域となっている県が
 川の環境問題について話し合う会議が山梨市で開かれました。
 招待された大学の客員准教授の「さかなクン」が川の魚が元気でいられるのは
 源流地域の森のおかげだと森の大切さを訴えました。
 また、海の環境を良くするのも豊かな森のおかげです。川の魚、海の魚を
 育てるためにも森を大切にすることが大事です。
 徳島県松茂町の藤田さんは、浅場の筏でチヌを1匹。尼崎市の村井さんと尾関さんは、
 カセでチヌを3匹。吉野川市の中倉さんは、チヌ12匹と真鯛1匹の釣果でした。




(8月19日)中潮

 チヌ釣りの名人、正木義則さんに、かかり釣りの仕掛けで、何が重要かと問うと
 一番に大切なのは穂先の調子だといいます。穂先は、魚の喰いの状況を伝える
 もので、その感度が悪ければ、合わせの行動がとれません。平たく言うと、魚が
 餌を食べている様子が穂先でわかり、且つ、どのような魚が食べているのか
 判断できれば効率よく釣りができます。一般に言われる「ボラのアタリは合わさず、
 チヌのアタリだけをあわせていく。」これは、穂先で魚のアタリを見極める初歩的な
 ことですが、穂先の調子が悪いとボラばかりを合わせてしまいます。
 筏竿を購入する時は、その辺を考えて選ぶことが重要です。
 大阪市の鉄野さんは、初めてのかかり釣りでボラと小鯵の釣果。
 徳島県松茂町の立川さんは、新調した竿の調子が合うのか、連日二桁釣果で、
 放流したチヌも入れたら25cm~40cmのチヌを20匹の釣果。




(8月18日)中潮

 夏の果物と言えば「スイカ」があります。(農林水産省では、メロン、イチゴ、スイカ
 は、果実的野菜と分類しています。)
 スイカは、紀元前5000年に南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも
 栽培が行われていました。10世紀には中国に伝わり、16世紀後半頃に日本に入ってきた
 といいます。
 スイカの見分け方は、果皮に張りがあり、緑と黒のコントラストがハッキリしている
 もので、ツルとは反対側のお尻の薄茶色の部分(果頂部)が小さいものが良い
 スイカといわれます。ツルが茶色くなっているのは収穫してから時間が経ったものです。
 ツルがカットされている場合は、へたの周りが少しへこんでいるものを選びましょう。
 叩いた時に「ボンボン」という響く音がすればシャキッとしていて、
 「ボタボタ」と鈍い音がすれば熟れすぎです。
 さて、スイカの見分け方とボラアタリの見分け方は、どちらが難しいか。
 どちらも馴れでしょうが、スイカは再々買って試すわけにいきませんが、ボラアタリは
 釣りにでれば度々出会えます。それから言うとボラアタリの見分け方がスイカの
 見分け方より易しいことになります。
 吹田市の小泉さんは、鏡島南の筏でチヌ6匹の釣果。
 高松市の諏訪さんは、ボラのアタリとチヌのアタリを見極め、チヌ7匹と真鯛4匹の
 釣果でした。




(8月17日)中潮

 魚をたくさん食べる男性は、魚を好まない男性に比べると、糖尿病になる危険性が
 4分の1程度低くなるという研究結果がでました。東京の国立国際医療研究センター
 の研究班がまとめたもので、全国の45歳から75歳の男女およそ5万人に
 5年間の食生活データをとり、一日に食べる魚介類の量が多い順から4つの
 グループに分け、期間中に糖尿病と診断された人の割合に違いがあるか分析すると
 糖尿病になる危険性は、男性では最も摂取量が多いグループで最も少ないグループの
 0. 73倍と4分の1程度低くなっていました。また、アジやイワシ、サンマなどの
 魚は糖尿病の危険性が特に低いという結果がでたそうです。
 また、女性は魚の摂取量により糖尿病の危険性は変わることが無く、魚も揚げて
 食べた場合は、危険性に変わりがないということです。
 徳島市の森本さんは、カセで25cm~28cmのチヌを、4匹の釣果でした。





