磨ける車ばかりではありません
コーティングに磨きは普通になってきましたが、問題も?
今のコーティングでは硬くても、キズは付きます
しかし、傷を消す磨きは何回も出来るものではありません
限られた磨きしろを、少しでも残すには?
- 負担軽減型コーティング 塗装の負担を軽く
- ・色あせ対策の技術を応用
- ・専用下地処理剤でキズを目立ちにくくし、磨きの負担を軽減
- ・磨きしろが少ない塗装でも、キズを目立ちにくく出来る
- ・財布の負担も軽減 低価格コースもあり

塗装の負担を減らすには
ガラスコーティングも一般的になり、他も含め磨きとセットの認識が広まってきましたが、問題も出てきました。
性質上コーティングは、キズを埋めるには向いていません。
なので磨きでしっかりキズを消してからの施工が、理想とされています。
初回の施工直後はきれいですし、それで良いと思います。
しかし一年も経てば硬いとされるガラスコーティングでも、それなりにキズも入るし構造の破断による性能の落ちも出てきます。
メンテナンスや再施工で性能は確保できても、磨きなしでは施工直後のキレイさは厳しいと思います。
深いキズを消すには塗装まで磨き、塗装の負担は大きくなっていく。
また既に磨きしろが少ない車は、どうすれば?
「負担をかけずに磨く」ことは、とても重要で難しいです。
それでも磨くのか? そのままコーティングするのか?
逆を言えば、磨きの負担を減らすことが塗装の負担を減らす
考え方を変えてみる
車を使う以上一年もすればキズは入り、深いキズなら磨き消さない方が良いこともあります。
少しのキズが付くたびに磨いていては、塗装はどんどん薄くなります。
キズ一つないのは気持ち良いですが、ある程度のキズは必要以上に気にしない方が塗装には良いです。
磨きは大きなキズを小さなキズに変え、目立ちにくくするとも言えます。
じゃあ、他の方法でも目立ちにくく出来れば良いのでは?
ある程度のキズは必要以上に気にしないなら、磨き以外でも出来ないか?
磨き以外で出来たなら塗装の負担軽減になるんじゃないか?
これが負担軽減型コーティング開発のきっかけです。
キズを目立ちにくく

キズを目立ちにくくする専用下地処理で、磨きの負担を軽減します。
全てのキズやくすみを消すことはできませんが、軽いキズなら目立ちにくくなる、当店が開発したオリジナルの下地処理です。
また付いてしまった軽度のキズは、メンテナンスや再施工で再度、目立ちにくくすると。
コーティングの膜厚や樹脂・コンパウンドなどのキズ埋め効果ではありません
この処理はキズを埋めるほどの膜厚はありませんし、コンパウンドも使いません。
色あせ対策の独自技術を応用しています。
上の画像は黒単色のキズが分かりやすい状態で、2ミクロン相当のキズを入れ施工前後を比較したものです。
キズは完全に消えてなくコーティングの仕上がり画像としては、印象は良くないでしょう。
しかし磨きなし 専用下地処理とノンシリコン薄膜厚のガラスコーティングだけの状態です。
ガラスコーティングをしたことがある人は、違いが分かるんじゃないでしょうか。
塗装の状態が良ければ、これだけで見た目の印象は良くなることもありますし、磨きとの併用では磨きの負担を減らすことができます。
間違ってほしくないのは、適切な磨きはとても重要です
磨きが必要ないわけでも、負担軽減型の効果で全てのキズが消えるわけでもありません
磨きしろを減らす為に目立たなくなるくらいで抑えるといった、割り切った下地処理でもあります。
キズの見え方は、色の種類や個人差があるので完全なキズ消しを望むなら、お勧めしません。
又は通常の磨きとの併用を、お勧めします。
コーティングするなら、キズ一つないようにしたい方もいると思います。
あくまで、必要以上に塗装を削るのを減らすのが目的です
有機系ポリマーも効果はありますが、雨や熱に弱い成分もあり効果がかなり短くなるため、有機系の材料は使っていません。
塗装現場でも使えるノンシリコンの下地処理です。
磨きをカバーするために
負担軽減型の効果は、磨きの負担・ 磨き過ぎの軽減が目的ですが、状況によって磨きなしで施工出来るのも特徴です。
磨きは密着を良くする・表面に残っている前コーティング等を除ける役目もあり、その対応も必要です。
ただ上から次々に施工するだけでは、はたしてコーティングの効果を何処まで引き出せているか分かりません。(※知られていない相性問題)
それではもったいないですよね。
なので下にいろんな被膜があっても、出来るがぎり負担軽減型の性能が出るよう独自対策をしています。
たとえば単純に強い脱脂をすれば良いのではなく、強すぎる脱脂はむしろ塗装を傷めたりシミの原因になります。(※脱脂)
強い弱いでなく目的は何なのか? その上で塗装の状態も判断する必要があるんですね。
工程が増えすぎたり材料費が高くなるのも抑えなければ、料金は高くなってしまい、お客さんの負担も考えなければいけません。
お客さんの負担も軽減しようというのが、負担軽減型の特徴でもあります。
ただし正直に言います。 市販品を含め多くの製品があり、状態もさまざまですから100%とは言えません。 これからの課題です。
欠点は
磨きなしで施工する場合、汚れは液体ケミカルのみで落とします。
基本三つのケミカルを使いますが、塗装の中にまで入りこんた水アカやシミ・鉄粉、酸化し白化した塗装・肌調整などには対応できません。
磨きなしにこだわり過ぎて、必要以上に強い溶剤を使うのは塗装を傷める原因にもなります。
その場合は、必要に応じた磨きの併用を勧めします。
保護被膜は (標準コース)
耐用年数は、月2回・手洗い洗車を前提に実用2.7年程度。
標準コースでは下地処理の後、防汚性能の高い無溶剤硬化型ガラスコーティングで塗装を保護。
負担軽減型の下地処理効果を維持する役目もあり、特殊な密着で横方向の力にも強く、ガラスコーティング特有の弱点を克服しています。
また実用性を考え、被膜の厚さと硬度のバランスを最適にしています。
厚過ぎづ薄過ぎず、硬過ぎづ柔らか過ぎず。
硬度は6~7H相当ですが、負担軽減型の他の要素とのバランスで、あえてこの硬度にしています。
硬過ぎ厚過ぎはクラックの原因に、柔らかいと洗車キズに。
あと車は、振動することも考えなければいけません。
安定した性能のため、被膜の最適化や層間密着の対策もしています。
※ 低価格コースの説明ではありません
乾燥・密着対策

