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4月・・・ |
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(4月30日)中潮
チヌ、真鯛、鱸が湾内に入ってきたようです。チヌは、本格的な喰いに入って
いませんが、きょう釣れなくても明日に大釣りすることは、よくあることです。
それを夢見て誰もが釣りに訪れます。高松市の諏訪さんと関守さんは、大チヌを
夢見て浅場の筏に上がりましたが、ウミタナゴのアタリだけで、それから前に
進まなかったようです。筏へ上がって釣りをする。これは当然のことですが、
そうでない人達もいます。大阪市の野々村さんは、筏の上でバーベキューが主役で
釣りは脇役。その野々村さんは、フグだけの釣果。大阪市の福井さんと杉山さんは、
メバル10匹とハネ1匹。大東市の北村さんは、20cm~33cmのカレイを
8匹の釣果。神戸市の福井さんは、良型のカレイを2匹。同行の松本さんは、
53cmの真鯛と48cmのハネの釣果でした。
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(4月29日)中潮
大型連休がはじまりました。行楽地に向かう人、故郷へ向かう人で高速道路は
混雑気味ですが、遠出の旅行は控えているようです。チヌが本格的に釣れていないので
釣り人も少なめでした。枚方市の一法さんは、釣り仲間数人で筏へ上がり
メバル数匹と小さい、小さいカレイ2匹と良型のカレイ1匹。寝屋川市の井上さんは、
大型のサヨリを5匹。徳島市の岡さんと松野さんは、大型のサヨリを十数匹。
尼崎市の高橋さんと大阪市の吉村さんは、本来チヌ狙いでしたが、カレイ2匹の釣果。
大阪の神田さんは、家族で筏に上がり、カレイ1匹の釣果。
高松市の柴田さんは、大毛島よりの筏でアイナメ1匹とメバル8匹の釣果。
5月2日、3日、4日とテレビの撮影が入っているので、その下調べに訪れた
徳島の正木さんは、アタリが少ないチヌですが、少ないアタリを見つけ出し、
40cmのチヌを1匹の釣果でした。
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(4月28日)若潮
今シーズン初のチヌが釣れました。餌は、ボケ。それもじゅうぶんに食わし込まないと
ハリに掛らない様子です。
先日、チヌらしき魚を掛け、二度取り逃がした徳島の正木義則さんは、再度チヌに
挑み、前回のリベンジを果たしました。
筏に上がるだけで、チヌの雰囲気を感じるようになってきました。ただ、この時期の
チヌは、わずかな時合いしかなく、それを逃さないようにしないとチヌに
回り逢えません。正木義則さんが言うには、「じっくり、食わし込むことが大事」と
いいます。この連休からチヌが面白くなりそうです。
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(4月27日)長潮
大型連休が近づいていますが、今年は休日が連続しているので、釣り人も分散化し
込み合うことがないようです。
この連休に狙う魚は、チヌ、サヨリ、カレイ、ハネ、メバルなどがお薦めです。
また、マイワシの産卵時期になりました。サビキ仕掛けで丸々したマイワシを
狙うのもいいかもしれません。
四国の上空を低気圧が通過し、昼前から雨が降り始めました。
雨風が強くなり、釣りを楽しむ天気でなかったようです。
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4月26日(小潮)
チヌの気配が出てきたようです。
場所によってそれぞれ状況は違いますが、確かにチヌの気配を感じるところがあります。
徳島の井上 さんは、高島よりのカセでチヌを狙いましたが、アタリはフグばかりだそうで、
チヌのアタリは見あたらなかったそうです。
西宮市の福田さんは、潮の早いカセに上がりましたが、何度、打ち返しても海タナゴの
アタリばかりで チヌは釣れず、自らをタナゴクラブと名づけるありさま。連休が近づいても
チヌのアタリが見つかりませんが、徳島の正木義則さんは、
オキアミを餌にて中層から落とし込んでみたら、チヌらしき
魚が掛かったそうですが、途中はずれてしまったそうです。また、底でも一度大きな魚が
