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2012年1月

1月・・・

■・・・赤文字をクリックしていただくと詳しい説明が見られます。


(1月31日)小潮

 海洋研究開発機構の研究グループは、去年4月下旬から7月上旬にかけて、
 東北沖の太平洋の日本海溝の東側の海底に地震計20台を設置し、地震活動を
 調査しました。
 観測された地震を分析した結果、太平洋プレート内部の深さ40キロにかけて
 起きていた地震の多くが、引っ張られる力によって起きる、「正断層」と呼ばれる
 タイプだったことが分かりました。太平洋プレートの内部の地下深くでは、
 プレートが沈み込む際に押される力が加わるため、反対の「逆断層」のタイプの
 地震が多いことが知られています。一方で、日本海溝の東側では、およそ80年前に
 マグニチュード8クラスとされる「昭和三陸地震」が発生するなどこれまでも
 「正断層」による巨大地震と津波の危険性が指摘されていて、去年3月の巨大地震の
 影響でプレートにかかる力が変化し、規模の大きな地震が起きやすくなっていると
 分析しています。断層が地下深くまで延びた場合はマグニチュード8クラスの
 巨大地震になるおそれがあり、陸地で強い揺れを感じなくても高い津波が発生する
 可能性があるといいます。そのことは、誰もが頭の中に保存しなければなりません。
 それと、釣りに出かけるときは、ラジオを携帯するよう心がけてください。




(1月30日)小潮

 ほとんどの魚は体温の調節機能がありません。 周りの水温がそのまま体温になり、
 1℃も水温が上下したりすると、体の動きが低下し、それとともに食欲もなくなります。
 魚種によっても違いますが、ブラックバスの適水温は18~23℃ぐらいとされていて、
 これよりも高くても低くても、ブラックバスは快適に過ごせないといいます。
 14~17℃の範囲と、24~27℃の範囲では、ある条件付きでそこそこの活性が
 保てるそうです。
 低水温の場合ですが、ブラックバスは同じ15℃でも、14℃から15℃に水温が
 上昇したときには活性化しますが、逆に16℃から15℃に低下したときには活性が落ちます。 
 高水温の場合には、同じ26℃でも27℃から低下して26℃になったときは活性化しますが、
 25℃から上昇して26℃になると、活性は落ちます。 
 要は水温が高くても低くても、ブラックバスは適水温に近付くほど活性化するが、
 遠ざかるにつれて活性は落ちます。
 人間も春に気温がわずかでも上がると陽気になるし、真夏の暑い時にさらに気温が
 上がると行動が低下します。人も魚もその点は同じようです。
 特に水温は、魚の活性を大きく左右する大きな要因です。釣り人は、その辺を考えて
 釣りに出ると、真冬でも思わぬ釣果が出るかもしれません。
 全く釣果に期待してなかった神戸市の奥町さんは、大毛島よりの筏でサヨリを10匹近い釣果。
 サヨリも低水温に馴れてきたのか、少しずつ上向いているようです。




(1月29日)小潮

 湾内にいないと思われていたサヨリですが、カセを設置している海域に
 多くのサヨリが見えています。ただ、低水温の状況では、喰い気がなく、
 そのサヨリを釣ろうと思えば、それなりの工夫がいるようです。
 大阪市の滝本さんは、高島よりのカセで30cm~35cmのサヨリを20匹。




(1月28日)中潮

 不景気という言葉が、当たり前になっている日本の社会ですが、一年間の拾得物の
 多さを見る限り、本当に不景気な社会なのかと思わされます。
 警視庁によりますと、去年1年間に警視庁に届けられた拾得物の数は
 293万6000件余りに上り、前の年よりおよそ9万6000件増えて
 過去最多になったそうです。最も多いのがマフラーや手袋などの衣類で
 全体の15%を占め、その次が、傘が11%、免許証などが9.3%、
 財布類が9.1%となっています。届けられた財布などに入っていた現金は、
 合わせて28億5100万円といいます。中でも驚くのは、現金1800万円が
 忘れ物として届けられたそうです。釣り人も、忘れ物が多いものですが、
 釣り場へ向かう時より、帰りの忘れものが圧倒的に多いようです。