(8月16日)大潮

 釣りで、仕掛けを入れるとすぐに魚が食いつき、次々と魚が釣れることを
 「入れ食い」といいます。ダンゴを使う掛り釣りの場合、条件さえ合えばチヌが
 入れ食いになることが多々あります。その条件の一つに集魚があります。
 魚を集めること、それも広範囲に集めるのでなく狭い範囲に魚を多く集めること
 これが大事です。その辺を考えると、釣りのスタイルが自然と決まってきます。
 徳島県松茂町の立川さんは、午前中に真鯛2匹とチヌ7匹。午後から入れ食いに
 なり、本人も数えきれないほど釣れたそうです。東京都世田谷区から鳴門へ
 帰省されている上村さんは、娘さんと二人で筏へ上がり小チヌの釣果。
 大阪市の塩見さんは、学生時代の仲間と筏へ上がりバーベキューと釣りを楽しみ
 ボラと小鯵の釣果でした。




(8月15日)大潮

 イタリア人は海好き、バカンス好きと云うことを聞いたことがあります。
 8月に入るとミラノにはイタリア人がいなくなると云います。街に出ても
 外国人ばかり、特にミラノの人は必ず長期休暇をとり、海に出かける
 のです。海は解放感があり、そこで長期休暇を過ごせば、良いリフレッシュに
 なります。その点からいうと鳴門の筏も、良いリフレッシュになります。
 筏の上は浜風が吹き抜け涼しく、デッキチェアーに座り、海を眺め、ハンモックに
 寝ころんで昼寝をすれば気分よく過ごせます。当然、釣りも良いでしょう。
 釣った魚を調理し、それを肴にビールでも飲めば、気分はイタリア人です。
 二日間の休暇を取って釣りに来られた、大阪市の東野さんは、ご夫妻でチヌを
 狙い良型のチヌを1匹。初めてチヌ釣りに挑戦した徳島市の松本あやかちゃんは、
 チヌではなくチャリコだけの釣果。同行していたお父さんは、小鯵と
 ヒラメの釣果。高松市の柴田さんは、良型チヌ1匹の釣果。
 明石市の和田さんと箕浦さんは、28cm~40cmのチヌを13匹の釣果でした。





(8月14日)大潮

 早いもので帰省が始まったかと思えば、すぐにUターンラッシュです。
 お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンが始まり、高速道路の上りは、
 ところによって夜に入って40キロを超える激しい渋滞となっています。
 高松市の島村さんは、お盆休みで帰省している、家族と釣りに来られて、小鯵を
 100匹の釣果。交野市の西村さんと佐藤さん、森島さんは、どのような釣りでも
 楽しむようで、迫力のあるワニ釣りから繊細なチヌのかかり釣りまで、まさに、
 根っからの釣り好きです。その釣り好き三人は、小チヌ3匹の釣果。
 神戸市西区の福井さんと奈良市の山本さんは、掛けても、掛けてもチヌでなく
 ボラばかり、チヌは釣れなかったものの、ボラの釣果は二桁釣果でした。
 神戸市の長浜さん夫妻は、ウチノ海中ほどにある筏で小チヌ1匹と良型チヌ1匹。




(8月13日)大潮

 お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが続きます。
 日本道路交通情報センターによりますと、各地の高速道路は13日早朝から下りの
 混雑が始まったということです。
 筏は、行楽と帰省の釣り人でにぎわいました。
 春日井市から、帰省している坂井さんは、小鯵をサビキで釣り、小鯵150匹の
 釣果。神戸市の中広さんは、仕事仲間数人と筏でチヌを狙いましたが、ボラばかりの
 釣果。姫路市の田川さんは浅場の筏でチヌ1匹。
 神戸市の大川さんと安藤さんは、筏で小チヌ4匹。初めてチヌ釣りを試みた川西市の
 加藤さんは、浅場の筏でチヌ3匹。
 大阪市の落合さんは、大毛島よりの筏で小鯵を100匹。神戸市の上西園さんは、
 家族四人でチヌと小鯵の釣果。徳島県石井町の寺沢さんは、潮の通る筏でチヌ8匹。
 神戸市の川畑さんは、ボラに遊ばれたようでチヌの姿は見えず。高松市の湯浅さんは、
 鏡島横の筏でチヌを狙いましたが、思惑どおりにいかなかったようでチヌは無し。
 大阪市の森井さんは大毛島よりの筏で40cm級のチヌを1匹。
 東かがわ市の森さんは、息子さんと二人で筏へ上がり小チヌ2匹。
 徳島市の松本あやかちゃんは、大毛島よりの筏で小鯵を50匹の釣果でした。




