市指定天然記念物(昭和47年8月22日)
香川の保存木(昭和53年3月23日)
大川町富田中159 所有者 富田神社
富田神社境内にあって、その大きさは古い時代からのものと判る程雄大である。
大楠…樹高20メートル、根周り16メートル、胸高幹周は9.1メートルで県内第一位の「志々島の大楠」二位の「善通寺境内の大楠」に次ぐランクの巨木で東讃では最大の大楠である。
枝張りは東西30.5メートル、南北23.5メートル、樹冠の広がりは約450平方メートルである。かつて幹には大きな空洞があり、子どもたちが出入りし遊んでいたが、今は自然にふさがっている。それほど樹勢は旺盛である。
また、萌芽期に梢端に展開する美しい若葉を階段を登って上から見ることができる地形的にも珍しい位置にある。