(1月27日)中潮

 強い寒気の影響で、和歌山県内は、気温が氷点下0度2分まで下がり、
 各地で氷点下を観測するこの冬一番の冷え込みになりました。
 世界遺産に登録されている那智勝浦町の熊野那智大社では、落差133メートルの
 滝から流れ落ちる水しぶきが凍ったといいます。
 寒さは和歌山だけでなく、鳴門地方も冷え込みは厳しく、山間部では雪が舞っていました。
 その寒さの中、 大阪市の大山さんは、鏡島北の筏で25cm~33cmのカレイを3匹。




(1月26日)中潮

 カレイ釣りの餌ですが、マムシが一番です。マムシは高価な餌なので比較的安価な
 アオイソメと一緒に買うといいでしょう。
 餌取りが多い秋は頻繁に餌を付け替えますが、この時期は、餌を取られることが
 少ないのでマムシ2000円とアオイソメ1000円くらい買えばじゅうぶんに
 楽しめるでしょう。
 カレイ釣りの餌の付けですが、市販の2本ハリ仕掛けを使う時は、上ハリにマムシを
 硬い頭から刺しハリにそうように刺していく。下ハリには、青イソメを3匹ほど
 房掛け(ハリ先に刺すだけ)にします。マムシの臭いで寄せるのと青イソメの
 動きでアピールする付け方にすると、釣れ具合もよくなります。
 神戸市の藤さんは、潮の通る筏で25cm~30cmのカレイを3匹。




(1月25日)中潮

 漁の基本は、釣り漁だといいます。地域によって長年受け継がれてきた方法があり、
 仕掛けや規模、獲る魚の種類や大きさが違ってきます。代表的な釣り漁に、一本釣り、
 はえ縄漁、引き縄漁、集魚灯をつけて行うイカ釣り漁などがあります。
 網漁で獲る魚と比べ、釣り漁で獲る魚の鮮度は良く、ブランド高級魚となって
 扱われている地域もあります。例えば青森県大間の本マグロ、豊後水道で釣れる
 関アジ、関サバ、鳴門の真鯛など。これらブランド魚と呼ばれる魚は共通して
 釣りあげた後の処理がよく、魚本来の旨みを保つようにしています。
 近年、趣味の釣りで獲った魚も後処理を重視するようになり、血抜きはもちろん、
 脊髄のなかにワイヤーを通し神経〆をする人も少なくありません。
 神経〆の方法ですが、血抜きをした後、尾の少し頭よりの処をナイフで脊髄が
 見えるところまで切る。その切り口からワイヤーを脊髄に通していくのですが、
 骨の中心にワイヤーを通すのでなく、中心から上(背びれ側)に小さな一点が見えます。
 そこにワイヤーを通していくと、今まで動かなかった魚がバタバタ暴れます。
 そこで、ワイヤーを何度か抜き差しすると、魚の動きが止まります。これで神経〆の
 完了です。後処理をしっかりした魚と、そうでない魚を食べ比べると、
 明らかにその違いがわかります。一度、試して下さい。




(1月24日)大潮

 真冬に釣りは、寒さ対策をしっかりしないと、とんでもないことになります。
 明け方の冷え込みは厳しく、しっかりと着込む必要があります。
 太陽が昇りだすと、そのままでは汗が出て風邪を引くおそれがあるので、
 保温力のある薄手のウエアを重ね着し、簡単に脱げるように心がけます。
 また、肌着に使い捨てカイロを貼れば防寒対策は格段にあがります。
 肌着は汗を掻いた時の為に速乾性の物を選び、 中着は保温の為にフリース素材で
 空気の層ものがよく、上着は風を通さず防水性のある物を選べば、厳しい寒さも
 何ともありません。また、フリース素材の帽子、耳当、手袋を用意すれば完璧です。
 冬の投げ釣りは待ちの釣りが中心になるため、練炭などで暖をとりながら釣りを
 すれば寒さなど苦になりません。
 西ノ宮市の中島さんは、養殖イケス横の筏で25cm~32cmのカレイを2匹。




