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月・・・

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(4月30日)長潮

 オキアミとシラサエビの違いは、オキアミは、軟甲綱 真軟甲亜綱 ホンエビ上目
 オキアミ目に属する甲殻類の総称。形態はエビに似ていますが、プランクトンで、
 冷凍製品になっています。シラサエビは、エビ目、テナガエビ科に分類される
 エビの1種。日本とその周辺地域に分布する淡水性のエビで、釣り餌や食用に利用され
 ています。オキアミとシラサエビの大きな違いは、活き餌か、死に餌です。
 オキアミは、魚を呼び寄せる匂いが強烈ですが、シラサエビは、ほぼ無臭です。
 ハネやメバルはオキアミでは、なかなか釣れませんが、シラサエビを撒きながら釣ると
 魚のアタリが頻繁にでます。これがシラサエビの一番の魅力です。
 ただ、価格が高いのが難点ですが、数人でまとめて購入すれば、そう高いものには
 なりません。高松市の柴田さんは、ウチノ海中央付近の筏でシラサエビを餌にして
 18cm~20cmのメバルを15匹。大阪市の鳥居さんは、家族で筏にあがり
 シラサエビで真鯛1匹とメバル数匹の釣果。伊丹市から来られたカレイ釣りの親子さんは、
 小型のカレイ2匹。徳島県羽ノ浦町の足立さんは、浅場の筏でカレイを1匹。




(4月29日)中潮

 大型連休二日目は、大勢の釣り人で賑わいました。堂ノ浦の釣りは、チヌ、サヨリ釣り
 の他に、カレイ釣り、ウキ釣りでハネ釣り、筏の上でバーベキューなど
 様々な遊び方があります。吹田市の重光さんは、家族で筏に上がり、メバル、ガシラ
 アイナメの釣果。ハネらしき魚も掛けたそうですが、残念ながら取り込み損じたようです。
 東京都の奥田さんは、38cmの大型カレイ1匹と小型のカレイ1匹。
 大東市の奥田さんは、鏡島北の筏でハネ2匹の釣果。大東市の北村さんは、鏡島北の
 筏で良型カレイ2匹。大阪市の石井さんと北山さんは養殖イケス横の筏で
 良型カレイ7匹とハネ1匹の釣果でした。




(4月28日)小潮

 五目釣りは、ヒラメ、カレイが釣れていました。尼崎市の北村さんが、シラサエビの
 餌で45cmのヒラメを1匹。高松市の久保さんは、小型のカレイを1匹。
 筏でも、今年最初のチヌが釣れていました。神戸市の安藤さんが浅場の筏で40cmの
 チヌを1匹。魚のアタリは、少なかったようですが、数少ないアタリを見逃さず
 筏初のチヌを射止めていました。カセでは、神戸市のマサイさんが40cmのチヌを
 釣りあげていました。「初チヌは、一番でないとダメですか」という問いに、
 「初チヌは、当然一番に釣ったチヌのことを指します。」という答え。
 今年のカセの一番チヌは、吹田市の重光さん。筏の一番チヌは神戸市の安藤さんです。
 



(4月27日)小潮

 「一番チヌ」という言葉が、使われはじめて何年になるでしょうか?
 チヌ釣りが趣味で、堂ノ浦へ通う釣り人なら、誰よりも早くチヌを釣りあげたいと
 思う人も少なくありません。一番目のチヌを釣りあげることは、気持ちが良いそうです。
 「何事も男は一番」という吹田市の重光さんは、一番チヌを狙いカセで竿を
 出しました。本格的な季節と違い、魚のアタリは極端に少ないようですが、
 数少ないチヌのアタリを見逃さない集中力がいります。吹田市の重光さんは、
 終日休むことなく、釣り続け、40cmの一番チヌを捕らえました。
 力強い真鯛の引きもあったようですが、ハリが折れてしまい取り込むことは
 できなかったようです。サヨリ釣りは、大毛島よりの筏が良かったそうです。
 門真市の前川さんと三好さんは、35cm前後のサヨリを35匹。神戸市の奥町さん
 夫妻は、35cmのサヨリを20匹の釣果でした。




