サイドスタンドに車重を預けたときの車体の傾斜が普通ではなかった。つまり倒れすぎている。エンジンを掛けようとステップに立ちキックを蹴るときにはスタンド側に体ごと倒れてしまいそうになってしまうほどだった。
ひょっとしたらこのスタンドはノーマルのスタンドではないのかも知れないと思い125Sのスタンドに交換しようと考えた。きっと共通 部品だろう。
しかし、その前にスタンドをよく見てみると取り付け部分のコの字になっている部分がずいぶん曲がってしまっている様子。エンジンがかかりにくいので何度もキックを蹴るたびにステップに無理な加重がかかってしまい少しずつ変形したのではないだろうか。ステップを出したまま地面 から浮かせて内側へ向けて蹴りの連打をおみまいすることであえなく解消。左の写 真は解消後の傾斜。まぁ、これくらいでしょう。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

プラサフ塗布
即席塗装ブース
本塗終了

本来パリダカのリアキャリアはフレームと同色のモンツァレッドのはずなのだが、うちのパリダカはあくまでもノーマルの125Rにパリダカの部品を付けただけなのでキャリアはノーマルの黒いままだった。別 段ノーマルの黒いキャリアでも違和感は全くもってないのだが、それがそろそろ錆が浮きだしていて、塗装もところどころ剥げだしてきている。出来ればきれいな状態の方が好みなので(普通 そうでしょう)再塗装する事にした。
どうせ塗ってしまうのならモンツァレッドでしょう。
まずは本来の黒い塗料を落とそうと剥離剤を使ってみたが一向に塗料が熔けない。少し時間をおいた後、再度剥離剤を塗るが変化は見られない。若干塗料が柔らかくなったような気はするのだが、、、てな程度。
急遽ホームセンターにカップワイヤーブラシを買いに行き、ディスクグラインダーで塗装を削り落とすことにした。ブラシが真鍮なので母材を傷つけることもなく錆の部分も勢い良く削ることが出来る。ブラシが入らないような狭いところの錆は錆落しのケミカルで熔かしてしまう。
こうして出てきた地肌にまずはプライマーサフェーサーを塗布する。塗装はあまり経験がないのでうまくいくか心配だったのだが、、、、やはり案の定上手には出来なかった。塗装ムラやざらざらしたところが出来てしまっている。しかし乾燥後に#1200で水研ぎをして仕上げるときれいになった。
ガレージの中のバイクを全部外に出して新聞紙で囲った即席塗装ブースを作る。天井のブレースからヒモを垂らしてその先に捨ててあった針金で作ったフックに母材を吊す。
細い骨組みに向かってスプレーを噴くので塗料のほとんどは無駄に新聞紙を染めていく。あぁ、もったいない。この光景が色合い的に血しぶきのようでちょっと怖い。なにはともあれスプレー1缶 使い切るほど重ね塗りをした。
1週間乾燥後、2液製のウレタンクリアーで仕上げ塗装をする。事前に本塗りのムラを水研ぎでならして塗りの薄いところを再塗装しておいた。またガレージの中に新聞紙を貼り渡して即席塗装ブースを作る。根気よく薄めに何度も塗り重ねていくのだと自分に言い聞かせながら1度塗っては少し時間をおいてまた薄く吹き付けて、、、の連続。しかし誤算だったのは本塗りのときのアクリル塗料と異なり乾燥速度が随分と長いためにまたしても液ダレを起こしてしまった。ここまできてやり直すこともできないので最後まで塗装して終えた。乾燥後のコンパウンド磨きでいくらかごまかせればよいのだが。(2004/02/08)
コンパウンドを買ってきたのでクリアー塗装の上から仕上げの磨きを掛けてみる。細目から中目、極細目と段階を経て磨いて行くのだが、もともとのクリアー塗装の表面 自体がけっこう綺麗な艶をしているのでコンパウンドで磨いてもあまり光沢の変化はなかった。買ってきて損したなとも思ったが、まぁ、何事も経験なのだ。
しかし、これでひとまずリアキャリアの塗装作業は終了なのでさっそく車体に組み付けた。なかなかパリダカ感が向上したようで嬉しいのだ。(2004/02/11)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パリダカ用にキーホルダーを購入したのだ。近年タケダが気に入って使っているのはアウトドア用の化繊の織物で出来たキーホルダーなのだ。これがなかなか洒落ていてグーなのである。柔らかい素材で出来ているのでキーホルダーでトップブリッジを傷つけることもない。実は家のカギのキーホルダーもこの手を使っている。今回も同様の物を探してみたのだが徳島のアウトドアショップではイマイチ良いものが手に入らなかった。今日は諸用で香川県に出掛けたのでそのついでにユメタウンに行って見つけた。なにげにcorombiaの製品なのだ。 思い返せば今使っているのも神戸で買った物だった。 (2004/02/07)

 

 


[scudelia:cinema]