[scudelia:cinema] Magical Mystery Tour
treasure hunter 〜写楽の絵に隠された謎を解き明かせ!〜 |
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公共施設なんかに行くと、よくチラシが置いてある。いろんな施設の案内であったり、観光用のチラシとか美術館や博物館の企画展の広告だっりするアレ。聞くところによるとアレはリーフレットと呼んだりフリーペーパーと言うそうだ。見かけたことないかな? 僕は人知れず地域文化研究を趣味としている。よく分からない趣味だよね。常々、図書館なんかに行くと置いてあるこの手のチラシは深く考えずに片っ端から持って帰ることにしている。だからダブってしまうこともしばしばだ。これを家に帰って一通 り目を通したあと、ジャンル分けをしてファイリングして残しておく。意外とこれが後々になって地域文化研究のフィールドワークをする上で貴重なデータベースとなってくるわけだ。 だいたいの場合、タケダのアンテナにかかるキーワードといえば四国四県についてのものやアート関係のものだったりする。 つい先日、松茂町の「とくとくバスターミナル」でもらってきたチラシが目を通 さないまま枕元に起きっぱなしになっていた。そのうちゆっくりと見ようと思っていたのだが、そのチラシには写 楽の浮世絵が描かれてあった。きっとどこかで写楽の浮世絵展でもしているのだろうとあまり気にしてはいなかった。 |
それが偶然、なにげなく紙面に書かれてある文字に目が留まった。 |
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もちろんそれは子供だましの作り話。面白い、丁度退屈していたところだ。その子供だまし乗ってみようじゃないか。
まずはチラシに書かれてあるURLへアクセス。ログインの登録をして手に入れたのが上の用紙。「写 楽の宝物 参加者専用地図」として2枚の地図のような図形が描かれてある。この場所を推理して現地に置かれてある宝箱に隠されたキーワードを集め、揃ったキーワードから宝の在処を推理する。 さぁ、冒険の始まりだ。目を覚ませ、僕の中のハックルベリー! |
first adventure
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さてとっ、冒険を始めるとしようか。なんかワクワクするねぇ、こういうのって。 まずは一枚目の地図だ。これがどこだと思う? 「夢・多・明・日」の漢字となにやら十字の物体が土台の上に乗っかっているような図に見える。その下の方に×印があるってことは、そこにお宝が隠されているってことだろう。 漢字については簡単なアナグラムだな。「明・日・多・夢」と並び替えて「「ア・ス・タ・ム」と読めば良いだろう。つまり上板町の“あすたむらんど”ってことか。あすたむらんどの名前の由来が“明日は夢が多い日であるように」という意味から付けられているのは周知のこと。 となると図形の方はきっと風車だろう。 なにを隠そうあすたむらんどの風車のRC造(鉄筋コンクリート造)で出来た土台の部分の型枠はタケダの勤める会社の納めたものだったりするのだ。 |
最初に述べたようにタケダはいろんなチラシを持ち帰っては保管している。実は開園以来あすたむらんどには足を運んだことがないのだが、あすたむらんどのチラシはちゃっかり持っているのだった。一応、風車以外にも上の図面 らしき物がないかチェックを入れておこう。風車の他には「冒険の国」という施設が十字形をしているなぁ。この2ヶ所を候補として探してみることにしようか。 |
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っというわけで、さっそくやって来ましたあすたむらんど。 |
![]() 候補1:冒険の国 |
![]() !!危険だ!! |
![]() 候補2:風車の丘 |
まずは第1候補の冒険の国を探す。上からの眺めは確かに十字型の形をしている。しかし謎の地図に書かれているような階段状の方型の構造物が存在しない。やはりもうひとつの候補地、風車の丘の可能性が濃厚か。 |
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ひとしきり雨の降り注ぐ中、風車の附近を捜索する。はたしてキーワードを記した宝箱は風車に隠されているのか、それとも植え込みの中か? 無い、無い、無い〜〜〜!子供だましのお遊びだと甘く見ていたが、宝箱は一向に見つからない。まさか見つけにくい場所に隠すこともないだろう。ひとつめチェックポイントからつまずくようではお話にならないではないか。と結構焦りはじめた矢先、「あった〜〜!」と家内の叫ぶ声。雨の中を捜索するタケダをよそに東屋で雨宿りをしていた家内が見つけてしまった。なんと東屋の柱に縛り付けるように宝箱は置かれていた。先に見つけられてしまうとちょっと悔しい。 とりあえずキーワードをゲットせねば。 この宝箱に書かれていたひとつめのキーワードは『渦潮の近く』。 さぁー、この調子でふたつめもいただきましょう。 この後、あすたむらんどのインフォセンターでチェックシートにスタンプをもらい、一路鳴門を目指す。 |