掛かったそう ですが、一気に
走られラインが切れたそうです。本人のコメントでは、
良型の真鯛だと感じたそうです。
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4月25日(小潮)
イカナゴを餌にして真鯛を釣る「イカナゴの撒き釣り」が終盤に入ったようです。
釣れる魚で終盤がわかるようです。
何を目安にするか、まず、釣れる魚の大きさが全般に小さくなります。
釣れる魚の数が少なくなります。極めつけは、
乗っ込んできたチヌが釣れると、真鯛の撒き釣りは、終盤が近づいている証です。
反対に鳴門海峡周辺の撒き釣りでチヌが釣れると堂ノ浦のチヌ釣りが本番を迎えます。
三田市の白方さん、魚谷さん、樋口さんら三人は鳴門大橋近くの海域で
真鯛とメバルを狙いメバル50匹と真鯛10匹。
真鯛の食いが芳しくなく本来の釣れ具合と比べると一割の
釣果でした。徳島市の中川さんは、昼から真鯛釣りに出かけ
35cm~60cmの真鯛を20匹の釣果。
チヌをかかり釣りで狙った神戸市の川畑さんは、海タナゴの
アタリはあったそうですが、本命のチヌアタリはなかったそうです。
内の海中央付近の筏でサヨリを狙った徳島市の高橋さん夫妻は、大型のサヨリを30匹。
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4月24日(小潮)
チヌ釣りを楽しむ人が増えてきました。神戸市の野口さんと
有田さんは、潮の通るカセに上がり終日チヌを狙いました。アタリは、少ないようでしたが、
餌取りの小魚は多少いるようで本番もそう遠くないようです。
高島よりのカセでチヌを狙った神戸市の
澤原さんと岩崎さんは、カレイ1匹とチヌの仕掛けに掛かった白キスに
超大型のヒラメが喰いつき、水面まで上げてきたそうですが、
網ですくう時に逃げられたそうです。
大阪市の藤本さんは、メバル8匹の釣果。芦屋市の橋本さんは、
昼過ぎまで釣ってサヨリ数匹の釣果。徳島市の斉藤さんは、小型のカレイを2匹。
川之江市の田村さんは、大型サヨリ10匹。大阪市の滝本さんは、筏に上がり大型サヨリを
25匹の釣果でした。
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4月23日(中潮)
サヨリの産卵時期が近づき、堂ノ浦の海にサヨリが帰ってきたようです。
産卵前とあってよく太ったもの ばかりで、釣り人を喜ばせています。
朝から雨と風で誰もが尻ごみする天気でしたが、山元八郎名人と岡さんは
二人で筏に上がり25cm~35cmのサヨリを96匹。
このサヨリを釣るには、集中力と仕掛けに工夫が必要なのと、撒き餌を上手に入れなければ
ならないそうです。
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(4月21日)中潮
森と海は、密接な関係があるといわれます。ブナ、ナラなどの広葉樹林が生育している
森は、その木々からなる微生物などで栄養が豊かに育まれているといいます。
その栄養分が河川へて海に流れ込み、植物性プランクトンなどの栄養になり
それを海洋生物が摂取することで海全体の生物が潤うといいます。
それをわかっていた漁師は、昔から「魚つき林」といって森の木々を大切に
していたといいます。海にかかわるものは、そのような事を考えながら生活を
していますが、近年、海のことを無視して無秩序、無計画に森林伐採、レジャー施設の
建設にはしる傾向にあるようです。これからは、自然と共生することも考えて
もらいたいものです。自然のなかで遊ぶのが好きそうな高松市の中村さんの釣果は
カレイ2匹と白キス10匹、小鯛、チャリコ、ウミタナゴ数匹。
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(4月20日)中潮
魚の側線。多くの魚は、嵐や地震を察知する機能があるといいます。
こうした超能力的な機能を働かせ、安全な場所に移動することで身を守ることが
できるそうです。その機能に側線が大きな役割をしていると云います。
側線は、体の側面に頭部から尾びれについている線のことで、この線で水中の
振動をとらえたり、水圧や水温の変化にも反応すると云います。何らかの原因で
両目を失った魚でも自由に泳ぐことができるということも聞いたことがあります。