(1月23日)中潮

 宝くじの売り上げが下降傾向にあるそうで、総務省はその回復をはかるため
 当せん金の最高倍率を2.5倍の250万倍に改め、1枚300円の宝くじの場合、
 1等の当せん金の上限を現在の3億円から7億5000万円まで引き上げる方針を
 決めました。また、インターネットによる宝くじの販売の導入なども検討し、
 24日に召集される通常国会に提出することにしているといいます。
 宝くじでいくら当選したら会社を辞めるかというアンケートを実施したら
 3億円以上が4割と最も高い割合を占め、3億以上当たったとしても、何かあったら
 という不安も強いので現状は変えず仕事は続けるという意見も多く、
 近年の不況に伴う将来への不安感から堅実な活用を心がけると云う人も多いようです。




(1月22日)大潮

 仕事の時は釣りの事を考え、釣りの時は次の釣りの事を考えてしまう。釣り好きは
 四六時中釣りの事を考えています。
 鳴門の海は、成人式が過ぎる頃になると、魚のアタリが極端に少なくなります。
 一日の釣りで、餌一つで足りたと云う悲惨な釣りもあります。こういう釣れない時期に
 頭を切り替え、喰わない日に一匹の魚を釣るという釣りも面白いものです。
 徳島市の橋本さんと井村さんは、釣れ具合が悪いことを承知で釣りに臨み
 20cm前後の小鯵を30匹の釣果。




(1月21日)中潮

 最も寒いころとされる大寒は、全国的に雲が広がり、雨や雪が降っていて、
 日中になっても気温が上がらず平年を下回る寒さとなっています。
 朝の最低気温は、大阪市で6度8分、神戸市で6度5分、鳴門市で7度。
 日中は気圧の谷の影響で全国的に雲が広がり、ところによって雨や雪が降っているため、
 あまり気温 が上がらず暦どおりの寒さとなっています。
 この寒さの中、神戸市の石田さんは、筏に上がり30cm~32cmのカレイを
 2匹。今年のカレイは、産卵が遅れているようで、まだしばらく身の分厚いカレイが
 釣れそうです。




(1月20日)中潮

 魚を捕食する肉食魚の事をフィッシュイーターと呼びます。身近な魚として、
 ヒラメ、カンパチ、ブリ、マグロ、スズキ・ブラックバス・ブルーギルなどがいます。
 なかでも青物系のカンパチ、ブリ、マグロなどは、捕食対象の小魚を追い求め
 回遊します。例えば、その海域にイワシがいればイワシを追い、タチウオがいれば
 それを追い求めています。紀伊水道には、タチウオが多く回遊しているのでしょう。
 釣れたメジロの胃袋からは、小型のタチウオがでてきます。それも胃袋いっぱいに
 タチウオが詰まっていることが多々あります。そのタチウオを追っているメジロを
 釣ろうと思えばロングのシルバー系のジグが有効になってきます。
 また、水温が下がり魚全体の活性が下がると、ジグの動きもゆっくりとした動きに
 多く反応します。沖ノ瀬付近で85cmのメジロを2匹。




(1月19日)若潮

 海水温度が下がるとサヨリも神経質になり、刺し餌に興味を示さなくなります。
 そのようなサヨリを釣るには、何が必要かをたずねると「大きな誘い」が必要と
 いいます。また、アタリもイメージしているものより遥かに小さいそうで、
 感度の良いウキを使わないと、小さなアタリを見逃してしまいます。
 徳島市の榎本さんは、その点に注意して38cm~40cmのサヨリを34匹。
 寒波が南下し鳴門地方も底冷えがする天候でした。防寒対策をしっかりしないと
 途中で気持ちが折れてしまいます。




