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月・・・

■・・・赤文字は、動画、または関連サイトにリンクしています。
 
 
(2月29日)小潮

 急速に発達している低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まり
 暖かかった週末から一転して寒い一日となりました。
 気象台によりますと、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら
 日本海を北東へ進んでいる影響で、冬型の気圧配置が強まりました。
 気象台は、1日の明け方まで、風雪や高波に注意するよう呼びかけています。

 
 
(2月28日)中潮

 半世紀前の話ですが、今では聞きなれない「ハマチのエビ撒き釣り」という
 漁法が行われていたと聞きました。鳴門市瀬戸町北泊の漁師が9月から10月の
 二カ月間、海エビを海底に撒き、一船が毎日150キロ以上のハマチを
 釣っていたと言います。そこで大事なのは、海エビを撒くポイントが重要で
 わずかなポイントの差で釣果が大きく変わると言います。そのポイントは
 毎年同じポイントで、そのポイントが大きく外れることはないそうです。
 今、釣れ盛っているサヨリ釣りも好ポイントとそうでないポイントが
 あるようで、海底の起伏、潮の流れの具合で釣れ具合が違ってきます。
 芦屋市の橋本さんは、お孫さんの小田原勇斗君と二人で筏へ上がり、
 30cm前後のサヨリを50匹。
 高松市の上村さんは、初めてサヨリ釣りに挑戦しましたが、要領が掴めず
 サヨリ数匹の釣果。徳島市の野村さんも同様でサヨリ1匹の釣果。
 京都市の岡田さん、下戸さん、久木田さんは、浅場の筏でサヨリを三人で
 80匹。京都市の沢本さん夫妻は、28cm~33cmのサヨリを50匹。
 鳴門市の篠原さん、森本さん、酒井さんは、30cm~38cmのサヨリを
 150匹の釣果。また、捨て竿の仕掛けに40cmのマコガレイが1匹。
 宇治市の森山さんと西出さんは、浅場の筏で28cm~33cmの
 サヨリを230匹の釣果でした。筏とカセでサヨリの大きさを
 比較するとカセのサヨリが3割以上大きいようです。

 
 
(2月27日)中潮

 マムシは、赤茶色の大型の虫で、値段はイシゴカイやアオイソメと高価です。
 投げ釣りを専門におこなう釣り人達は、投げ釣りには欠かせない餌だと
 いいます。マムシは臭いで魚を誘うと言われ、魚にとってたいそう良い
 臭いがするのでしょう。近年、地元の海岸でマムシを専門に掘る業者が
 いないので、地のマムシは手に入りませんが、当時、地マムシを使うと
 面白いほどカレイが釣れ、輸入物のマムシとは、比較にならない釣果が
 出ていました。
 宝塚市の富田さんは、養殖イケス横の筏で25cm~39cmのカレイを
 4匹。餌は、一つのハリにマムシと青イソメを抱き合わせて付けたそうです。
 川之江市の田村さんは、28cm~30cmのサヨリを40匹。
 徳島市の白井さんは、28cm~35cmのサヨリを50匹の釣果でした。

 
 
(2月26日)中潮

 魚をきれいに食べる方法。
 頭からしっぽの順番で食べます。
 エラの後ろあたりから、一口ずつ身を取って食べていきます。
 背ビレは外して向こう側へ置きます。
 上半分の身を先に食べます。 
 中骨を外して下半分の身を食べます。
 外した骨や頭は、お皿の端に寄せておきます。  
 残さず食べるひと手間。
 レモンをかけると中骨がはずれやすくなります。
 すだちなどでもOKです。
 背骨に沿って食べます。少しずつ魚の身を
 ほぐしながら食べます。
 はしで軽く抑えながら身をほぐしていきます。最初から全ての身を
 崩すことはしないようにします。
 上身を残さずほぐし取ると、
 中骨がはずれやすくなります。 
 小骨をはずし、必ず一口大に切りとってから
 口元へ運びます。
 口に入った骨は箸で受け取り、吐き出したり、
 手を使わないようにします。
 中骨をはずさずに骨の間から下身をほぐし取ることはしません。
 「すかし箸」「ほじり箸」といって、マナー違反になります。
 残った部分は端の一箇所に寄せます。
 一度、大型のサヨリで試してください。