この度起きた大津波もチヌに限らず、サヨリ、イワシなども予想していたかも
しれません。
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(4月19日)中潮
釣りの楽しみは、引き味を楽しむこと、魚が釣れるまでのかけ引きなど、人によって
様々ですが、釣った魚を食べると云う楽しみもあります。
持ち帰る魚を、いかに良い状態に処理するかで、魚の美味しさが変わってきます。
魚のうまみは、魚の体内にあるアデノシン三リン酸がイノシン酸などの物質に
分解されることで生まれると云われています。釣りあげた魚が暴れると
アデノシン三リン酸が消費され味は劣化していきます。それを防ぐのが
野締め、活け締め、氷締め、神経締めという方法です。野締め、活き締めは
背骨を切断して魚の体内から血を抜き取り、後は海水の中に氷を入れ、その中に
魚を入れておくと鮮度を保ったまま持ち帰ることができます。
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(4月18日)中潮
釣りで言う「時合い」とは、魚の喰いが高まる頃合いをいいます。
魚釣りで、いくら良い条件でも、朝から晩まで釣れ続くことはなく、必ず釣れる周期と
釣れない周期が訪れます。朝から昼を過ぎても、何らアタリも無かったのに突然
アタリが出はじめることは多々あります。しかし、気をつけていると前ぶれが
必ずあります。今まで早かった潮が緩んだり、今まで穏やかだった海が少し
波立ってきたときなど、環境の条件が変わることにより時合いが訪れます。
釣り人は、その時合いを見逃さないよう釣りをすることが大事です。
終日、チヌを狙ってカセで釣りをした播州ボラ釣り会の森本さんと、本岡さんは
何度か時合いが訪れたようですが、本命のチヌは釣れず、60cmのハネを1匹と
タナゴ、ナマコの釣果。
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(4月17日)中潮
魚の長さの測り方は、いくつか通りがあります。口の端から体軸にそわせて
尾びれのすぼめた端までを測ったものを全長と呼びます。尾びれの切れ込みまでを
測ったものを叉長。尾びれを支えている下尾骨の端までを標準体長。また、魚拓に
取って、その魚拓の端から端まで測ったものを拓寸と呼び、実寸と比べ大きな誤差が
あります。魚は、釣りあげた直ぐと時間が経過して測るのでは大きな開きが
あるので釣りあげた直ぐに現場で測ることを薦めます。
大阪市の松井さんは、鏡島北の筏で35cmのアイナメ1匹とメバル数匹の釣果。
徳島市の坂口さんは、大型のサヨリを狙いましたが、思惑どおりにいかず
サヨリ数匹の釣果。芦屋市の橋本さんも、大型のサヨリを数匹の釣果でした。
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(4月16日)中潮
大型サヨリが釣れていました。
サヨリも産卵が近づき、いくらかの群れが入ってきたようです。それも大型のサヨリ
ばかりで体型も丸々太っていました。
ただ、神経質なようで繊細な仕掛けでないと釣れないようです。
釣り名人の山元八郎さんと、岡さんは、筏で30cm~35cmのサヨリを47匹。
チヌをカセで狙った和歌山市の山田さんは、餌取りのアタリはあったそうですが、
本命のチヌアタリは、無かったようです。
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(4月15日)中潮
まもなく湾内に入ってくるチヌを、ウキ釣りで狙う場合、どの層を釣るかが問題に
なります。ポイントを 探す場合、まずは平面的に探します。次に海中を断面的に
探して魚の遊泳層をみつけます。一般に言われる「タナ」です。
魚のタナは、季節、水温、潮流、時間、餌、潮色などで変わります。
その層をみつけるのが、難しいのですが、まずは一番底から始め、餌取りの小魚を
探します。小魚の遊泳層がチヌの遊泳層と考えるのが一般的です。この時期は、
水温も低いので小魚も少なく、刺し餌が残ることが多いのですが、我慢強く釣りを
続けることが必要です。また、平面的に考えると、潮に仕掛けをのせて流して
いくのですが、これも小魚がいる場所を探し、そこがポイントになります。