(1月18日)長潮

 サワラ は、スズキ目・サバ科に属する魚です。成長すれば1mを越える大型肉食魚で、
 食すれば上品な味という言葉が似合う美味しい魚です。身が白いので白身の魚と
 おもわれがちですが、青物の魚に属します。
 今シーズンの最大記録では、藤井釣り船で1m25cmというサワラが釣れています。
 動物は、全体的にメスの方がオスよりも大型になりますが、サワラもそのようで
 大型のサワラは、ほとんどがメスのようです。そのサワラですが、鳴門大橋より
 南東へ2.5マイルの海域で単発ですが釣れています。
 ウチノ海の潮が通る海域では、サヨリの気配があるようで、40cm級の大型サヨリが
 釣れていました。鳴門市の川崎さんは、単発でしたが、浅場の筏で40cmに近い
 サヨリを数匹。大阪市の滝本さんは、高島よりのカセで38cm~40cmの
 サヨリを20匹の釣果でした。 




(1月17日)小潮

 サヨリは海面近くを群で泳ぐ魚ですが、水温が下がると暖かい海域に移動するか、
 深い層に沈みます。臆病な魚で音には敏感です。水温が下がり低活性になると
 人影、物音にも神経質になるから、その辺を考慮して釣りをしなければなりません。
 京都市の石山さんと浜島さんは、サヨリ釣りに期待してなかったようですが、
 タナを深くすると釣れたそうで、40cm級のサヨリを10匹。




(1月16日)小潮

 日本付近は先月以降、冬型の気圧配置となる日が多く、上空には北から強い寒気が
 南下しています。北海道付近の上空5000メートル付近では氷点下40度という
 寒気が流れ込んでいます。このため日本海側を中心に雪の日が続いています。
 鳴門地方でも魚も凍るような寒さでした。この寒気は週の中ほどから一旦緩むそうです。




(1月15日)中潮

 ウチノ海で釣れるカレイは、マコガレイというカレイがほとんどで、カレイの中でも
 最も美味しいといわれています。カレイ釣りの時合いですが、早朝にカレイの
 アタリが出ることが多く、暗いうちでも当たる事がよくあります。基本的には
 朝一番ですが、潮の動きだす瞬間と、潮の止まる瞬間に時合いが集中します。
 西ノ宮市の三木さんと、松島さんは、時合いは、はっきりせずボッボッ釣れたそうで
 20cm~34cmのカレイを6匹の釣果。




(1月14日)中潮

 海水温度が下がっても、比較的元気な魚は、カレイ、メバルです。
 春はイカナゴを餌にして釣るメバルですが、この時期、筏のメバル釣りは、
 シラサエビを餌に使います。神戸市の有田さんと野口さんは、鏡島横の筏で
 20cm前後のメバルを15匹。神戸市の澤原さん夫妻と野口君は、メバルの
 胴付き仕掛けで20cm前後のメバルを18匹の釣果でした。




(1月13日)中潮

 全国的に気温の低い日が続いている影響で、葉物を中心に生育が遅れていることから、
 東京の市場では今月7日の時点で例年と比べ、キャベツが1.6倍、
 ネギが1.5倍の価格になるなど野菜の高値が続いています。
 冬に定番の鍋料理。その具材として人気のセリや春菊などの葉物野菜が平年より
 やや高値となっています。天候の影響や年末年始の需要により葉物野菜が全体的に
 品薄のため、正月明けから徐々に入荷が増えて価格の高騰はピークを過ぎましたが、
 依然高値の野菜も目立ち、家計を直撃しているそうです。
 関係者によると1月末~2月には平年並みに戻るといいます。




(1月12日)中潮

 カレイのエサは、マムシと青イソメが一般的な餌です。マムシは、人に感じない
 カレイの食欲をそそる匂いがあるようです。その匂いでカレイを誘き出し、
 青イソメは、動きで誘き出す。そのことから、二種類の餌を用意します。
 青イソメは、房掛けで先バリにマムシは枝バリに付けて使います。
 餌の点検とともに餌を動かし、誘いをかけることもカレイにとって大事なことです。
 徳島市の前田さんは、鏡島北の筏で25cm~30cmのカレイを2匹の釣果。