 
 
(2月25日)中潮

 ナイロン糸が釣り糸に使用される以前は、蛾の幼虫の絹糸腺から作った
 糸が使用されていました。
 釣り糸の販売は、江戸中期に堂ノ浦の漁師が大阪船場で見かけた
 薬剤を縛る半透明の紐を釣り糸に使えると考えたのが始まりだと言います。
 今では、技術が発達し0.8号のハリスの太さが0.148㎜で、1.8㎏の
 重さに耐えられます。この数字からして、100g前後のサヨリの力では
 糸を切ることはありません。
 芦屋市の橋本さんは、ハリス0.8号で切られることはないと言います。
 0.8号のハリスを使い、30cm~35cmのサヨリを60匹の釣果。

 
 
(2月24日)大潮

 バブル期全盛の頃は、三高といって高学歴、高収入、高身長が
 求められ、三高が男性の理想でした。それが、バブル崩壊後、
 モテる男の条件は「3平」から「4低」へ
 女性が結婚相手に求める条件は、今度は「低姿勢、低依存、低リスク、低燃費」
 に変わりました。
 「平穏、平均的な年収、平凡な容姿」の「3平」から変化し4低。
 低姿勢は「女性に威張らない」、低依存は「家事を女性に頼らない」、
 低リスクは「リストラされない」、
 そして4つ目の低燃費は「節約できる男」を指します。
 「4低」が、男性に対する結婚相手の条件になりました。
 反対に男性側から女性に求められる「4低」は「低干渉」夫の
 趣味に口出ししない。
 「低要求」夫に家事や育児について多くを求めない。
 「低リスク」うつ、ヒステリーを起こさず精神的に安定。
 「低燃費」は“高額なプレゼントや海外旅行などを求めない 。
 お互い、自分の都合ばかりの主張でが、それで家の中が丸く収まれば
 「4低」も歓迎です。

 
 
(2月23日)大潮

 日本酒には純米酒、吟醸酒、本醸造など、いくつかの種類があります。
 純米酒は、コクの味わい、お米のふくよかな香りがする日本酒で、
 しっかりした味付けの料理がおすすめです。
 魚の煮付け料理、煮物料理、肉料理、油炒め、野菜炒めなど。
 吟醸酒は、食前酒や食後酒向けの日本酒ですが、
 淡白な素材を活かした料理がよく合います。
 肉などの油が濃い料理にはあまりおすすめできません。
 白身魚の刺身、カルパッチョ、おひたし、魚の塩焼き、オリーブ、
 たらの芽など。前菜系の料理に好相性です。海老のサラダ、
 白身魚のムース、八方菜、山菜の天ぷらなど。
 本醸造は、王道の日本酒です。香りは控えめですが、淡麗辛口で
 万人向けの日本酒です。基本的に様々な料理と好相性です。
 どちらかと言うとシンプルで軽い料理がおすすめです。
 冷奴、塩辛、からし和え、酒蒸し、かまぼこ、漬物、おひたし、
 酢の物など。
 徳島市の松本さんは、魚料理で日本酒を飲むのが楽しみのようで、
 釣ったサヨリは刺身、天ぷらなど好みに料理を作り、
 それを肴にすると言います。
 松本さんは、夕方まで、釣って30cm~35cmのサヨリを
 60匹の釣果でした。

 
 
