はるか |
媛小春 |
甘平 |
村松文旦 |
2月上旬に収穫 レモンのような見た目に反して酸味が少なく、カットした途端広がる爽やかな香り。 昭和55年に福岡県の石井氏が自宅の庭において「日向夏」の自然交雑実生を発見し、57年高接ぎ樹を育成、61年初結実、以後、増殖を行いなががら、特性の調査・確認を行い育成を完了した品種です。 品種登録出願時の名称は「円香」。 はるかの食べ方(動画) |
1月下旬に収穫 果皮は黄色で、厚さは薄く、むくのは比較的容易である。果汁は多く、甘みが強い。 1994年に愛媛県立果樹試験場(松山市)において、「清見」に「黄金柑」を交配し、その後、2007年に育成を完了した品種で、日本において2008年10月16日に品種登録された。なお、品種登録出願時の名称は「小春柑」であった |
1月下旬に収穫 果実の糖度は1月下旬で13度以上とな り、クエン酸含量も 1.1%程度まで下がり 食味良好 「西之香」に「シラヌヒ」の花粉を交配し、 得られた種子を播種し1993年に穂木を 採取、温州ミカン中間台木に高接ぎし 1997年に初結実した。しかし、2014年に DNA鑑定の結果、ポンカンと西之香が交 配してできた事が明らかになった |
1月に収穫 晩白柚とも言いはザボンの一種。実が大きく1個が2キロ程にもなる。 さっぱりした中に甘酸っぱさとほろ苦さがあり爽やかな風味。 実はプリッとしていて河内晩柑と土佐文旦の中間くらいの固さになっている。 |
不知火・デコポン |
タロッコ |
ネーブル |
清見タンゴール |
2月上旬に収穫 熊本原産、不知火(しらぬい) 1972年「清見」と「ポンカン」を交配させて作った。糖度13度以上、酸度1度以下 熊本の不知火で試験栽培されたことが名前の由来。 |
3月に収穫 イタリア地中海地域原産の柑橘で通常のオレンジと異なり、身が真っ赤なのが特徴。色合いから、ブラッド(血)がつけられるようになった。日本では高級品とされ、主にジュースの原料となり、その名の通り真っ赤な色のジュースとなる。生食用のものはあまり出回っていない。 |
3月に収穫 早生のスイートオレンジである。 果頂部にへそ(navel)に似た窪みがあるこ とからこう呼ばれる。 オレンジ類としては国内で最も生産量が 多い。 |
3月に収穫 アメリカのオレンジと、とっても甘い日本の温州みかんを交配して作った国産初のタンゴール品種。 Tangerine(みかん)と、Orange(オレンジ)のかけあわせを意味する、Tangora(タンゴール)に、生まれ故郷、果樹試験場興津支場の近くにある、「清見潟」からとった「清見」を冠して付けられた |
八朔 |
甘夏 |
河内晩柑 |
黄金柑 |
3月に収穫 甘さとスッキリした酸味、「ほのかな苦味」が特徴 1860年頃、広島県因島田熊町のお寺「恵日山浄土寺」の境内で発見された品種。「八朔」の名は、当時の住職であった小江恵徳が「八朔には食べられる」と言ったことから名付けられたというのが定説 |
3月末に収穫 文旦の血を引く大果柑橘で、1700年頃に日本で発生した歴史の古い柑橘。 甘夏は、昭和10年頃大分県の川野氏の園で、カラタチ台の普通夏橙として植栽された中から、減酸の早い品種として発見されたことから川野夏橙といわれた。 昭和25年に品種登録、昭和30年頃から愛媛県などで集団栽培が開始 |
4月に収穫 和製グレープフルーツと呼ばれ、美生柑、 愛南ゴールド、宇和ゴールドなど多くのブ ランド名を持つ 熊本県熊本市河内町で発見された。 自生種でブンタンの血を引いていると考え られる。 地名から「河内」、夏の収穫より「晩」の 柑橘とされ「河内晩柑」と名付けられた |
2月に収穫 「黄蜜柑」として古く知られる。 果皮は黄色で、むきにくい。独特の芳香があり、甘みも強いが、酸もある。 皮(低温圧搾油)に含まれる揮発性香味成分は、リモネンが最大(8割方)で、モノテルペン類のγ-テルピネン(1割程度)F、微量のトランスβ-ファルネセン、ミルセンが含まれる。河内晩柑や媛小春の親 |
せとか |
カラ・夏津海 |
三宝柑 |
瓢柑 |
2月に収穫 果皮およびじょうのう膜が薄く、食べやすい。果汁糖度も13度から14度と極めて甘味が強い果実で食味が良い品種 タンゴールの「清見」と「アンコール」を掛け合せたものに「マーコット」を交配し、育成された品種。 |
3月に収穫 果汁が濃厚で、みかんの果汁を凝縮したような味わい カラマンダリンと吉浦ポンカンを交配し、育成された品種 果実の香りは強く、果肉は橙色で、肉質は柔軟多汁。濃厚な味で食味は良好であるが、減酸が遅く、4月以降が可食期 |
3月に収穫 和歌山県の特産品 果皮は柔らかくて剥きやすいが厚い。 果肉は少なく、種が非常に多い。 果肉の色は濃黄色で果汁が多く爽やか ややす上がりを起こしやすくパサついた印 象を受ける。 江戸時代、その珍しさ故に三方に載せて 和歌山城の殿様に献上されていたことか らついた名前と言われている |
3月末に収穫 文旦系らしく爽やかな香りとほんのりした苦味があり、見た目よりも糖度がある。 果肉はしっかり甘さを感じる。 かなり昔から存在していた品種で、台湾から渡ってきたと言われ、明浜・田之浜地区の農家によるとかなり昔に似たような品種を作っていたことがあり、当時は唐柑(とうかん)と呼んでいたらしい。 |
はるみ |
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2月上旬に収穫 1979年「清見」と「ポンカン」を交配させて作った。デコポンの妹。 平成8年に「はるみ」と命名され、農林12号として登録 果皮が柔らかくはぎやすい。種が少ない。 デコポンに比べマイルドな甘さと爽やかな香り。薄いじょうのうとプチプチした食感。 デコポンより少し早く収穫出荷される 糖度13度以上、酸度1度以下 |