(1月11日)中潮

 カレイ釣りは、カレイの居着くポイントを探し当てることが大事です。
 仕掛けを放り込んで、そのままという釣りでなく、海底に凹凸があるような場所、
 かけ上がりになっているような場所を探し、餌も定期的に点検しないとなりません。
 陸から釣るのと違い、ポイントは足元からポイントになっているので、竿下でも
 けっこう釣れることがあります。筏では、あまり動きまわることはなく、
 のんびりと椅子に座り、餌の点検をしながら穂先と風景でも眺めながら過ごすと
 よいでしょう。摂津市の森口さんは、鏡島横の筏で30cm~35cmのカレイを
 3匹の釣果でした。




(1月10日)中潮

 十日戎で奉仕をする女性(18歳~23歳)を毎年公募で選出される。
 昨年度より「福娘」から「福むすめ」に改称されました。
 書類審査は不備さえなければ応募者の大半が通過するそうで、その後は1次審査、
 2次審査が行われ、2次審査を通過した者は同日に行われる最終審査に進めるようです。
 最終的に40名が福むすめに選出されるという、かなりの高倍率です。
 応募者は毎年3,000人を超えるそうで、女子アナウンサーの輩出率が高く、
 過去には進藤晶子・古川圭子・松井愛・福元英惠・赤江珠緒なども経験したといいます。
 以前はミス福娘コンテストとして行われていたが名称は変更された。就職や見合いに
 有利な肩書きで あり、狭き門に応募者が殺到していると言います。




(1月9日)中潮

 名人、山元八郎さんのサヨリ釣りに関するコメントのなかに、サシエの粒が
 大きいときは、遅い合わせをしなくては掛らない。糸が風で押されていると
 ウキが沈んでも吐き出される。タナが深いとサシエが齧られて居り、
 浅くするとアタリはでない。マキエの撒き方や仕掛けの流し方、合わせの
 タイミングなど、より繊細な技術がグレ釣りに役立つ事も多く、サヨリ釣りは
 フカセ釣りの基本でもあるといいます。アタリが遠い時は、必ずマキエに寄って
 来る事を信じて撒き続ける事が重要である。
 今シーズンは、サヨリの釣れ具合が悪く、誰もがサヨリを釣るのに苦戦していますが、
 名人、山元八郎さんのコメントを入力して、サヨリ釣りに臨むと、良い結果が
 出るかもしれません。




(1月8日)中潮

 西宮市の西宮神社に、体長2メートル50センチの特大のマグロが奉納されたと
 いいます。毎年、神戸市内の水産関係の3つの会社が特大マグロを奉納するそうで
 奉納されたマグロは体長2メートル50センチ、重さ270キロの鹿児島産の
 本マグロだということです。特大マグロも美味しいですが、瀬戸内海の小魚も捨てた
 ものでありません。
 明石市の守田さんは、五目釣りでメバル、ガシラを数匹。
 岡山市の西岡さんは、大毛島よりの筏で18cm~22cmの小鯵を50匹。
 大東市の北村さんは、28cm~34cmのカレイを5匹の釣果。
 釣れないなら、釣ってやるという大阪市の滝本さんは、高島よりのカセで
 35cm~40cmのサヨリを20匹。サヨリはカセ周辺に集まっているようで、
 根気良く釣れば、大型のサヨリが釣れるようです。




(1月7日)中潮

 三連休と云っても冬場の連休は、のんびりしています。神戸市の吉村さんは、
 鏡島横の筏で小鯵数匹。水温が急激に下がったのか、魚の喰いが悪くなって
 いるようです。寝屋川市の石井さんも鏡島横の筏でアイナメ1匹とメバル、小鯵数匹。
 ジギングのサワラ釣りは、アタリが頻繁にありますが、喰いつきが悪いようで
 仕掛けを工夫しなければなりません。




(1月6日)中潮

 水温が下がると、元気がなくなる魚が多いなか、カレイ、アイナメは、元気が出て
 釣り人を楽しませてくれます。香川県三木町の柾さんは、養殖イケス横の筏で
 カレイを狙ったところ、良いポイントに仕掛けが入らなかったのか小型のカレイを
 1匹。守口市の高橋さんは、ジギングでサワラを狙い80cmのサワラを2匹。
 アタリは、頻繁にあり、ハリにも掛るのですが、取り込み途中に魚が外れることが
 多く、仕掛けに課題が残ったようです。