(2月22日)大潮

 ここ数年、回転寿司店が増え、敷居の高かった寿司が気軽に
 食べられるようになりました。月に1回以上回転寿司を利用する男女1000人
 を対象にアンケートを実施しました。
 好きなネタランキング 1位  サーモン2位  ハマチ、ブリ 
 3位  マグロ(赤身)   4位  マグロ(中トロ) 5位  ネギトロ
 6位  えんがわ    7位  生エビ 8位  イクラ  
 9位  イカ      10位 ホタテ      
 回転寿司で食べる皿の数は、男性平均が10.6皿、女性平均が7.6皿。
 注文方法は、回っているネタ派が2割程度に対し、
 注文をして食べる派が6割強と圧倒的多数。ただ、注文するにも
 ネタとして扱ってないものもたくさんあります。今、鳴門で釣れ盛っている
 サヨリなどは、あまり見かけません。やはりサヨリは高級魚でしょうか。
 大津市の岡本さんは30cm~35cmのサヨリを60匹釣果。

 
 
(2月21日)大潮

 上げ潮3分下げ潮7分が魚の食いが良いようです。
 干潮から満潮までの間隔は約6時間 6×0.3=1.8時間  6×0.7=4.2 時間、
 満潮後約4.2時間後,干潮後1.8時間後,干潮時の2時間前後が最も
 魚の食い気が良いそうです。終日サヨリを釣っていると、潮の時間帯で
 わずかずつ魚の食い気が変わるのに気づきます。
 魚の食いが良いと判断したときは、大きな餌で大型のサヨリを狙い、
 また、釣りの効率を考えたら太い仕掛けを使うようにします。
 筏でサヨリを釣った滋賀県長浜市の四達さんは、29cm~32cmの
 サヨリを20匹。同行した同じ長浜市の清水さんと高橋さんは、
 二人で40匹。宝塚市の栗宗さんは、カセで30cm~35cmの
 サヨリを40匹の釣果でした。

 
 
(2月20日)中潮

 サヨリ釣りの印象といえば、「簡単な釣り」「誰でも釣れる」
 「面白みに欠ける」など初歩的な釣りの印象をもっている方が多いようです。
 簡単そうに思えるサヨリ釣りは、上手な人とそうでない人とでは
 釣果に大きな差があらわれる釣りです。
 堂ノ浦のサヨリ釣りは、二つのポイントが
 あります。一つは、潮の流れがあり、潮の早さを考えた釣りが必要。
 もう一つは、一般のサヨリ釣りと比べ、仕掛けの深さが大きく異なることです。
 その二つから、仕掛けと撒き餌のスタイルが自ずと決まります。
 後は、状況に応じた対応で釣果に差が出ているようです。
 例えば、魚は撒き餌の状態で遊泳層が変わります。その変化に対応しなければ
 なりません。また、魚の食い気が高まり、太い糸で釣れるのに、
 ライントラブルの多い細い糸を使いロス時間を作ってしまうなど、
 常に状況は変化しているのでその変化に合わす釣りが必要です。
 そのことを頭に入れて釣りをすれば、釣果は必ず上がります。

 
 
(2月19日)中潮

 チヌ釣り、サヨリ釣りに限らず誰でも得意にする餌があります。
 サヨリ釣りの場合、誰もがハリに付けるのが難しい、小さなアミエビでも
 いとも簡単につける方がいます。また、小さなアミエビを使わないと
 釣れない状況のなかでも、大きなオキアミを使い、誰よりも多くのサヨリを
 釣る方もいます。餌をハリに付けるのも、その人なりの工夫があるようです。
 その、少しの工夫が釣果に大きな差となります。
 徳島県鴨島町の川端さんは、潮の通る筏で28cm~35cmの
 サヨリを30匹。
 徳島市の高橋さんは、潮の早いカセで30cm~35cmのサヨリを35匹。
 徳島市国府町の榎本さんは、30cm~39cmのサヨリを125匹の
 釣果でした。久しぶりの大型サヨリの三桁釣り。誰もが真似をできるもので
 ありませんが、今シーズンは、チャンスがありそうです。

 
 