撒き餌を切らさず入れ続け、タナをこまめに変え、我慢強く釣れば必ず大型のチヌが
釣れるはずです。
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(4月14日)中潮
元々カステラはポルトガルから伝わった洋菓子で、江戸時代に日本に持ち込まれ
幾多の改造をくわえて現代の形になりました。元々ポルトガルにはカステラという
お菓子はなく、カステラの原型は、今のカステラとまったく製法が違うと云います。
日本で独自に発展した洋菓子。日本におけるカステラは長崎が本場とされており、
その「長崎カステラ」と呼ばれるものは、長崎県長崎市の福砂屋を元祖とし、
「カステラ本家」を商標登録しています。
福砂屋のカステラは創業以来手作業による製造を行い、添加物を使用せずに
生成している。出来上がったカステラは底に角の取れた粗目(ザラメ)糖があり、
食べるときに独特の食感を生み出している。長崎カステラといえば、文明堂が
有名になっているが、本場の長崎では、ザラメ入りでしっとりとした
福砂屋のカステラを食べるのが、通とされている。
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(4月13日)中潮
魚はハリスの太さがわかるのでしょうか?
釣り人のあいだでラインの太さを細いのに変える時、ラインを落とすといいます。
魚の喰いが悪い時、糸を細いのに変えれば魚の喰いが良くなると考えるからです。
ラインを細くすると、切られやすくなり掛った魚を逃がしてしまう率が高まります。
もし、魚がラインの太さを見分けられなかったら、その必要はありません。
そこで、それを研究した方がいました。広島大学の準教授、海野さんは、
クロダイを使って研究したところ、2号と1.5号の太さでは認識可能な距離が2cm
短縮できるといいます。警戒心の強いクロダイは、2cmの差で餌を口にしないと
いいます。また、魚の側線機能でラインを感じ取り危険度を認識しているといいます。
また、鳴門のように潮の早い釣り場では、ラインに潮が当たり、その抵抗で
仕掛けの動きが不自然になり魚に警戒心を与えると思われます。
今年、最初のチヌを釣ろうと浅場の筏に上がった神戸市須磨区の川畑さんは、
チヌのアタリは無く27cmのカレイを1匹。
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(4月12日)中潮
動物界は弱肉強食の世界です。海の魚も当然でマグロ、ヒラマサなどの魚食魚が
頂点に立ち、イワシ、鯵、サンマなど小魚を追いかけ外洋を回遊しています。
堂ノ浦の海でよく見かけるススキも魚食魚ですが、遊泳力がマグロなどの青物と比べ
劣るので夜にハンティングすることが多いようです。
野生のライオンが、何日も何十日も餌にありつけないように魚も自由に餌を食べられる
わけではありません。その点、ウチノ海のような環境は、常に釣り人が餌を
与えてくれるので魚も食の面では恵まれています。ただ、飼いならされた餌に
反応し釣り人の餌食になることは多々あります。大阪市の竹内さんは、
浅場の筏で25cm~35cmのカレイを3匹。
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(4月11日)中潮
鳴門地方では桜の開花は、4月上旬ですが、年によっては若干前後します。
桜は、わずか10日間ほどで散っていく儚さが日本人の心に合うのか、日本人にとって
桜の花は重要なものになっています。
関西で花見と言えば大阪の造幣局の桜ですが、今年も14日から始まるようです。
今年は通り抜け128周年目にちなんで128品種の八重桜がそろい、観光客の目を
楽しませてくれることでしょう。
今年は電力節減のため、通り抜け会場内の夜間のライトアップは中止となり、
午後5時で閉門となる。時間がある方は、一度見に行ってはいかがでしょう。
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(4月10日)中潮
カレイは寒い時に釣れると思っている方が多いということです。
夏か冬かと聞かれると確かに夏場にカレイは釣れませんが、暖かくなり桜の花が散り、
藤の花が咲くころ、数が釣れます。花見カレイがそれにあたります。