(1月5日)中潮

 寒鰤が釣れています。この時期にメジロ、鰤が釣れるのは珍しく、例年だと
 12月中旬で終盤をむかえますが、今年は少し違うようです。メジロも
 これだけ寒くなれば、身に脂がのり、その脂具合が天然ならではの旨味です。
 また、メジロの回遊する海域で大型のサワラも釣れており、サワラの鋭い歯で
 メジロ仕掛けを難なく切ってしまいます。
 神戸市の桜井さんは、メジロとサワラを釣りたくジギングでのぞみましたが、
 サワラの鋭い歯に翻弄され、大型サワラ1匹の釣果。また、ロングジグを使い
 90cmのメジロ、110cmのサワラも釣れていて、釣り人を熱くさせています。




(1月4日)若潮

 泳がせ釣りという釣り方を、誰が考えたのか、わかりませんが、合理的な釣りです。
 小魚をおとりにして、大型魚を釣るという、この釣り方は、ハマチ、ヒラメ、
 アオリイカなどを釣る時に使われます。目的の魚を釣るには、餌になる小魚を
 調達しないといけませんが、その小魚は、目的の魚が住む海域にいる小魚が
 一番の餌になります。この時期、ウチノ海でヒラメを釣ろうと思えば小鯵が一番の餌。
 サビキ仕掛けで小鯵を釣り、それを海底近くで泳がせてヒラメが喰いつくのを
 待つと云う、泳がせ釣りは、何とも夢のある釣りです。新年早々、泳がせ釣りで
 ヒラメを狙った徳島の田中さんですが、ヒラメには出会うことができなかったようです。




(1月3日)長潮

 サヨリの喰いが、復活しません。徳島市の新居さんは、浅場の筏でサヨリを専門に
 狙いましたが、群れが小さいのか、釣れても連続的なアタリはなく、サヨリ3匹の
 釣果。徳島市の松本さんは、カレイを釣ろうと虫餌をつけ投げ込みましたが、 
 カレイは釣れず、途中サビキ仕掛けに切りかえ、小鯵を30匹。
 神戸市の田中さんは、鏡島横の筏で18cm~22cmの小鯵を80匹の釣果。
 鳴門大橋南で良型のサワラが好調です。ジグで狙えば、80cm~100cmクラスの
 サワラが、二桁釣りも可能なようです。




(1月2日)小潮

 年末年始をふるさとや行楽地などで過ごした人たちのUターンは、ことしは、元旦が
 日曜日になり、正月休みが短いこともあって、きょうから始まっています。
 香川の正月料理「あんもち雑煮」が、高松市の国の特別名勝、栗林公園でふるまわれ
 ました。「あんもち雑煮」は、香川県の中西部を中心に食べられている伝統的な
 正月料理で、白みそ仕立ての雑煮にあん入りのお餅を入れるという少し変わった雑煮で、
 この雑煮、香川県だけでなく、鳴門の堂ノ浦でも伝統的に食べられています。
 海は西風が強く吹きつけ、釣りにならない天候でした。釣り人も早々に引き揚げ
 これと云った釣果は無い状況です。




(1月1日)中潮

 京都市伏見区の伏見稲荷大社は、商売繁盛の神様として知られ、西日本で最も多くの人が
 参拝に訪 れます。きょうは、朝から家族連れなど多くの人が訪れ、今年一年の健康と
 商売繁盛を願って手を合わせました。
 伏見稲荷といえば、一般にいうお稲荷さんで、全国に支店が3万社もあると言われ、
 その総本宮が伏見稲荷大社です。
 もともとの農業神から商業神へと拡大し、今日では五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、
 芸能上達等の守護神として信仰されております。
 無数の鳥居が立ち並ぶ「千本鳥居」を抜けたところには、願いを込めて持ち上げた時に
 思っていたより軽かったら、その願いがかなうとされる「おもかる石」と呼ばれる
 石があり、訪れた人たちは、その石を持ち上げ運試しをするといいます。


 

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