(2月18日)若潮

 カモメは水深50mの海底が見えると言います。確かに空中撮影の映像でも
 20mぐらいの水深なら肉眼でもある程度のものが見えます。
 なんらかの察知能力を持っているカモメは人間の能力以上のものが
 あるのでしょう。カモメの姿が多ければ、餌となる多くの
 小魚群が居る証拠であり、海中には、この小魚群を狙って
 大物の魚も集まっています。
 早朝は、水面で遊泳しているサヨリを狙い、多くのカモメが飛び交っています。
 人間以上にサヨリの存在が分かるようです。京都市から来られた林さんは、
 初めてのサヨリ釣りで30cm前後のサヨリを15匹。伊丹市の、森本さんと
 尾崎さんは、30cm~38cmのサヨリを二人で80匹。
 吹田市の神尾さんは、30cm~39cmのサヨリを50匹。
 神戸市の広瀬さんは、30cm~38cmのサヨリを56匹。
 高槻市の中島さんは、浅場の筏で28cm~35cmのサヨリを80匹。
 徳島市の榎本さんは、30cm~39cmのサヨリを90匹の釣果でした。

 
 
(2月17日)長潮

 「今でしょ!」とは、東進ハイスクール現代文講師、林修先生の
 言葉です。その言葉を引用して、「いつ釣りにくいの?」「今でしょ!」
 今、サヨリは釣れています。それも、大きなサヨリが中心で三桁釣りも
 不可能でありません。また、美味しさから言うと今が旬です。
 1月から3月中旬までは、一年のなかで、一番身に旨みが凝縮している
 ようです。それを知ってか、この時期に足しげく通う方もいます。
 大津市の岡本さんは、島田島よりのカセで30cm~38cmのサヨリを
 75匹の釣果ですが、大きな餌では釣れないそうです。

 
 
(2月16日)小潮

 針は大きく分けると、秋田狐系と袖系に分かれます。
 秋田狐は、渓流釣りでアマゴ等を釣る為に作られたハリで針先が鋭く
 軸の細さがキスの数釣りに合うようです。
 秋田狐系は、かかりが良いのですが、外れやすいというのが特徴。
 魚の食いが渋いと有効ですが、合わせた時に魚が外れることが多いようです。
 そのため、強めの合わせが必要です。
 袖針系は、秋田狐に比べると掛かりが悪いようですが、一旦掛かると
 外れることが少ないのが特徴です。
 袖バリも本来、川の小物釣り用に作られたハリのようです。
 掛かりがいいようにハリ先が直線上に真上を向いているのが特長で、
 サヨリ釣りなどによく使われています。掛かりはいいのですが、簡単に
 折れるのが難点です。
 サヨリ釣りで、状況によれば大きな刺し餌を食わなくなります。
 このような場合、撒き餌に使うアミエビを使うのですが、小さすぎて
 ハリに付けられません。最初は、付けづらく「イラッ」としますが、
 使っていると目が慣れて小さく感じなくなります。
 また、ハリの種類もシーズン中は、変えることなく使い続けると
 餌付けに必ず慣れます。

 
 
(2月15日)小潮

 昨日と比べ10℃も気温が下がりました。
 体の調子がおかしくなるような天気です。季節風が吹くなか京都市の
 入部さんは、カセに上がりサヨリを狙いましたが、思いがけない突風に
 釣竿を飛ばされるありさま、昼過ぎまで釣ってサヨリ数匹の釣果。
 筏へ上がった京都市の山本さんも強風に邪魔をされたようでサヨリ数匹の釣果。
 京都市の板谷さんは、粘り強くカセでサヨリを釣り、30cm前後のサヨリを
 30匹の釣果でした。

 
 