大阪市の山根さんは、養殖イケス横の筏でカレイ3匹。宝塚市の冨田さんと三木さんは
小型のカレイから35cmのカレイを5匹。高松市の岡さんは、カレイ仕掛けに
50cmのハネ1匹。徳島市の榎本さんは、カセで大型のサヨリを10匹の釣果。
摂津市の林さんと日下部さんは、良型カレイをそれぞれ1匹。三田市の才ノ元さんは
メバルとアイナメ、ガシラの釣果でした。
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(4月9日)中潮
徳島県貞光町で育ち、幼少期は貞光川で釣りをしていた。その後、「徳島つろう会」に
入会し、徳島県釣り連盟八代目名人位を獲得。
1989年には全日本グレ釣り王座決定戦で優勝。同年に行われた全日本ハエ釣り
王座決定戦で優勝。1992年には全日本グレ釣りトーナメント、全日本アユ釣り
王座決定戦などの大会で優勝する。数多くのタイトルを獲得している。
その山元八郎さんが、今シーズン絶不調のサヨリ釣りに臨みカセに上がりました。
海釣りの場合、海は刻一刻と変化しています。潮の流れ、方向、スピード、
何一つとして状況は同じでありません。特に鳴門の潮筋は顕著に現れます。
その状況に合わせた釣りをすることは、当然ですが、もうひとつ大事なことは
釣れなくても釣れると信じて釣りをすることだと云います。信じて撒き餌を
入れ続ければ釣れるといいます。その山元八郎さんは、誰もが苦戦していたなか
大型のサヨリをものにしていました。
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(4月8日)中潮
3月中旬から4月にかけて、四国沖にイワシを追って鰹が回遊してきます。
鰹は、スズキ目サバ科スマ属に属する回遊魚で、ソウダ節の原料になるソウダガツオ、
大型のハガツオ属のハガツオなどがいます。ソウダガツオにはヒラソウダと
マルソウダの二種があり、ヒラソウダは刺し身で食べられますが、マルソウダは
血合いが多くて刺身には向かず、もっぱらソウダ節に加工される。
カツオは、これらの仲間と区別化するのにホンガツオと呼ばれています。
この時期、日本沿岸では多くの魚の移動がはじまります。鳴門のチヌも同様で
産卵のため穏やかな海をめざし移動がはじまります。釣り人の間で言われる
「チヌの乗っ込み」です。乗っ込み期のチヌは大型が多く、記録的な大きなチヌも
この時期に釣れることが多いようです。チヌ釣りを始めて未だに大型チヌを釣りあげた
経験の無い方は、この時期の釣行をお薦めします。
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(4月7日)中潮
筏のカレイ釣りに使う竿は、あまり長いものはいりません。限られた空間なので
2m前後の竿でじゅうぶんです。オモリの大きさも20号ぐらいまでなので
その重さに耐えられる硬さの竿を選びます。毎年一回、筏に釣りに来ると云う
岐阜市の後藤さんは、鏡島北の筏で35cmと36cmのカレイを2匹。
カレイ釣りも、チヌ釣りのように煙幕で寄せると云う説があります。
仕掛けを投入した後、その場所で仕掛けを止めていることなく、定期的に
仕掛けを動かしポイントを変えていく、その時仕掛けを動かすことにより
煙幕があがりカレイの興味を引くといいます。
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(4月6日)中潮
チヌかかり釣りの魅力といえば繊細な仕掛けで、40cm級または、50級の
チヌが釣れるという面白さの他に、小さな、小さなアタリを穂先で捕らえ、海中のチヌの
様子を穂先で感じながら掛けあわせる面白さがあります。この釣りをはじめると
誰もがこの繊細な釣りに夢中になります。近年、餌無しで魚を釣るルアーなどに
人気が高まっていますが、それとは比較にならない魅力があります。
以前、バスプロの下野正希さんがこう言いました。淡水のブラックバスと違い
海のルアーは、そこに魚がいるかいないかが前提になり、チヌのかかり釣りは、
いかに喰わすかが問題になるといいます。確かに春から晩秋にかけて筏カセにチヌが
居ないことは無く、釣果は、釣り人の技量に左右されるということを言われました。
徳島市の小泉さんは、少し時期が早いと云いながらチヌを狙ってカセに
