The 鉄腕タケDASH村ラインナップ

■2001season■
鉄腕タケDASH村の村おこしのシーズン。なぜか突如いきなり、ピクルス入りのホットドックを作ろうと思いたった。しかしながらスーパーにはズッキーニのピクルスが売っていない。ないなら自分で作る!昔からこの精神だけは持ち合わせていた。さぁ、畑を耕し、種を蒔き、鉄腕タケDASH村ここに発村!

■2002season■

なぜうまくいかない!ほわぃ?失敗は成功のもとというが本当に成功する日は来るのか?懲りない、諦めない、学習しないのタケDASH村。堂々のセカンドシーズン、ズッキーニ・リータンマッチ。大地が相手だ!

■2003season■
今年のタケDASH村は豆腐作りに初挑戦。 なぜ一丁の豆腐のためにそこまでする必要があるのか? はたしてその目標は達成されるのか? 2003年のタケDASH村での活動の総決算を一挙公開。

※ 2004 the鉄腕タケDASH村のハロウィ〜ン ※



ようやく今年もタケDASH村の活動報告をお届けすることが出来る。
はやいものでこのタケDASH村も立ち上げて4年目を迎える。 村長の僕としては今後更なる発展を望んで止まないのである。さてさて、自然が相手のタケDASH村。今年はどうなることやら。

タケDASH村に春がまたやって来た。
さぁ、今年もがんばるぞ〜!と意気込むしだい。
今年は何を植えようかと思案するのだが、タケDASH村の活動とはただ単に野菜を育てることではない。もちろんそれは村の運営の根幹をなす部分ではあるのだがそれが本質ではない。
あえて言葉にするならば、農作物を育てることにより自然の営みを直に肌で感じ、そしてそれを学ぶことにある。そして収穫に感謝しつつクリエイティブな創作活動へとつなげることこそが村の存在価値であると考えている。

都会の子どもに鮭という魚の絵を描かせたところ、ほとんどの子どもが鮭の切り身の絵を描いたのだという話をずいぶん前に耳にした(多分作り話だろう)。現代人の常であろうか、自然から遠く離れた環境を作りだしたがゆえに自然のあるがままの姿を目にすることが少なくなってしまったのだろう。実はこれは遠い都会だけの話ではないし、子ども達だけの話でもないと僕は思う。はたして今の大人達は普段自分が口にしている野菜が土になっている姿をどれだけ知っているだろうか?
例えば近頃では身近な野菜となっている沖縄のニガウリ(ゴーヤ)は藤棚のような棚からひょうたんのようにぶら下がって成ることをあなたはご存知だろうか?胡瓜とトマトと茄子を花や葉だけで見分けることができるだろうか? 案外知らないものでしょう。

大豆の苗床作成中
野菜なんて一年中スーパーで簡単に手にはいるので、作るのも簡単だと思いがちになっていないだろうか?僕もタケDASH村をはじめてみて初めて知ったことがたくさんあるものだ。失敗もたくさんした。梅雨の長雨に打たれて苗が全滅したこともある。台風で葉っぱが飛んでしまって大丈夫だろうかと心配もした。野菜を作ることがこんなにも大変なことだとは思いもしていなかった。
去年は大豆を育てて豆腐を作った。スーパーで100円以下で手に入る豆腐一丁を作るのにそれはそれは大変な苦労をしたものだ。そして初めて大豆が一丁の豆腐になることの大変さやありがたさを学んだものだ。そんな実践の場がこの鉄腕タケDASH村だったりする。

しまった、、、
“同じ舞台を二度踏まない”と以前から自分に言い聞かせてきた。今年は何をしようかと胸を膨らませていたのだが、実は昨年の大豆の種がまだ半分残っていた。少々不本意ではあるが今年も大豆を育てることにしよう。4月初旬、育苗ポットに3粒づつ種を蒔いていく。当然のことではあるが、大豆の種はやはり大豆に他ならない。
種を植えてから一週間。そろそろ芽が出始めてもよい頃なのだが一向にその気配がない。というのも親父殿が全くの日陰に育苗ポットを移動させて、尚かつ毎日たっぷりと水をやり続けていたようだ。残念ながら好意も善し悪し。
急遽日向へ移動させてはみるもののやはり芽が出て来そうもない。ちょっと掘ってみると、、、完全に腐ってしまっていた。うぅ、、タケDASH村2004、早くもピ〜〜ンチ!