(4月26日)中潮

 低気圧の影響で、早朝から暴風雨。午後には、風もおさまってきましたが、
 釣りができるような天気でありません。
 このような南風が吹くと、様々な魚がウチノ海へ入り込んできます。誰もが
 好釣果を期待する南風で、時化後の凪が楽しみです。




(4月25日)中潮

 震災から一年過ぎて、誰もが明るく過ごそうと云う気分に変わってきています。
 ファッションの世界でも明るい色を好む傾向があり、世のなか全体が明るさを求めている
 ようです。今週末から始まる大型連休は、行楽地に多くの人々が動くようです。
 今年の連休は、9日間という方も多いようで、鳴門の筏は、予約が分散して
 混みあうことがないようです。
 サヨリ釣りは、よい状況に変わってきましたが、南風がサヨリの喰いを落とした
 ようです。大阪市の巽さん、藤本さんは、サヨリの釣れ具合に期待して筏に
 上がりましたが、思惑通りにいかずサヨリ数匹の釣果。徳島市の高橋さんは、
 正午までの釣りでサヨリ20匹。「達人」と言う言葉が似合うサヨリ釣りの名人、
 京都市の蛇持さんと山本さんは、南風に翻弄されたようでサヨリを二人で20匹。
 サヨリも、気象条件などが整えば、良い結果が期待できるようです。




(4月24日)中潮

 サヨリ釣り好調。数日前の荒れた天気で、サヨリがウチノ海の湾内に入ってきた
 ようです。湾内の至る所の水面でサヨリが波紋を作っています。
 サヨリの産卵が近づいたのでしょう、釣れたサヨリは、丸々とした太さで
 一匹の価値が最も高い時期です。
 守口市の江川さんは、息子さんと二人でサヨリを釣りに来られ、35cm前後の
 サヨリを80匹の釣果。
 シラサエビの撒き釣りでハネを狙った高松市の中村さんは、真鯛1匹、アイナメ2匹
 ハネ2匹とメバル数匹の釣果でした。




(4月23日)中潮

 ダンゴ釣りは、合理的な釣り方で、刺し餌をダンゴ(堂ノ浦では、山土、配合餌)で
 包み海底まで届けます。刺し餌をダンゴに包むことにより、落下速度が速くなり
 時間的な効率がよくなります。ダンゴの成分は、魚を集める成分が入っているので
 ダンゴを投入するたび多くの魚が集まることになります。そもそも、ダンゴ釣りは、
 刺し餌をダンゴで包むという性質上、狙いの魚以外に餌を取られないで海底付近まで
 刺し餌を運ぶことができます。また、ダンゴを投入点が狭い範囲となるので
 一点に魚を集めることができ効率よい釣りができます。ただ、低水温時は
 ダンゴの配合餌に反応が悪いので、集魚効果の高いものを使うことを薦めます。
 今季、一番チヌを釣ろうとカセに上がった播州ボラ釣り会の本岡さんは、チヌの
 アタリらしきものも数回あったそうですが、合わせることができず、カレイだけの
 釣果。徳島市の井上さんも高島よりのカセに上がり、チヌを狙いましたが、ハネと
 カレイの釣果。




(4月22日)大潮

 気象庁によりますと、日本海と四国沖にある2つの低気圧の影響で、鳴門は
 強い風が吹きました。四国の太平洋側には発達した雨雲がかかり、局地的に1時間に
 60ミリ前後の非常に激しい雨が降りました。また、夜遅くにかけて風の強い状態が
 続く見込みで、最大風速は四国の太平洋側の陸上で18メートル、
 海上で23メートルと予想され、四国の沿岸はしけが続く見込みです。
 南から湿った空気が流れ込んでいるため四国では今夜遅くにかけて、大気の不安定な
 状態が続き、局地的に雷や突風を伴って1時間に40ミリから50ミリの激しい雨が
 降るおそれがあります。
 気象庁は強い風や高波、低い土地の浸水、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。