上がりましたが、フグとウミタナゴそれに良型のカレイの釣果でした。
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(4月5日)中潮
関東東北の海は最悪の状況になりました。福島第一原子力発電所の事故で東京電力は
放射性物質に汚染された水を海に放出する作業を始めたといいます。
漁業が盛んな福島県いわき市の漁業関係者からは不安や戸惑いの声が出ています。
同じ海に携わるものにとって人ごととは思えない気持ちです。一日も早く
良い方向へ向かうようになってもらいたいものです。
大阪市の松浦さんは、鏡島南の筏で25cmと28cmのカレイを2匹。
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(4月4日)中潮
寒くて、狙いの魚が少ない冬が終わり、釣りシーズンが近づいてきました。
鳴門の海は、イカナゴ漁がはじまり、それを餌にして真鯛、メバルが釣れ盛って
います。堂ノ浦の海でも、まもなく大型のチヌが釣れ始め、筏カセはチヌ狙いの
釣り人で賑わいます。今年は、多くの人にチヌ釣りの面白さを知ってもらおうと
レンタル用の道具を整備しました。チヌ釣りに興味がある方は、是非ご連絡ください。
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(4月3日)中潮
自然ライラーの日常、B級田園生活日記というブログを千葉県在住の
「かくまつとむさん」という方が書いているグログを見つけました。
そのなかに「かっぱ」を釣るための仕掛けというものがあって、その話が
ほのぼのとして読む側の心をひきつけるものがあります。「かっぱ」を釣るには
しっかりした道具を用意しなければならないそうで、竿は大きな鯉でも引き抜けそうな
太い竹竿で道糸は荷造り紐。餌はキューリ。ハリを付けると「かっぱ」が傷つくから
ハリは使わないそうで、また、「かっぱ」は静かにしていないと釣れないといいます。
最後に「かっぱ」を釣るにはキューリよりピーマンが良いそうです。何故、餌は
ピーマンでしょうか。カレイ釣りの餌に、ピーマンと言えばブーイングが起こります。
でも、「かっぱ」釣りなら、餌はピーマンといっても許されるようです。
守口市の神戸さんは、親子でカレイを狙いましたが、カレイに出会わなかったようで
アイナメ1匹の釣果。八尾市の藤井さんは、養殖イケス横の筏で良型のカレイを
8匹の釣果。これだけ形ぞろいのカレイを見たのは、久しぶりでした。
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(4月2日)中潮
東日本大震災の影響で、この春に就職予定だった新卒者が企業から内定を
取り消されるケースが相次ぐなか、新卒者を積極的に採用しようという動きが
企業の間で広がっているそうです。今回の大震災を理由に内定の取り消しを
通知された新卒者は、全国で123人に上り、今後も増える見込みです。
捨てる会社もあれば、拾ってもらえる会社もあり、大変ありがたいことです。
堂ノ浦の筏は、カレイが主役で良型も期待できます。宝塚市の奥村さんは、35cmの
カレイを1匹。宝塚市の三井さんは、30cm前後のカレイを2匹の釣果でした。
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(4月1日)中潮
静岡市は、東京電力は、静岡市にある海釣り公園に設置している「メガフロート」を、
放射性物質に汚染された水をためる施設として提供してもらうように要請する
ことを決めました。メガフロートは、神奈川県横須賀市沖で海上空港の実験に
使われた一部を再利用したもので、海に浮かぶ長さ136メートル、
幅46メートルの鋼鉄製の箱です。
静岡市は平成15年に海釣り公園として完成させましたが、東京電力の要請を受け、
福島第一原発の放射性物質に汚染された水をためる施設として利用することが
決まりました。
メガフロートは最大で1万8000トンの水を入れることができるので、放射能に
汚染された水を一時的に保管するそうです。
大阪市の西本さんは、潮の通る筏で23cmと30cmのカレイの釣果。
餌は、マムシが良かったそうです。
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