(2月14日)小潮

 縄文時代は予想 以上に文化が高く、様々な物が貝塚や遺跡から
 出土されています。食料は陸の動物・植物・木の実・他、魚介類など
 狩猟・採取して食べていました。漁は手掴みか刺突漁で魚を捕まえていたと
 考えられます。縄文時代の早い時期から釣りが行われる様になり
 縄文中期以降に盛んになったとされています。
 針の材質は鹿や猪の角、牙、骨を加工して作り針の形や大きさは
 様々あり魚の大きさに合わせて作ったと思われます。
 漁法は不明ですが、サメ、マグロ、スズキ、クロダイなど数多くの魚の骨が
 出土されています。 釣りは太平洋側が盛んであった様で
 釣針の出土の多くは太平洋側の関東以北の遺跡や貝塚から発見されています。
 サヨリハリで赤色に塗装したハリを見かけますが、針の色については
 効果が無いように感じます。ただ、赤色に着色したハリスは、なぜかサヨリの
 食いは悪いようで、これは薦められません。
 サヨリ釣りの場合針先が鋭く尖っているのが大事で、数匹釣るとハリ先が
 丸くなるので新しいハリに交換してください。目安として、ハリ先を爪で
 擦ると傷んでいるハリは、滑るように感じます。そうなればハリは交換です。
 ハリとハリスは、釣行前に結んでおき、釣り場では、ワンタッチフックに
 ハリスを掛けるだけにすれば効率よく釣りが楽しめます。

 
 
(2月13日)中潮

 日本海を通過する低気圧の影響で、強い南風が吹きました。徳島の気象台では
 春一番と発表したようです。
 阿南市山口町の田中さんは、今回で二度目のサヨリ釣りでしたが、強い雨と
 風に邪魔をされ思うように釣果は上がらずサヨリ20匹の釣果。
 徳島市の松本さんは、夕方までサヨリを釣り、30cm~38cmのサヨリを
 40匹の釣果でした。

 
 
(2月12日)中潮

 真冬の釣りは、何処へ行っても釣れないのもですが、鳴門のサヨリは
 コンスタントに釣れています。ジギング、鯛ラバなどと比べると
 地味な釣りに思われがちですが、やってみると、なかなか面白く
 やみつきになります。
 徳島県鴨島町の川端さんが、潮の通る筏で28cm~33cmのサヨリを
 20匹。徳島市の高橋さんは、30cm~35cmのサヨリを30匹。
 滋賀県大津市の岡本さんは、島田島よりのカセで30cm~38cmの
 サヨリを54匹。長浜市の四達さんは、30cm~38cmのサヨリを65匹。
 徳島県新野町の井上さんは、30cm~38cmのサヨリを
 67匹の釣果でした。

 
 
(2月11日)中潮

 朝霜が下りていました。
 霜が降りる原因の一つに放射冷却現象というのがあります。
 上空に雲が無くなると、温めていた風呂の、ふたを外したような状態になり
 地表の熱が大気に放出され、地面の熱が空気に奪われ上昇気流となり、
 地面が冷えて霜が降りる現象です。空に雲がないので、
 昼は、太陽熱が降り注ぎ暖かくなります。
 兵庫県猪名川町の辻井さんと有家さんは潮の通る筏で30cm~38cmの
 サヨリを二人で40匹。徳島市の橋本さんは、突然サヨリが釣れ始めたそうで
 28cm~33cmのサヨリを20匹。同行の井村さんも同様の釣果。
 寝屋川市の井上さん夫妻は、潮の通る筏でサヨリ数匹。宝塚市の栗宗さんは、
 大型サヨリ20匹釣るのが目標でしたが、それに足りる釣果でした。
 神戸市の原田さんは、カセで30cm~38cmの
 サヨリを40匹の釣果でした。

 
 
(2月10日)中潮

 穏やかな天気が続きます。今年は、暖冬のようで、2月にサヨリが釣れるのは
 数年ぶりです。
 大阪市の村木さん、高橋さん、辻岡さんは、潮の通る筏で28cm~35cmの
 サヨリを10匹から20匹の釣果。
 徳島市の松本さんは、浅場の筏で28cm~33cmのサヨリを50匹の
 釣果。潮の具合でしょうか、サヨリの大きな群れが目視できるまで
 浮いてきたそうです。
 大潮が終わり、中潮に入ると、大潮以上に潮の流れが早いので
 撒き餌を入れるポイントを考慮しなければなりません。
 潮の流れを無視して、常にウキが漂う周辺に撒き餌を入れるのはNGです。