(4月21日)大潮

 乗っ込みが始まると、筏に集まるチヌは、海底付近から上層のタナまで
 広く遊泳するので、仕掛けを流す層が釣れ具合の決め手となります。
 ウキ釣りで仕掛けを流す場合、タナは思い通りに調整できますが、
 短い竿を使ったダンゴ釣りは、ウキ釣りと違い思うように仕掛けを
 流せません。そこで、よくつかわれるのが「チョイ投げ」といわれる
 釣り方で、仕掛けを狙いの場所に投げ入れ、仕掛けの落ち込みで
 チヌを釣る方法。または、仕掛けを投げ入れ海底の広範を探り
 チヌを釣る方法などがあります。この場合、ダンゴの投入は
 怠らないようにし、竿下にチヌを集めるようにします。ダンゴ釣りの
 基本は、竿下に魚を集め、集まった魚を釣ると云うのが基本ですから
 仕掛けの「チョイ投げ」は、補助的な釣り方と考えましょう。




(4月20日)中潮

 魚には、光感覚器という第二の眼があります。上生体といって脳の頭部にある小さな
 感覚器です。魚の頭を上から見ると、皮膚に色素がなく骨を通して内部が透けて見える
 ところがあり、この下に上生体があります。これは、光感知器で、明暗の日周期、
 季節変化などを検出して、生理変化を制御する機構に関わっていると言います。
 それが何かと思われますが、魚の生活活動を理解するのに知っておきたい感覚器です。
 曇天の空でした。このような薄暗い天気は、ハネの持つ眼だけでなく、上生体が
 作用して魚の摂食が変わるのでしょうか。ハネ釣りが好調でした。
 徳島市の松本さん家族は、筏に上がり30cmのセイゴ~40cmのハネを15匹の
 釣果。徳島市の嘉代さんは、チヌ狙いの外道に38cmのカレイが1匹。




(4月19日)大潮

 今年は、チヌの釣れ始めが、少し遅れているようです。早い年なら3月下旬、
 遅い年で4月下旬。平均的な時期は、4月中旬頃になります。
 春のチヌ釣りの餌は、ボケ、オキアミ、シラサエビになりますが、水温の低い時期は
 カレイ釣りの虫餌にも反応します。そのことから、マムシを餌にするのも良いでしょう。
 筏でのチヌの釣り方は、4m~5mぐらいの長い竿を使ったウキ釣りと、
 1. 5m前後の短い竿を使って釣るダンゴ釣り、または、ダンゴ釣りに使う短い
 竿を使って釣るエビ撒き釣りなど、筏でチヌを釣る場合でも様々な釣り方があります。
 そこで最も人気が高いのは、短い竿を使うダンゴ釣りです。その魅力を考えると
 繊細なアタリを合わせ、短い竿で魚とやり取りする迫力は、何とも言えないスリルが
 あります。糸も細めのものを使うので、釣りあげるまでの緊張感がたまりません。
 チヌはあまり美味しくないないから、敬遠しがちですが、釣りの面白さは
 どのような釣りにも勝りません。この釣りを知らない人に、是非知ってもらいたい
 釣りです。
 



(4月18日)中潮

 ハネ釣りは、ある程度の撒き餌を使うので、経済的な負担が大きくなります。
 そこで、その負担を軽くするため、自ら餌を調達すれば釣り使う経費が抑えられると
 考えた神戸市の新田さんは、釣り来る途中に近くの川で川エビを調達したそうです。
 勝手がわからず多くの餌を調達できなかったようですが、潮の通る筏で35cm~
 45cmのハネを5匹の釣果。サヨリ釣りは、場所によって集まり具合が違うようです。
 中級者以上の方が本格的に狙えば、50匹ぐらいの釣れぐあいだと思います。




