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日本庭園 日本庭園は大まかに築山と平庭との二つに分けられます。
○築山 泉水や滝や池を利用した「山水」庭と、水を使わずに風景を現わした「枯山水」庭の2系統があります。 山水庭は石組みや池を配し、枯山水は池は造らず(小川は有り)白砂又は芝草や枯松葉を一面に敷きならして水面を模したり、小石を溝底に集めて涸池(かれいけ)を思わせたりします。 ○平庭 平らな士地に池や山を築かずに、景色を造り現わすものです。 |
垣根昔から庭の土地を周囲から区切っていました。これを垣根といいますが、その土地を区切るのに様々な材料を用いています。 あるときは石であったり、土を塗り固めた土塀であったり、樹木で生け垣にしたり、竹を細工することによって出来た竹垣などがあります。 竹垣は庭園においてデザイン的な美しさと共に、自然の素材特有の風合いが見事にマッチしており、庭園に独特な雰囲気を醸し出します。 都会ではビルの中のちょっとした空間に竹垣を設置するだけで、自然と心が和みます。そのほかにも心を和ませる手法はたくさんあります。その家にある伝統的なものを庭に飾るのもひとつの方法です。 |