2001年8月11日から15日までの5日間、滋賀県の琵琶湖を通って能登半島の先端まで行く計画で旅に出た。
例年になく猛暑の続く夏なので、ちょ〜っちビビッてましたがせっかくの夏休みですので有意義に旅をしてきました。



曇りのち晴れ、、、のち雨

AM5:00起床。
迂闊なことに夕べは夜更かしをしてしまった。やっと寝付いたのはAM1:00
ごろだったと思う。目覚ましのベルに起こされ、逆らわず布団から出る。
1年ぶりのロングツーリングなのだ、気持ちが高ぶって眠れなくて当然
なのだ。荷造りはすでに万端に整っている、今日着ていく服もちゃんと出してある、あとはバイクに乗せるだけ。しかし困ったことがひとつ、団地暮らしなものでこんな朝早くに暖気をするわけにはいかない。
致し方なくエンジンをかけてすぐ走り出す。しばらく暖機運転で行こう。
そしてAM6:00出発。

 

薄曇りの大鳴門橋、風はほとんど無い
子午線最南端の塔、、、しょぼい
たこフェリーで明石市へ

 

気持ちも軽やかに出発、いつも走る道もなんだか今日は違う道のように感じる。
鳴門北インターから高速に乗り1区間の南淡インターで降りる。本当なら渋滞が始まる時間までに都市圏を抜けたいので出来れば
大津インターまで一気に行きたかった。いかんせん予算と相談しながらになってしまう、下道を行こう。

そしてお隣の兵庫県に入る。
まったく通過してしまっていい淡路島なのだがツーリングマップルで「子午線日本最南端の塔」なるものを発見してしまったので
ちょっと寄り道をする。しかし国道沿いにあるにもかかわらず人知れず存在している塔なので何処にあるのか一向に解らない。
「近くにいるはずなんだけどなぁ・・・」と写真左側に写っている地図を10分くらい眺めていた。まさか隣にあるとは・・・。

岩屋から出ている“たこフェリー”で明石市に渡る。所要時間30分で2艘が24時間ピストン運行している。客室もなかなかきれいだし、
なんと言っても安い。高速で1区間利用して橋を渡ると¥2050、フェリーだと大型2輪でも¥1150。


南海部品箕面店
高槻のジャスコでブレイ
京都のシンボル東寺

 

さあ、ガンガン走っていこう! と気合いを入れて突き進んでいく。明石市から国道2号線を進み西宮市で171号線に乗り換える。
171号線、通称“イナイチ”兵庫から京都まで三都を結ぶ産業道路、これがまた最悪な程大渋滞に巻き込まれる。
表示気温は32℃。しかし手持ちの温度計ではすでに40℃を超えている。
田舎暮らしに慣れてしまって10キロ単位の渋滞に大往生してしまった。気温はどんどん上がって行くしカタナの油温も鰻登り、
130℃を越えたくらい でオーバーヒート対策(人もバイクも)で近くのジャスコに入り1時間ほど休憩、
お茶を買って家から持ってきたおにぎりで昼食。
結局、渋滞は途絶えることなく高槻から京都市内まで続いていた。それでもまぁ、なんとか3県目。京都府に到着。
僕的にはこの東寺か西本願寺が一番京都らしくて好きなのだが西本願寺がユネスコ世界遺産に認定されただいま修繕中
のため撮影できず。
南海部品箕面店はイズミの店長の古巣ではなかっただろうか。

 

初滋賀県、初琵琶湖に感激
琵琶湖大橋
対岸が見えないくらい広い、彦根にて

 

京都をすぎるとやっと普通に車が走り出す。国道1号線で滋賀県入り、今日の目的地、琵琶湖に到着、初めてみる琵琶湖に感激
対岸に見える山は比叡山。湖の畔にはずーと湖岸道路が設けられ快走できる、まるで有料道路みたい。

カヌーやヨットの漕艇場がありたくさんの船が浮かんでいる、水際にはバス釣りのアングラーがいて砂浜には水泳客でにぎわう
遠くにはウインドサーフィンやパラグライダー、ジェットスキー等々が見える、ありとあらゆるウォーターレジャーが楽しめるが
海水浴だけは出来そうにない。

それにしても琵琶湖は広い、思っていた以上に広い。地図で湖の面積を測ることは出来てもこの広さを感じることはないだろう。
ん〜、詩人だなぁ、、、。しばらく琵琶湖沿いを走ってきたけど彦根市でいったん湖とお別 れする。そして岐阜県に向かう。
現実に思ったのは琵琶湖は“広い”ではなく“長い ”いつまで走っても横には琵琶湖があった。

 

岐阜県に到着、本日すでに5県目。
関ヶ原の合戦場を見に行きたかったけどこの時すでに午後4時
そろそろ寝床を探さねば・・・と思ったとたん、さっきまでの
天気が嘘のように曇ってきてすぐに雨が降り出した。

 

今晩の寝床は岐阜県の山の中にある道の駅「ひちそう」
なまじ山に入りすぎた、キャンプ場地帯までは50キロほど引きかえ
さないといけないし、何よりもこの雨と霧で進むのがやばくなって来た。
しかし悪いことばかりではない、この道の駅、休憩室が24時間使えて
広い畳敷きがある、その上“エアコン様”が効いている。
明かりが灯っていることを除けばなかなかの物件だ。
そうこうするうちにもう一人ライダーがやって来た。

 

 

 

 

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