(4月17日)中潮

 アイナメは、浅い岩礁域に棲息する。カサゴ目アイナメ科の1種。          
 日本沿岸の比較的塩分濃度の低い岩礁域に広く生息する底生魚で、食用にもなる。
 産卵期は関東では晩秋から冬。北海道では9月から11月と早い。
 産卵期にはオスが縄張りを持ち、メスに求愛運動をし、岩礁域の窪みなど潮通しの
 よい場所(縄張り)に産卵させ、産卵後はオスが卵を保護する。この縄張りを持つ
 産卵期にオスは婚姻色の鮮やかな黄色になる。卵を守る習性があるのに、逆に卵を
 好んで食べる。雑食、夜行性で岩礁域などに縄張りを持っている。
 料理方法は、刺身・煮つけ・唐揚げ・天婦羅・焼き物と、料理の方法が多い。新鮮なアイナメは、刺し  身にし、モミジおろしで食べると美味しいです。
 高松市の中村さんは、良型のアイナメ2匹とセイゴの釣果。




(4月16日)若潮

 最近、おしゃれな格好で山へ登る山ガールという女性が増えているそうです。
 女性がアウトドアに興味を持っているということに注目が集まっていると
 言われています。釣りのジャンルでも女性の進出がめざましく、釣り具店では、
 釣りガール向けのコーナーまで設けられ、女性向けの商品が充実しています。
 特に筏釣りは、女性の釣り人が増え、今では、女性だけで釣りを楽しむグループも
 少なくありません。徳島の松田さんは、今流行りの釣りガールで、職場の仲間三人で
 ハネを狙いました。筏釣りの勝手が掴めず、ハネ、1匹とメバル数匹でしたが、
 ラインを切る大物の魚も掛り、それなりに釣りを楽しめたようです。




(4月15日)長潮

 サヨリが釣れ始めました。徳島の小泉さん、本命はチヌ釣りですが、夕方1時間だけ
 サヨリを狙ったところ、大型のサヨリが幾度も当たってきたそうで、掛け外れたサヨリも
 含めると1時間で20匹は釣れたそうです。神戸市の岩崎さんは、カセでチヌを
 狙いましたが、餌取りの小魚しか釣れず、ハゼとタナゴの釣果。
 ウキ釣り、ミャク釣りでメバルも釣れています。神戸市の菊池さん家族は、筏で20cm
 前後のメバルを15匹。大阪市の松岡さんは、シラサエビを撒いてハネを狙い
 35cm~45cmのハネを21匹の釣果でした。




(4月14日)小潮

 エビ撒き釣りとは、活きたエビを撒いて魚を釣る方法です。大阪湾でエビ撒き釣りと
 いえば、シラサエビを使うのが一般的です。鳴門の場合、海で獲れるウタセエビも
 使いますが、この時期は入手が困難なのでシラサエビが主流の餌になります。
 エビ撒きカゴという撒き餌専用の道具を使い、餌を撒くのですが、撒くタイミングが
 あるといいます。まず、朝は魚の活性が高いので、撒き餌は、多めに撒きます。
 その後の目安は、目当ての魚以外の喰い気で判断すればいいでしょう。
 餌を撒いても何もアタリがない場合は、撒き餌を入れる量も少なめにし、魚のアタリが
 出はじめると撒き餌を多めに入れるようにします。本命の魚も外道の魚も喰い気が
 出るのは同じなので、その辺を判断材料にすればいいでしょう。
 大阪市の細川さんと住谷さんは、ハネとカレイの釣果。徳島市の田中さんは、潮の通る
 筏で35cm~40cmのハネを6匹の釣果でした。