 
 
(2月9日)中潮

 穏やかな天気でしたが、午前9時の転流時から西風が強く吹きはじめました。
 徳島県鴨島町の岡田さんは、初めて筏でサヨリを狙いましたが、
 思惑は見事に外れ、サヨリは釣れずカレイ仕掛けに白キスが数匹の釣果。
 阿南市の大津さんが潮の通る筏で30cm~33cmのサヨリを40匹。
 釣果が常に悪い人がやりがちな間違いの一つにメディアの情報を
 鵜呑みにすることがあります。メディアもメーカーから協賛を受けている
 場合、そのメーカーに肩入れした報道を流すことは、当然のように
 行われています。メーカーからスポンサーを受けているテスターからの
 情報も気を付けなければなりません。冷静に考えてください。必ず情報が
 偏っています。また、釣り人は、たくさん釣れた場所、仕掛け、餌などを
 秘密にする傾向があります。その辺も要注意です。

 
 
(2月8日)大潮

 穏やかな天気でした。サヨリは潮の早い海域に群れているようです。
 徳島の高橋さんは、潮の早いカセで30cm~38cmのサヨリを80匹。
 使っているウキは、3B負荷のトウガラシウキですが、小さなアタリが
 出るように仕掛けに工夫がなされています。
 そうすることで、食い渋ったアタリでもウキにアタリが出るそうです。
 また、大型のサヨリを好む人の餌は、オキアミが多いようですが、オキアミだと
 アタリが少なく刺し餌用のアミエビを使ったそうです。

 
 
(2月7日)中潮

 真冬は狙いの魚も、一年で一番少ない時期で、釣り人も退屈します。
 そこで、安定して釣れるのがサヨリ釣りです。
 釣れた喜びだけでなく、美味しく食べる喜びがあり、刺身、寿司、
 天ぷらなど調理方法は、多彩にあります。
 真冬のサヨリ釣りの一番の注意点は、仕掛けの深さにあります。水温が
 高い初秋から晩秋にかけて、水面近くで遊泳しているサヨリですが
 海水温度が10℃をきると水面から1.5mから2.0mの層を泳ぐようになります。
 そのため表層を釣るサヨリの仕掛けでは、対応できなくなります。
 感度の良いウキで、深い層を狙える仕掛けを用意してください。
 もう一つの注意点は、撒き餌です。撒き餌は、魚を集める手段ですが、
 魚を集めるという気持ちで、撒き餌を入れてください。魚さえ集まれば
 釣れます。撒き餌の基本は、少量を間断なく見き続けるのがコツです。
 少量とは市販の撒き餌シャク中サイズを半分くらいで、30秒に一度くらいの
 間隔です。

 
 
(2月6日)中潮

 金持ちを見ると、羨ましいですが、品の良い金持ちと
 そうでない金持ちに分かれます。
 品の悪い金持ちは、お金の使い方が非常に雑でさほど欲しくもないものを
 まとめ買いをしたり、他の客に対する優越感に浸るためだけに、
 つまらないこだわりにお金を使います。
 品の良い金持ちは、つまらないお金の使い方はしません。
 本当に欲しい物に使いますが、余計なお金は使わず、心の持ちようは、
 金持ちでない一般人と変わりないように感じます。
 大津市の中島さんは、浅場の筏で28cm~35cmのサヨリを10匹。
 愛媛県川之江市の田村さんは、28cm~35cmの
 サヨリを25匹の釣果でした。

 
 
