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★ハマシギ
冬鳥として河口干潟で10月〜4月まで見られ最も数の多い鳥です大きさは20pで3月頃より換羽が始まり腹に黒い羽、頭頂から背中そして尾羽までは茶色の羽に変わる。
写真提供:三宅 武 様
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★シギ・チドリの飛来
アシ原の前に広がる干潟には3月下旬頃から夏羽(繁殖羽)に衣替えします。シギ・チドリの冬羽は白と灰色と薄い茶褐色の3色ですが夏羽になると黒と赤褐色の羽に変わり、特に雄はこの2色で派手な出で立ちとなってきます。まずは冬鳥(9月〜4月)のハマシギとダイゼンの飛来です。ハマシギが小さく嘴が少し下に曲がっています
写真提供:三宅 武 様 |
★ホウロクシギ(絶滅危惧種)
まずは3月にシギ、チドリの仲間で一番に干潟に現れます。越冬地はオーストラリア、繁殖地はアムール川流域で1万キロ以上の渡りを春秋にしています。吉野川河口は中継地の一つとして春期に100羽前後が通過しています。30年前は30羽の群れが飛来し空が暗くなったこともありましたが数は少なくなっています。餌として、長く下に曲がった嘴で好んで食べているのが「ヤマトオサガニ」です。滞在は1〜3日ぐらいで次々に飛来してくる旅鳥です。
シギ、チドリ中最も大きくて全長(嘴先端から尾の先端まで)は62pです。
写真提供:三宅 武 様 |
★今年初飛来のホウロクシギ3羽
2010年3月15日13時住吉干潟の船だまり付近へ現れました。小潮の時には河口干潟の東端でチゴガニ、コメツキガニなどを食べその日には北を目指して飛び立ちます。橋梁工事中でも餌の魅力に引き寄せられて好物のヤマトオサガニを食べにやってきました。
ここへ来ると2〜3日は滞在します。
写真提供:三宅 武 様
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★ヨシ
2月のヨシの新芽が、成長しています。いつ頃葉を広げるでしょうか。今の時期、ヨシの根本には、小さな貝類を見ることができます。春から夏に向けて、ヨシの周辺には、貝・カニ・魚・昆虫たちの活動が活発になります。
写真提供:綿谷春代 |
★シオマネキ
雄のシオマネキです。片方が大きいはさみを持っています。雌ははさみが小さいです。
見比べてみましょう。
横にいるのはチゴガニです。
写真提供:岩本宏子様 |
★ハクセンシオマネキ
「おいでよ。」と白扇で招くように、はさみを動かすハクセンシオマネキ。見ていてあきないことでしょう。
シオマネキのいる所の違いにも、気づかれるかと思います。
写真提供:岩本宏子様 |
★チゴガニ
稚児のように小さくて、お腹のブルー色がきれいなチゴガニ。せっせと泥を団子にして口の中へ。泥の中の栄養分(汚れ)を取り込み、消化して排泄します。チゴガニだけでなく、その他の「カニもナマコもヨシもその他の生き物が川を浄化しているんだな。」と時々感謝しています。
写真提供:岩本宏子様
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★フトヘナタリ
縞模様が美しい貝です。手のひらにのせて動きや手の感触を味わってみてはいかがですか。写真提供:岩本宏子様
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★フトヘナタリ
干潟の土上だけでなく、ヨシの茎や枯れ茎、グランド側面にも登っているのをよく見かけます。
写真提供:綿谷春代 |
★トビハゼ
泥の上をぴょんぴょんとひれを使って移動します。水が苦手な魚です。寒い時期には現れません。3月には、もう活動を開始していました。
写真提供:岩本宏子様 |
★ヤマトオサガニ
泥干潟に多く、人が近づくと、さっと巣穴に逃げ込んでしまいます。巣穴から潜水艦の目のように、両目だけを出している様子がよく見られます。2本のマッチ棒のような物が見られたら静かにじっとしていたら出てくるかも。
写真提供:綿谷春代
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