 


う〜〜ん、こまったもんだ。
かといっていきなりこれで今年の活動は終了〜〜!というワケにもいかないしなぁ。
っというわけで急遽軌道修正。というか、、、やり直し。
実をいうと大豆を植えたのは種があまっていたから仕方なくだった。
もちろんひとつのことを突き詰めて極めるということも大切だとは思うのだが、 次々と新しいことに挑戦し続けることがタケダの望むスタイルだ。なにを隠そう本当はカボチャをやってみたかったのだ。
しかしこまったことに今から種を植えて苗を育てるには遅いしなぁ、、、。
っと思っていたところ偶然に「ぼっちゃんかぼちゃ」の苗を売っているのを見かけた。
おぉ!これは神のお導きか?いやいや、そんな信仰なんざこれっぽっちも持っちゃいない。意思あるところに道が開けたと信じよう。ぼっちゃんかぼちゃといえば今や知る人ぞ知るかなり隠れた人気を持ったカボチャなのであった。
その特徴は僕らが一般的に認識しているカボチャよりもずっと小型であり、注目すべきはその栗にもにた甘さにある。カットしたぼっちゃんかぼちゃをラップして電子レンジでチーンするだけで甘くてほくほくした味が楽しめるそうだ。よし、これで行こう!っとさっそく3株購入して畑へ植えることにする。
個体を認識するために仮に奥から“一郎”“二郎”“三郎”と呼称する事にする。


住宅のベランダで同時進行で今年もサニーレタスを栽培する。ベランダという限られた環境で何が出来るかというトライアルもなかなか面 白そうなので今後取り組んでみようと考えているテーマ。
昨年からこの環境でサニーレタスの栽培を始めている。
プランター2個の農園にホームセンターで販売している腐葉土混じりの野菜の土を使用。しかしなが市販の土では腐葉土が多いようで少し土がパサつく。細い根のはる野菜には適さないようなのでタケDASH村の畑の砂を半分混ぜて使っている。
サニーレタスの種蒔きは関西〜中四国で3月から5月くらいの時期。つまりは春。
ホームセンターで勝ってきたサニーレタスの種は「レッドリーフ」という品種。プランター2個という広さであれば一袋の種で2回から3回の量 が入っている。残った種は冷蔵庫で保管し来年も使う。



冬にコタツでリンゴを食べながら不意に思った。
はたして、このリンゴの種は春になったら芽が出て来るのだろうか?もしも仮にその芽が大きく成長して畑でスクスクと育ってしまったりすると、リンゴが生るのだろうか?
まぁ、リンゴが生るというのは少々夢みがちな妄想ではあるが、今ここで捨てようとしているリンゴの種が本当に芽を出すかどうかというトライアルは面 白そうだと思って種をいくつか取っておいた。
レタスの種を蒔きながらそれを思い出して小さな鉢に植えてみる。
はたして、、、希望のリンゴの木はなるのだろうか。
、、、結局ダメでした。

 

苗を植えて間もなくの頃
 
枝の伸びる速度が速い
 
早くも畑の畦を葉が覆い隠す
葉の付け根に花のつぼみが
 
もう花が咲きかけ
 
大きな輪郭の花が咲く
花が枯れた雌花の根本が膨らむ
 
すでにかぼちゃの模様が見える
 
日を大事に大きくなっていく

別段手入れをしているというわけでもないのだが、それでもスクスクと成長を続ける。本当に夏野菜の生命力は力強い。花が散ったあとに出来るまだ直径2センチ程度の実ではあるがすでに立派にカボチャの姿をしているのがほほえましかったりする。以前育てたズッキーニも同じカボチャの仲間なので葉やツル、花といった部分の形状が非常に似ている。さて、どれくらいの大きさになれば収穫できるのだろう。

ところでこのカボチャという野菜。原産国は遙か遠くのカンボジアなのだという。カンボジア、カンボジア、、カンボジァ、、、カボジャ、、、カボチャ、、、カボチャ。とまぁいっt具合らしい。きっとはるばるシルクロードでも渡ってきたのだろう。ちなみにトマトは南米アンデスの原産らしい。

 

  

ベランダのレタス組も順調に進んでいる。次々とでてくる芽のなかかから発育の良いものを残し、そうでないものを間引いていく。せっかく出てきた芽なのだから摘んでしまうのは可哀想に思うのだが、致し方のないことなのである。
本場が3センチくらいになるともう色が赤みをおびて早くもサニーレタスっぽくなってくる。

毎日出勤前に欠かすことなくベランダのレタスに水をやるのが日課になってくる。レタスの日々の成長を見届けるのが非常に楽しいものだ。
発芽して数週間もすると立派なサニーレタスになってくる。茎の中央から次々と新しい葉が出てくるので大きく育った外側の葉から一枚ずつめくりながら収穫をする。そうすると長い間収穫をtづける事ができる。
休日の朝ともなるとベランダに出てこの一週間で収穫できるまで成長した葉を摘むとザルいっぱいになる。この取れたてを適当な大きさに切ってドレッシングをふんだんにかけてそのまま食すのである。至福のひととき。

 

 

 

つ づ く


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