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大北のクワは、南川少年自然の家から一キロメートルばかりの壇特山の山裾、大樅地区の大北美之氏宅地内の南東部に位置し、樹高13メートル、目通り幹囲2.6メートル、根本部分の幹周は三メートルにおよぶ。地上三メートルの高さで四枝に分かれているが、惜しくも、一枝は積雪のために折れ、現在は三枝となっている。
樹形はあたかも傘を開いたごとく空に向かって拡がっている。枝葉は、東西16メートル、南北に15メートルに拡がり、県下では希少なクワの大樹であり、解説板がある。

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