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「南川少年自然の家」の西側を流れる津田川水系の支流の一つである爛川の東岸にあり、樹種はヤマフジ(ノフジ)である。
幹は地中で分かれて四肢となり、うち三枝は茎周65センチ、50センチ、45センチで大きいとはいえないが、中軸となる。一枝は、根本での幹囲が1.6メートル、高さ2メートル位までは分枝せず、直上している。対岸から見ると、四匹の大蛇が川面から跳り出たようである。
多数の枝は、幹囲1.6メートル、高さ15メートルのナラガシワの木全ての枝に這ってこれを覆い、さらに南12メートル離れたハンノキと北14メートル離れた所にあるムクノキの両大木にまで枝を伸ばしている。
樹勢がきわめて旺盛な折りには、春から秋にかけて枝や葉が繁茂し、特に花の咲く五月には、紫色をした総状花が多数垂れ下がり、新緑の中に木漏れ日に照らされたふじ色が 爛川の渓流に映り、見事な景観を醸し出し、見学者も多い。

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