快晴、、、、、ちょっとは曇れよ。

 

 

午前5時頃、近くのお寺で突く鐘の音で目覚めてしまった、まぶしすぎる朝日だった。
耳栓をしているはずなのになんで鐘の音が聞こえるんだぁ?っと思ったらかたっぽ取れてました。
それにしても昨日の夜はすごい熱帯夜だった、シュラフも汗でびっしょり。
もう一眠り・・・・っと思いきや気温は日の出と共に鰻登り、とても寝てられる状況では無かった。
けれども時間にして4時間ほどは睡眠をとったことになる、この旅に出て一番の快眠だ。
昨日、買い込んでおいたカップみそ汁(正しくは豚汁)とおにぎりで朝食。やっぱ日本人はみそ汁
だよな〜と変にリラックスしてしまう。明日の朝はナメコ汁にしよう、そう心に決めて出発。
午前7時にしてすでに気温は30℃を超えようとしていた。

 

 

UFOの街、羽咋市

こちらJR羽咋駅
パチンコ屋の看板もUFO
お土産もUFO「UFOからの贈り物」


4日目、朝一番に向かったのは石川県の羽咋市、一般的には知名度は低いのだけれどここは意外な一面 を持っている。
知っている人も多いかとは思うのだけれど、この羽咋市、UFOを町おこしに使っているのだ。なんでも日本で一番
UFOの目撃報告が多い街なのらしい。僕も上手くいけばUFOに遭遇できるのはと昨日の夜から空を見上げては
見ていたのだけれどその願いは叶わなかった。一応上の写真は町中のUFO散策。


砂浜を激走する・・・ことも出来る 千里浜

道?砂浜?
こうやって8キロも走れる
名物沿道沿いの焼き貝屋さん

同じく羽咋市にある砂浜、朝早くにもかかわらす海水浴客や釣り人で賑わっていた。ところでこの砂浜、一風変わったところがある、なんと砂浜の中を車やバイクで走行できるのだ。もちろん普通 の砂浜なら砂にタイヤを取られて
走行どころではないはず、しかしこの砂浜は砂の粒度が細かいため堅く踏みしめられているのだ。その上、意外な
ほど砂埃も立たない。結局チェーンには多少の砂が入るけどね。それがなんと8キロも直線で続くのだから
走りがいがあるというもの。今は海水浴シーズンだから行楽客が多いけどオフシーズンの早朝ならこの砂浜を
ビックオフローダーなんかで激走するのも気持ちいいかもしれない。

この千里浜のもう一つの名物が沿道に並ぶ貝を焼いて食べさせてくれる露店だ。だいたいのお店にあるのが
サザエ、アサリ、ハマグリの三種類だが僕の入った店にはもう一つ白貝なる物がメニューに載っていた。
後学のために白貝がどんな物なのかを聞いてみると「兄ちゃん知らんのか?白貝ゆーたらマンジュウ貝のことじゃろ」・・・・解らん説明だ。とにかく食べねばと僕はハマグリを注文する、しかし、「兄ちゃんアサリにしとき、アサリが美味いんじゃ」とドスのきいた声で推薦される。「そ、そーですね、それ下さい」と言われるがままアサリが
焼かれていく。大きさが5〜6センチもある貝なのでどうもアサリには思えない、これも聞いてみると厳密には
アサリではないらしい。おっちゃんが推薦するほど美味であったことは特筆しておきたい。

 

ついに9県目福井県、目指すは東尋坊

能登半島からそのまま海岸沿いを走りいつの間にか福井県に入る。今日もかなり気温が高い。いつもに
まして水分補給のタイミングが短くなる。自分で考えてではなく体が自然と水分を要求する、過酷だ。
東尋坊まではずっと道路標識が案内してくれるので難なく進むことが出来る。
岩で出来た随分と高い絶壁が東尋坊なのだけれど、観光客が沢山いるにもかかわらず安全用の転落防止
柵などは一切無い。その気になろうとなるまいといとも簡単に飛び込むことが出来る。その現実的な
危険性が作用してか絶壁をのぞき込むときは大の大人でも真剣に膝が震えてしまう。真ん中の写 真は
落ちないようにはいつくばって撮影したがそれでも腕は震えていた。マジで怖い。実はここ、かなり
有名な自殺の名所でもあるらしい・・・コワ。

 

 

 

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