2002 spring aki touring
2002/04/13

 

 

起床予定時間午前六時・・・のはずだった。

しまった・・・寝過ごした・・・・だって、眠かったんだもの(その上支度もしていない)。 いつもならツーリングの朝は目覚ましが鳴るよりも前に目が覚めるのに今朝はどうしたんだろう。さて、どうしようか目的地を修正するか・・・と、とりあえず出掛けよう。後は様子次第だ。
以上の事情により午前8時に出発とあいなる。

久しぶりに天気がイイ。ここんとこずっとツーリングには必ず雨に降られてたからなぁ。快晴とまではいかないけれどまずまずの天気に上機嫌で南を目指す。南阿波スカイラインを経由しつつ、2時間そこそこ走るとそこはすでに高知県だ。黒潮の加減で気温も少し上昇する。海岸沿いの国道は見通 しも良く交通量も少ないため気持ちよく走れる・・っと思いきや、対向車からパッシング。お〜〜っと危ない危ない。危うくねずみ取りに引っ掛かるところだった。
【写真:左】高知の海岸沿いR55。海岸線はずっと岩礁が続く、海は黒潮で本当に黒く見える。
【写真:中】室戸岬の少し手前、“夫婦岩” こんな奇岩も良くある観光スポット。何回も通 ってはいるもののゆっくり見るのは初めて。マスならこう好き勝手にはできない。ソロの良いところ。もともとは点線のような形の地形だったのだろう。自然が作り出した造形か、はたまた人の所行か。岩の崩落が著しいらしく(本当に落石だらけ)周囲の遊歩道は立入禁止になっていた。監視している人がいるわけでもないのでゆっくり降りて見物してきたけどね。タケダ的奇岩評価で云うと“level-B”てところか(どんな基準なのやら)。
【写真:右】夫婦岩の説明らしき石碑。写真じゃちょっと見づらいけれど一応クリックで大きくなります。

 

ずいぶん前からここは訪れたいと思っていた。室戸岬の近くに『御蔵洞』という洞窟がある。「みろくど」と読む。かの弘法大師がこの洞窟に籠もって修行をし悟りを開いたと伝えられる場所。中には社が祀ってあって入るのは自由。中から外を見てみると“空”と“海”が織りなす水平線しか見えない。以降、彼は“空海”と名乗る。

 

時間が押していたので室戸岬&室戸スカイラインは通過して先へ進む。なんとか目的地までは足を伸ばせそうだ。写 真は吉良町の道の駅「キラメッセ」11時に到着して一休み。さすがはかつての捕鯨の街。道の駅には捕鯨資料館がある。もちろん売店にはクジラグッズ。食堂もあったので少し早めの昼食をとろうと思ったが店頭でメニューが解らない。クジラが食べられるのならお店に入るがそうでなければアンラッキー。やっぱりよしておこう。

 

今回の最重要課題の目的地、安芸市の『野良時計』に到着、お昼少し前。ずいぶん前にテレビの歴史街道で紹介されていたのでずっと訪れてみたいと思っていた。のんびりとした田園風景の中にこれまたの〜んびりとたたずむ明治初期の時計。100年間ここでの〜んびりと時を刻んできたんだろうなぁ・・・・。帰宅後、母上によるとこの近くにお饅頭の美味しい店があるそうな。ちっ、しくったか。お昼になると鐘でもなるかと待っていたがそうでもなかった。やっぱりの〜んびりしている。説明の写 真をクリックすると大きくなります。

 

 


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