わたしの所属するアマチュア無線クラブ 移動運用 コンテスト参加
その3 ARDF競技
2013-3-17 北宇和大会参加
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ARDF競技大会参加 2010. 03 12 記
私はARDF(Amateur Radio Direction Finding)という競技に選手として、スタッフとして参加し
ています。 この競技について簡単に説明します。
競技会では5カ所から発射されている発信電波(TX)の位置を2時間(標準)内にどれだけ早く
探索するかの競技です。(発信電波は1分間隔でTX1~TX5の順序で発射されます。)
各TXの信号はモールス符号で、TX1はMOE、TX2はMOI、TX3はMOS、TX4はMOH、TX5は
MO5で発射され、判別できます。また、各TXの位置間隔は400m以上離されています。
FOXハンテングにオリエンテーリングの要素を取り入れたもので、各自の体力、実力に応じ
たクラスにエントリーでき、クラスごとにTX探索数も3~5と決められています。
電波の周波数帯は145MHz、電波形式はA2AかFM。 (3.5MHzでも実施されています。)
私は、講習会があり、審査員の資格ももらいましたが、運営スタッフ(審査員)で参加するより
選手で参加する方がはるかに面白いと思いました。
指向性アンテナつきの探索受信機でTXの方向を定め近づいたら、また方向を渡された地図
に書き入れ、その交差点がTXの位置と見当をつけます。145MHzの経験では、山や池の反射
波で惑わされます。近づくと電波が強くなるため方向が??、受信感度を低下させるアッテネータ
を適切にいれる必要があります。
私は、一度、ハンディー機に自作3エレ八木で参加しました。アッテネータも適当に自作。しかし、
ハンディー機は感度が良すぎ、適当なアッテネータでは近づくと駄目。大失敗でした。
いつもM60クラスにエントリー。指定されたTX3個の位置を見つけなければならないが、5回
選手として参加。毎回、制限時間いっぱい使いながら1個か2個がやっとです。
時間オーバーは失格なので、時間が迫るとゴールに帰れる時間も考慮して探索を諦めます。
初心者の当局は時間だけは経過するのに1個も見つからないときも多く焦ります。
1個見つけたときは、やった!!です。 参加するごとに、毎回反省点あり、つぎは・・・・・と。
体力、そして経験とカンが必要の面白い競技です。
探索受信機は先輩から当方所属のクラブに寄贈してくれたのを今回の北宇和大会でも使い
ました。(写真参照) ベテラン選手は独自に工夫された探索機を所有しています。
北宇和大会では、成績より運営主催者がサービス提供してくれる地元特産の雉「具たくさん
キジ汁(うどん入り)」が楽しみです。10Kmくらいは野山を早歩き(若い人は走る)するので汗は
たっぷり掻きます。 競技終了後のお昼の「きじ汁うどん」のおいしいこと。