MeCan(吉見農園) 愛媛の南西部で柑橘栽培
6 おいしいみかんは木のどこにできる
それは B です。
A: 日光をたくさん受けますが、成長の勢いが強くなりすぎます。
果皮も強い日差しで焼けを起こすことも多く、おおざっぱな味が多い。
C,D: 日光を受けなくては光合成はできません。
道管や師管を通しての循環も弱く、色づきや糖度ののりも遅い。
こうしてみると
B はある程度の日光を受け、しっかり物質循環ができます。
枝は太くなることなく果実は垂れ下がってしっかり糖を蓄えます。
やはり B においしいミカンはできるのですね。
余談ですが・・・
ミカンを育てる者にとって、春が来る前の「選定作業」では 如何にBの枝を充実させ、大切に育てていくかが腕の見せ所で有り、ミカン育ての技術になります。