塗装の乾燥・密着技術を、コーティングに応用しています。
パテ硬化紫外線ライトやプライマー・脱脂など、多くの技術が応用できますが、そのまま使うのではありません。
独自の工夫で効果を上げ、コーティング完全硬化までの初期トラブルを出来るかぎり少なくしています。
「納車後しばらくは洗車控えてください」 だけだと納車後すぐに鳥糞など付いたら、洗い流した方が良いのか?初期乾燥中だから、洗車しない方が良いのか?考えますよね。
アフターフォローがあっても、また付くことだってあるし。
負担軽減型コーティングでは、鳥糞が付いたなどトラブルあった時でも納車翌日から洗車でき、すぐに洗い流してダメージを最小限に出来ます
※ 雨で汚れた等の綺麗にする為の通常の洗車は、納車後1週間は控えてください
ただし繊維強化型とは違い熱反応タイプではないので、熱乾燥機はあてません。
当てても意味がないので別の方法でしています。
乾燥は各タイプに合わせて工夫が必要です。 熱をかければ良いのではないんですね。
密着・脱脂も同じ。 必要以上は、むしろトラブルやコストアップに繋がります。
メンテナンスについて
日常のメンテナンスは、専用メンテナンス剤をお勧めします。
負担軽減型に合わせ専用に作っているので、効果的にコーティング被膜の保護が出来ます。
撥水や艶の復活を目的としたモノではありません。
防汚性や耐イオンデポジット効果と、ガラス構造の破断の予防効果を目的にした、メンテナンス剤です。
作業性も良く、液体WAX感覚で軽く塗れると思います。
月1~2回洗車後に使用することで、より効果を発揮します。
ぜひ、お使いください。
また工場では、更に効果の高いメンテナンスも用意しています。
日常用と併用することで、コーティング被膜を良い状態で保つことができます。
※メンテナンス効果を維持するためには、施工後にWAX・他のコーティング等を掛けないでください(※知られていない相性問題)

低価格コースもお勧め
負担軽減型の下地処理にコーティング能力を持たせ、ガラスコーティングでの保護被膜や工程を省くことにより、ギリギリまで価格を抑たコースです。
「財布の負担も軽くして気軽に出来る」ことを目的としたコースで、標準コースと同じとはいきませんが、高い性能を実現しています。
一度試して次回は標準コースも良いし、低価格コースを再施工も出来ます。
※ 耐用年数1.7年程度
負担軽減型コーティング コース価格表
クラス | 車 種 例 | 標準 コース |
低価格 コース |
---|---|---|---|
軽 | ミラ タント ワゴンR MRワゴン ライフ ラパン NBOXなど |
\60.500~ | \38.500~ |
小型車 | bB シエンタ キューブ マーチ デミオ オーリス ラクティス ノート スイフト ベリーサ ポルテ パッソ ラウム Fit ビッツ S2000など |
\71.500~ | \44.000~ |
セダン ミニバン |
※ ハイエース等大型車は除く マークX ウィッシュ ストリーム オデッセイ プレミオ スカイライン カローラ ティーダ クラウン アベンシス プリウス ラフェスタ ティアナ アコード アテンザ ランサー インプレッサ エディックス イプサム プレマシー レガシィなど |
\77.000~ | \49.500~ |
- 耐用年数 標準コース2.7年程度 低価格コース1.7年程度
- 標準コースと低価格コースは保護膜の性能・特徴が異なります
- 磨きは基本料金に含まれません 別料金となります
- ※ 注意事項
- 施工証明証を発行 品質保障証ではありません
- 施工日数 平均2~5日程度です
- 施工は、外板パネル外側・塗装面です パネル内側・エンジンルーム、内装・窓ガラスには施工していません
- 状態により施工をお断りさせていただくことがあります(下地の状態が悪い、施工しても効果が期待できないなど)
- 塗料ミスト・シミ・鉄粉の除去は、別作業になります
- 補修により、コーティングがなくなってしまった部分の再施工、又は部品など単品パーツ施工もしています
※ 部分施工のみの場合は、施工証は発行できません - ※ 2021年3月に価格表記を改訂