(4月13日)中潮

 グーグルは1月から3月までの3か月間の決算を発表しました。     
 インターネットの検索結果に連動した広告や携帯端末向けの広告の収入が
 伸びたことから、売上高は前の年の同じ時期より24%増えて8600億円、
 最終利益は前の年の同じ時期より61%増えて2300億円となり、いずれも
 過去最高を更新しました。
 グーグルは、インターネット上の広告収入を巡って、世界最大の交流サイトを
 運営するフェイスブックと激しい競争を繰り広げており、フェイスブックに対抗してみずから 
 立ち上げた交流サイトの利用者がどこまで拡大するのかが焦点となっています。




(4月12日)中潮

 近年、メバル釣りは、ルアーで釣るのが当たり前のようになっています。ルアー釣りは、
 餌が必要なく、手軽な釣りとして人気が高まっています。ただ、夜釣りが中心と
 なります。日中メバルを狙うなら、圧倒的に餌釣りが釣れます。シラサエビを撒いて
 ウキ釣りで狙えば、ルアー釣りをしのぐ釣果がでます。
 大阪市の竹内さんは、潮の通る筏で20cm前後のメバルを15匹と40cmの
 ハネを1匹。



(4月11日)中潮

 北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射を予告していることを受けて、  
 各地の海上保安本部は、10日から「地域航行警報」を出しています。
 このうち、舞鶴市に本部を置き、福井県から島根県沿岸の日本海を管轄する
 第8管区海上保安本部では、11日午前10時半ごろ、管内を航行する船に無線で
 警戒を呼びかけました。呼びかけは日本語と英語で行われ、発射に伴いミサイルの
 部品などの落下のおそれがある黄海と北太平洋西部の2つの海域を緯度と経度で
 知らせていました。
 第8管区海上保安本部海洋情報部の江上亮監理課長は「情報に注意し、
 落下物のおそれがある区域をできるだけ避けて航行してほしい」と話していました。
 海上保安本部では、発射が確認されるまで、無線のほかインターネットでも警戒を
 呼びかけるということです。先進国と比べ技術が遅れている北朝鮮のことだから、
 発射したミサイルが何処に向かって飛ぶかわかりません。鳴門の海に落下するようなことは
 ないと思いますが、じゅうぶんな注意が必要です。




(4月10日)中潮

 鳴門の魚が動きはじめました。今まで餌に反応しなかった魚ですが、海水温度が
 上がり餌に興味をもつようになりました。大阪市の納藤さんは、潮の通る筏で
 28cmのカレイを1匹。徳島県貞光町の折目さんは、シラサエビを餌にして
 ウキ釣りでヒラメ1匹とハネを3匹。高松市の中村さんは、アイナメ3匹とハネ1匹、
 55cmの真鯛を1匹。大型の鱸らしき魚も掛ったそうですが、取り込むことが
 できなかったようです。真鯛が釣れると云うことは、湾内にいくらかの群れが回遊して
 きたようです。この分だとチヌも近いうちに釣れるでしょう。




(4月9日)中潮 

 草木の芽生えを「萌芽」と言いますが、京都府は、宇治茶の新芽が一定程度まで育ち、
 一番茶の摘み取りの準備の目安とされる「萌芽」(ほうが)に達したと発表しました。
 京都府では、毎年、宇治茶の生育の目安として、宇治市にある京都府の農林水産技術
 センターの茶業研究所で育てているお茶の芽の状態を調べています。
 茶の新芽が、冬の寒さから芽を守る葉の2倍ほどの長さに成長した状態を「萌芽」と 
 定め、毎年発表しています。
 9日、50本のお茶の木のうち全体の70%で「萌芽」が確認できたとして、京都府は、
 平年よりも3日遅く、去年と比べても2日遅く「宇治茶が萌芽した」と発表しました。 
 「萌芽」の日からおよそ1か月後には新茶の摘み取りが始まるそうです。
 宇治の茶摘みが始まるころ、鳴門のチヌ釣りは本格的な季節に入ります。