(8月12日)中潮

 大型サヨリが、筏の廻りで回遊しています。ただ、撒き餌に集まっても、刺し餌に
 興味がないようで釣り人にとって厄介な状況です。サヨリを狙った大阪市の
 木村さんは、サヨリ4匹の釣果。東京都から帰省して釣りに来られた岸本さんは、
 家族でサビキ釣りを楽しみ小鯵60匹の釣果。徳島県石井町の寺沢さんは、
 20cm~40cmのチヌを8匹。神戸市のマサイさんは、ボラの活性を高め過ぎ
 チヌとボラのアタリの区別がつかなくなったようで、小チヌ1匹の釣果。
 高松市の中村さんは、シンプルな配合餌でチヌを集め25cm~42cmのチヌを
 10匹の釣果でした。




(8月11日)中潮

 国内で消費される食料のうち、どれだけを国産でまかなったかを示す食料自給率は、
 39%となり、4年ぶりに40%を下回ったという調査結果が発表されました。
 そこで、筏の上でバーベキューをした場合、食材の一部を釣りで確保しるとしたら
 何%の自給率になるかを考えたら日本の自給率40%にはとどかないでしょう。
 やはり筏のバーベキューはじゅうぶんに食材を持ちこむことを薦めます。
 徳島市の菅村さんは、家族三人で小鯵を釣りながらバーベキューを楽しみ
 夕方まで楽しく過ごせたようです。神戸市北区の川上さんは、筏に上がり家族で
 小鯵釣りを楽しまれたようで、それなりに満足できたようです。
 神戸市の生田さんは、気に合う仲間と筏に上がり、チヌ1匹と小鯵数十匹。
 大阪市の岸本さんは、チヌ2匹の釣果。大阪市の塩見さんは、チヌ釣りをはじめて
 チヌらしいチヌを釣ったのは、これが最初のようで38cmと40cmのチヌ1匹と
 付録のようなマダコが1匹。
 ジギングで真鯛を狙った西ノ宮市の須佐さんは、真鯛が釣れず鯖だけの釣果でした。




(8月10日)若潮

 陸地は、この夏一番の暑さでしたが、洋上は、暑さを感じることなく
 終日釣りを楽しめました。
 五目釣りでは、豊中市の秋田さんが鏡島横の筏で12cm前後の小鯵を
 100匹。神戸市の広瀬さんと向井さんは、カセで25cm~42cmのチヌを
 8匹の釣果。鳴門沖のジギングですが、ベイトとなるイワシの姿がなく
 ジグにも反応しません。大鯖のナブラは、見えるのですが、釣果はふるわずの
 状況でした。




(8月9日)長潮

 外国為替市場は、深刻な財政悪化に直面するアメリカのドルや
 ヨーロッパの通貨ユーロを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、
 1ドル=77円を突破する手前まで値上がりしました。その後の海外市場でも
 円高の流れは変わらず、東京市場の午後5時時点では、1ドル=77円30銭~31銭
 で取引が終了しました。円高になると海外で売る商品の値段が安くなりますが、
 輸出している企業の業績は落ちます。売り上げが落ちると、国内の投資分の
 回収が長引くし、企業も株価が下がり、再投資も控え悪循環に陥ります。
 チヌ釣りと円高に因果関係は、あまりないようですが、輸出入に関わっている
 釣り人も少なくないようです。大阪市の塩見さんは、潮の通る筏で小チヌの釣果。
 高松市の合田さんは、25cm~30cmのチヌを10匹。吹田市の重光さんは、
 25cm~40cmのチヌを10匹の釣果でした。




