MeCan(吉見農園)  愛媛の南西部で柑橘栽培

農薬について


「農薬」には 主に生物に対して処方される殺虫剤 と 菌類の感染に対して処方される殺菌剤 がある。
これら薬剤には使用時期ごとに希釈倍率、使用回数が規定されており、その乱用を防止されている。

では、
本農園における使用時期順で説明

殺虫剤
マシン油乳剤
冬期散布により果樹のカイガラムシ類などの越冬害虫に優れた効果を示す。

各種薬剤に抵抗性をもつハダニ類にも有効で、越冬後密度の低下に効果がある。

付着性、拡展性が良く、的確な効果が得られる。

有機農産物の日本農林規格(有機JAS)に適合する農薬。
スプラサイド
多くの害虫に広く使用されている「スプラサイド」を特殊加工し、カミキリムシなどの樹幹害虫に特化した殺虫剤。

効果の持続性や耐雨性が向上し、卵、幼虫、成虫の各時期に高い効果が確認されている。
ハチハチフロアブル
アブラムシに優れた効果を示します。近年発生増加傾向にあるミカンサビダニ、チャノホコリダニに対して卓効を示す。

また、チャノキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ及びネギアザミウマに優れた効果を示す。
アルバリン
害虫防除剤で、有効成分であるジノテフランは、昆虫の神経伝達系に作用して麻酔を引き起こすことにより、効果を発揮する。

使用は収穫前日まで可能で、人への影響はない。
ベンレート水和剤
ベンレート水和剤は主にカビが原因とる病気に効く農薬です。メーカーや製品により少しだけ名前は違いますが、含まれている成分はベノミルでベノミルは1971年4月21日に農薬登録を受けました。病気に罹った植物の治癒、予防に使える殺菌剤です。

ベンレート水和剤は殺菌剤なのでカビが原因の病気や糸状菌(カビも糸状菌の一種)が原因の病気に効果があります。作物、植物によって適応、登録されているので一概にどの植物にも使えるといわけではありませんが幅広い病気に効きます。人間や動物で言うと「抗生物質」に近い働きをするのですでに感染し発病した状態から治癒する事もできますがあらかじめ散布することで予防することにも使えます。人間の抗生物質と同じように使いすぎは残留農薬など悪影響が出るので注意しましょう。
ダニゲッターフロアブル
ハダニ類の全ステージに効果がありますが、とくに卵・幼虫に対して高い効果を示します。成虫に対する殺ダニ速度は比較的緩やかですが、雌成虫に対し産卵数の減少や産下された卵の未孵化、孵化後の幼虫の死亡といった効果を発揮することにより、長期間ハダニの密度を抑制します。各種サビダニにも高い効果を示します。

人畜、水産動物に対しても高い安全性を示します。



殺菌剤
ICボルドー
(アイシーボルドー)
潰瘍病の発生予防と殺菌
ボルドー液は、殺菌剤としてフランスで誕生してから約 120年の歴史をもつ農薬。
病原菌に対する殺菌効果と、植物の病害抵抗性を強める二つの働きがあり、今日においても広範囲に
使用されている。


植物に散布されたボルドー液の粒子は、葉や果実、幹などの表面を覆い、外部からの病原菌侵入を防
止する。

散布された不溶性銅(ボルドー粒子)は雨露、空気、病原菌の有機酸によって徐々に銅イオンが溶け出
し、病原菌の表面に吸着される。

このとき銅イオンは病原菌の酵素系を阻害するので、ボルドー液は非選択的で広い適用病害を有す。
また、ボルドー液の銅イオンには、植物体内でエチレン生成を促進する作用がある。
ボルドー液の散布により作物はしっかりとした生育をすることになり、病原菌に対する抵抗性が高まる。
ジマンダイセン
ジチオカーバメート系の保護殺菌剤で、世界で多くの作物の病害対策にもっとも広く利用されている殺菌
剤のひとつ。

多作用点を阻害するために耐性菌の発達からまぬがれ、基幹防除剤に位置付けられてきた。
安定した予防効果を発揮する。
ジマンダイセンの極微粒子構造により、作物への付着性がよく、雨にも流されにくい性質をもつ他、その
特異な化学構造から残効性にも優れた保護殺菌剤である。


マンゼブは、ジチオカーバメート系の保護殺菌剤で、植物体上に付着して主として黒点病の胞子発芽を
強く抑制する事により、病原菌の侵入を阻害し殺菌効果を発揮する。


また害虫のチャノキイロアザミウマ、ミカンサビダニ、ハダニ類にも効果がある。