(4月8日)中潮

 醍醐の花見とは、1598年4月20日に豊臣秀吉が京都の醍醐寺において、
 豊臣秀頼、北政所、淀殿ら近親の者を初めとして、諸大名からその配下の者など
 約1300名を従えて 盛大に催した花見です。その日の花見は記録に残されており、
 1番目に北政所、2番目に  淀殿、3番目に松の丸殿、4番目に三の丸殿、5番目に
 加賀殿、前田利家正室が続いたと 言われます。
 宴会の席では、正室である北政所の次に杯を受けるのを淀殿と松の丸殿が 争い、
 前田利家正室がその場をうまく取りおさめたという話が伝わっています。
 この花見で読まれた和歌は三宝院に保管されているそうです。
 1300人が参加した花見など今の時代では考えられない人数です。
 鳴門地方も桜が満開で、花見は一番良い時期です。
 また、花見カレイも今から連休明けが一番の釣り頃。のんびりと
 カレイ釣りを楽しむのも良いものです。西ノ宮市の三木さんは、
 潮の通る筏で30cmのカレイ1匹。同行の冨田さんは、ハネ2匹釣果でした。




(4月7日)大潮

 サヨリが釣れ始めるのか、この冬、ほとんど釣れていなかったサヨリが釣れていました。
 昼過ぎからサヨリの気配が出てきたらしく、大きくない群れですが、水中のサヨリが
 目視できたようです。寝屋川市の石井さんが浅場の筏で35cm~38cmのサヨリを
 7匹。釣果は少ないものでしたが、これからの釣果に期待が持てるようになりました。
 釣りにくい魚だけが残ると、その子孫には、警戒心の強い魚だけが残るかを
 実験した結果があります。実験では、釣りにくい魚の代表をニロチカ、釣りやすい魚を
 モザンビカ、および、その2種の雑種を試験したら、ニロチカの遺伝子が多ければ
 釣りやすく、モザンビカの遺伝子が多ければ釣りにくいかという実験をした。
 その結果、釣りにくい魚の遺伝子が多ければ釣りにくいということはなく、
 反対に釣りやすい遺伝子が多ければ釣りやすいということもなかったそうです。
 結論は、警戒心の強い親から警戒心の弱い子供が生れてくると云うこともあるようです。
 サヨリも毎年釣り人に苛められ、サヨリの子孫も警戒心が強くなっていると云う
 人もいますが、実験からすると、そういうことは無いようです。




(4月6日)大潮

 景気動向指数は、企業の生産や雇用など、さまざまな経済活動の指標を基に内閣府が
 算出しており、指数が前の月を上回れば上向き、下回れば下向きと判断されます。 
 2月の調査では、景気の現状を示す「一致指数」が平成17年を100として93.7で、
 前の月を1ポイント上回り、2か月ぶりに上昇しました。
 自動車1台当たり最大で10万円の補助が受けられるエコカー補助金制度の導入で、
 自動車の販売が増えたことなどによるものです。また、先行きを示す「先行指数」は、   
 スマートフォン向けなどの電子部品の出荷が増加していることや首都圏でのマンションの
 着工が増えていることなどから、96.6と前の月を2.1ポイント上回り、
 4か月連続で上昇しました。




(4月5日)大潮

 筏のチヌ釣りは、ダンゴで釣るのが面白いと云う人。反対に長い竿を使いウキ釣りで
 釣るのが好きという人がいます。それは、それぞれの好みで釣ったらいいと思います。
 ウキ釣りの場合、ハリスの太さは、1号から1.5号を使います。外道に大型の真鯛
 などが掛る場合があるので、あまり細めの糸は避けた方がいいでしょう。
 数年前、山口県柳井へ石鯛を釣りに行った時の話しですが、10号のハリスに
 50cmのチヌが喰ってきた経験があります。条件は違いますが、それから考えると
 ハリスの太さは決めつけてはいけません。確実に釣りたいなら太めにし、
 スリルを楽しみたいなら細めのハリスにするとよいでしょう。
 ウキ釣り仕掛けでチヌを釣る場合、仕掛けを流す深さが重要になります。
 春先のチヌは、筏の周辺で好き勝手に泳いでいます。1ヒロの深さで釣れる時が
 あれば、仕掛けを海底に、はわさないと釣れない時もあります。その辺の判断が
 大事なようで、魚が釣れた深さに執着しないよう心がけてください。