(2月5日)中潮

 会社を定年退職し、ようやく手に入れた自由な時間。
 それなのに、出かけるあてもなく、妻とも会話は、ほとんどなし。
 会社をリタイアした団塊シニアの中で、やることが見つからず、
 地域の活動にも溶け込めない人が増えています。
 仕事を辞めたら、好きなことをやればいいと思ったが、なかなかやることが
 見つからない。と言うのが現実です。
 好きなこと、やりたいことが見つからなければ、とにかく出ていくことです。
 会社を定年退職し、その後は農作業と釣りで悠々自適な老後を過ごしている
 神戸市の奥町さん81歳は、ご夫妻で筏に上がり、28cm~35cmの
 サヨリを20匹の釣果。

 
 
(2月4日)中潮

 魚釣りも目標としている大きさがあり、数があります。
 真鯛なら80cm、メジロなら1m、チヌなら50cm、
 サヨリなら40cm以 上で三桁釣り、
 釣り上げた直ぐの魚と、逃がした魚は、誰もが大きいと
 感じるよ うですが、少し時間が過ぎ、気持ちが落ち着くと
 当初より小さくなります。
 ただ、逃がした魚は、時間が過ぎると大きくなる傾向があります。
 サヨリも40cmを越すものは、シーズン中でも数匹で、
 なかなか釣れるものではありません。
 徳島県鴨島町の川端さんは、浅場の筏でサヨリを30匹。徳島市の
 坂東さんと十川さん、瀧水さんは30cm~35cmの
 サヨリを45匹の釣果。
 吹田市の神尾さんは、30cm~37cmのサヨリを86匹。
 40cm越えのサヨリを一つの目標にしている西宮市の橋本さんは、
 30cm~37cmのサヨリを94匹の釣果でした。

 
 
 
(2月3日)中潮

 2月に、これだけのサヨリが釣れるのは数年ぶりです。
 その上、今年は暖冬で過ごしやすく、体に優しい天気が続きます。
 サヨリの釣れ具合は、筏カセ共に好調で、ハリス1.5号、ハリ、狐5号の
 太い仕掛けでもサヨリの釣れ具合は衰えません。
 潮の早いカセで2時間釣って30cm~38cmのサヨリを35匹。
 浅場の筏では、高槻市の中島さんが、28cm~33cmのサヨリを
 一人で167匹の釣果。

 
 
(2月2日)小潮

 限りなく広い広い海で釣りをする場合、餌を付けた仕掛けを投入しても
 魚と出会う確率は低く、いくら待っても狙いの魚は釣れるものでありません。
 そこで、撒き餌が必要となります。撒き餌を使うことで魚が集まり
 その場に魚を引き留めることもできます。
 鳴門のサヨリ釣りは、撒き餌にアミエビと米ぬかを海水に溶かし
 使うのが一般的になっていますが、それ以外の撒き餌を使う方もいます。
 徳島県新野町の井上さんは、撒き餌に工夫し独自の寄せ方があるようです。
 その井上さんは、カセで30cm~35cmのサヨリを50匹。
 徳島市の松本さん夫妻は、潮の通る筏で28cm~33cmのサヨリを
 45匹の釣果。摂津市の林さん、日下部さん、徳丸さんは浅場の筏で
 30cm~35cmのサヨリを200匹の釣果でした。

 
 
(2月1日)小潮

 サヨリは、料理の主役になることはありませんが、名脇役で輝いています。
 様々な芸ができる脇役で、刺身、椀種、焼き物、昆布しめなど、
 淡白で癖がなく、良い持ち味があります。
 取り扱いは、鮮度落ちが早いので早く内臓を取り除き、
 料理するまでは冷塩水につけて置くとよいでしょう。
 真水ですと光沢が無くなって味も落ちます。
 徳島市国府町の盛さんは、刺身サイズのサヨリを30匹の釣果。
 本マグロをキャスティングで狙った西宮市の須佐さんは、100キロの
 大型マグロを夢見て鳴門海峡周辺に出向きましたが、魚の気配を
 感じられず、昼前に納竿。

 
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