(8月8日)小潮

 1659年、三重県篠原村の弥兵衛という青年が東京に「鍵屋」という花火会社を
 創設しました。葦の管に火薬をつめた花火を作り、それが大評判となったと云います。
 徳川政府は、花火禁止例もこのころになると緩み、東京の豪商達は争って
 鍵屋に花火を打ち揚げさせた。1808年ごろ鍵屋に清七という腕の良い番頭がおり、
 鍵屋から暖簾をわけてもらい、両国吉川町に「玉屋」という別会社を興し、
 玉屋市弥兵衛という社名をつけた。それ以来、大川橋の川開きは「鍵屋」「玉屋」時代を
 迎える。ところが、1843年、玉屋は火災をおこし東京追放となり、玉屋は一代かぎりで
 会社は倒産しました。鳴門の花火は、大きな規模でありませんが、夏の恒例行事として
 8月7日に4500発の花火が打ち上げられました。この花火を境に鳴門は
 過ごしやすい涼しい気候にかわります。
 堂ノ浦の海は、涼しさを感じ始めたらチヌの数釣り、サヨリ、小鯵釣りの季節で、
 家族で楽しめる季節になります。魚を釣りながら筏の上でバーベキューなどを
 楽しむのも良いでしょう。
 徳島市の高橋さんは、オキアミを餌にしたウキ釣りで真鯛を2匹。
 三田市の藤野さんは、筏で小鯛を二人で2匹。徳島市の中川さんは、チヌ3匹の
 釣果。鳥取から来られた渡瀬さんは、大型の魚が掛ったそうですが、切られてしまい
 小チヌ3匹の釣果。




(8月7日)小潮

 海には、釣りの神様がいます。海のどの辺に居るのかわかりませんが、
 釣り人の態度で魚の釣れ具合を神様が決めると云います。
 嘘のような話しですが、本当の話しです。神戸市のマサイさんは、それを信じて
 釣りに出かけているそうです。
 神様がいるかいないかは、あなたの勝手ですが、そういう神様が居ても
 いいのかもしれません。
 釣れないで終わった時は、本人の腕が悪いのでなく、釣りの神様の気まぐれだと
 思えば、それも面白いでしょう。前回、良い釣れ具合だったので今回も釣れると
 予想していたマサイさんですが、今回は全く違うパターンがきたようで小チヌ1匹の
 釣果。これも神様が与えた試練だそうです。
 吉野川市の中倉さんは、ボラと格闘したあと、チヌ数匹の釣果。
 高松市の柴田さんは、思惑どおりチヌが釣れず小チヌ1匹の釣果。
 門真市の土器屋さんと柴田さんは、チヌ6匹と真鯛1匹。寝屋川市の井上さんは、
 25cm~43cmのチヌを16匹の釣果。小鯵を狙った徳島市の橋本さんと
 井村さんは、二人で小鯵を160匹の釣果でした。




(8月6日)小潮

 釣り人は、少なめでした。チヌの釣れ具合は、潮の濁り具合で差がでたようです。
 大毛島奥の筏は、潮が澄み、何のアタリも無かったようでしたが、それ以外の
 筏はチヌのアタリも多く、それぞれに釣りを楽しんでいました。また、ボラに翻弄された
 人も数多くいたようです。神戸市の福井さんと松本さんは、掛けても、掛けても
 ボラばかりで本命のチヌは21匹と真鯛1匹の釣れよう。大阪市の北城戸さんは
 ボラばかりで小鯛1匹。
 徳島県松茂町の立川さんは、筏でチヌ2匹。西ノ宮市の百瀬さんは、チヌ6匹の釣果。
 徳島市の西村さんと木村さんは、チヌ4匹と真鯛1匹。枚方市の大野さんは、
 チヌ4匹と真鯛1匹の釣果。神戸市の吉村さんは、小鯵狙いで12cm前後の
 小鯵を200匹の釣果でした。