(4月4日)中潮

 鳴門の冬は、海水温度が7℃近くまで下がるので、低水温に弱いチヌは、浅場の海から
 深場へ移動します。3月頃になると水温も上がり、産卵を控えたチヌは深場から
 浅場に戻ってきます。一般に言われる「チヌの乗っ込み」です。鳴門の平均的な
 「乗っ込み」は4月中旬からで、5月に入ると「乗っ込み」の盛期をむかえます。
 その頃は、まだ海水温度も低く、チヌの活性も高くはありません。そのチヌを
 どのようにして集めて釣るかが釣り人の課題になります。
 魚を集めるには、配合餌を使うのが一般的ですが、近年、釣り具店に売られている
 配合餌は、種類も多く、どれを使うか迷ってしまいます。
 一般的な配合餌は、オリジナル配合餌(HosoQ)にサナギミンチとアミエビを
 加えたものが無難な配合になるでしょう。春の刺し餌は、ボケ、オキアミが主流ですが、
 シラサエも反応は悪くありません。
 春のチヌ釣りは、邪魔をする餌取りが少なく、その点から考えると釣り易い時期かも
 しれません。また、記録的な大型チヌが釣れるのも、この時期で大型を好む釣り人には
 お薦めです。




(4月3日)中潮

 日本海で急速に発達している低気圧の影響で、西日本と北陸など広い範囲で 
 風が強まっています。低気圧は日本海を発達しながら東に進み、4日にかけて 
 北日本を通過する見込みで、東海や関東甲信は昼ごろから、東北など北日本でも 
 午後から風が強まり、太平洋側を中心に非常に強い風が吹く見込みです。
 最大風速は、西日本の陸上で23メートル、海上で25メートル、波の高さは、
 西日本から北日本の太平洋側や日本海側の沿岸は6メートルから10メートルの 
 猛烈なしけになると予想されています。 気象庁は暴風や高波に警戒するとともに、 
 落雷、竜巻などにも十分注意するよう呼びかけています。




(4月2日)中潮

 鳴門でスズキの産卵時期は10月から翌年1月と言われています。これは信用性が
 低いのですが、南風が強く吹く日の夕方に産卵が行われると言います。
 スズキの卵は、直径1.5ミリの大きさで産卵された卵は海面で浮遊しているそうです。
 産卵後5日ほどで孵化し、孵化後5~6日で餌を採り始め、体長が20cmまでは、   
 動物性プランクトンを摂食し、それ以上に成長するとエビ類、小魚類などを
 摂食するようになります。
 スズキは大潮の日は餌を求めて活発に活動します。基本的にスズキは動かない餌に反応が
 悪く、刺し餌に使うエビ類も活きた餌でないと反応しません。潮の動きが悪い時は
 喰いも渋いようで、ある程度の流れがいるようです。高松市の西山さんは、
 ハネを筏で狙いましたが、終日反応がなかったそうです。




(4月1日)中潮

 大釣りはありませんが、良型のカレイが釣れていました。
 豊中市の曽木さんは、家族で筏に上がり、30cm級のカレイを1匹。徳島市の
 手塚さんも大毛島よりの筏で30cm級のカレイを1匹。高松市の田中さんは、
 浅場の筏でハネ2匹とカレイを1匹。この時期は、餌取りの小魚も少なく、ハリに
 付けた餌は、そのまま返ってくることが多いですが、定期的に刺し餌は取り換える
 ようにします。また、仕掛けも、そのままにせず、定期的に動かして仕掛けを移動する
 ようにします。



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