(8月5日)中潮

 台風も直接きたら、厄介ですが、少し離れて通ると魚の喰いは良くなり、釣り人に
 とって有難いものです。
 初めて筏でチヌのかかり釣りを経験した徳島市津田町の浜田さんは、浅場の筏で
 小鯛1匹と小チヌ2匹。これだけ集中する釣りと思っていなかったようで、
 この集中が、この釣りの面白さだと感じていたようです。
 徳島市の山上さんと嘉代さんは、大毛島よりの筏でチヌ3匹の釣果。
 適度なボラがいて良い雰囲気だったという西ノ宮市の小山さんと松田さんは、
 25cm~42cmのチヌを24匹の釣果でした。



(8月4日)中潮

 チヌの喰いが上昇中です。紀伊水道側から程よい濁りが入り、チヌの喰い気を
 高めています。吹田市の神尾さんは、カセで良型チヌを1匹とチャリコ数匹。
 同行の広瀬さんは、チヌ12匹の釣果。大阪市平野区の外山さんは、
 25cm~43cmのチヌを16匹の釣果でした。先週は、一時的に喰いが
 落ちたチヌですが、再び喰いが上昇し、良い感じの雰囲気になってきました。




(8月3日)中潮

 小鯵釣りですが、タナで言うと5~7ヒロぐらいある筏がよく、周辺に岩場がある
 場所が鯵の居つきが良く安定して釣れます。今釣れている小鯵の大きさは
 12cm前後のもので、南蛮漬けに手ごろな大きさです。また、小鯵だけを
 狙うのでなく、小鯵を餌にしてヒラメを狙うのも良いでしょう。元々、湾内は
 ヒラメが多く生息している海域で、狙えば高い確率で釣れる魚です。
 徳島県石井町の加藤さんは、大毛島よりの筏で12cm前後の小鯵を500匹。
 チヌを専門に狙った神戸市の岡本さんは、大毛島よりの筏で25cm~47cmの
 チヌを5匹の釣果でした。




(8月2日)中潮

 一般にタイといえば、真鯛のことを指します。
 真鯛は、スズキ目・タイ科・マダイ亜科に分類されます。美しい赤い体色に
 鮮やかな青い斑点がある綺麗な魚です。
 浅い海域なら10mから水深200mの深場にも生息し、主にエビ、カニ類を
 食し、季節によるとイカ、イワシなども食します。
 真鯛の赤い体色の秘密はこの食生活にあると云います。主食となるエビ・カニ類の
 持つ色素がその赤色の素と云われ、食生活や住環境によっても微妙に
 色彩、身質や味が異なります。そのため、漁獲地によって価格差が出ます。
 世界3大潮流で知られている鳴門海峡周辺の海域で獲れる「鳴門鯛」は絶品で
 関西の市場では、明石で獲れる真鯛より高値で取引されています。
 その高価な真鯛が、ジギングとカブラ仕掛けで釣れています。
 高松市の中村さんは、親子で良型真鯛と鯖、西ノ宮市の須佐さんも真鯛と鯖の
 釣果。70cmクラスのサゴシも水面まで上げたのですが、掛りが弱かったのか
 外れてしまいました。
 ウチノ海のカセ、筏も順調にチヌが釣れ、徳島市の森本さんがチヌ5匹と真鯛2匹。
 堺市から家族で釣りに来られた森本さんは、小鯵を500匹。サビキ仕掛けに
 ヒラメが掛ったそうですが、取り込むことができなかったようです。
 高松市の中村さんは、ジギングの後、カセでチヌを狙いチヌ4匹の釣果。
 南淡路市の中尾さんは、25cm~43cmのチヌを9匹の釣果でした。



 
(8月1日)大潮

 徳島と言えば、何と言っても「阿波おどり」。400年の歴史をもつ庶民のお祭りは、
 8月のお盆の時期に県内一帯で行われ、特に徳島市内の阿波おどりは全国各地から
 約130万人の人出でにぎわいます。その阿波踊りの先頭をきって開催されるのが
 鳴門の阿波踊りで、今年は、8月9日から8月11日にかけて行われます。
 釣りの帰りに、阿波踊りを見て、徳島ラーメンか讃岐うどんでも食べて、
 涼しくなって帰るのも良いでしょう。
 
 
     

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