※ 400番台の下2桁は、高知新聞社発行「四国百山」の番号
No. | 山 名 | 標 高 | 場所 | 初登頂日 | 備 考 |
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494 | 星ヶ城山 | 0817 | 小豆島 | H05.10.09 | 高松港に車を置いて自転車でママチャリでフェリーに乗り、小豆島へ。オリーブ実る土庄からスカイラインをたどり寒霞渓に着く。そこから歩いて星ヶ城をめざす。堀や神社を越え、西峰と東峰@の間で幕営し、瀬戸内海の夜景を楽しむ。翌日は誰もいない寒霞渓を通り、ブルーラインを下る。祭りの準備が進む南海岸の集落を抜け、土庄から高松へ帰る。 |
*** | 雨滝山 | 0253 | 讃岐平野 | H05? | 津田町の登山口はくねくねした道でわかりにくいが、山の方に向かっていけばそのうち車道がなくなる。しばらく登ると、津田湾の展望の良い山道となり、それが山頂まで続く。途中に石鎚山神社があり、頂上@は、城跡らしい面影もある。昔、ここに航空灯台があったという。下りには数匹の犬を放して登る人に出会った。登山口近くにやたら犬のいる家があったが、そこの人かも知れない。300mに満たない小さな山ながら、宗教色豊かで、なかなか楽しい山行の味わえる山である。 |
*** | 白山 | 0203 | 讃岐平野 | H05? | 東讃富士と呼ばれ、讃岐の東のポイントとなる形の良いこの山は、名前の通りミニ白山である。のどかな踏切のある麓の白山神社は工事が進んでいたが、その横を登っていくと山頂はそう遠くない。日没が迫っていたが、まあいいやと登り山頂@の竜王神社に着いた。頂上は眺めも良く、東讃岐の夜景はとても美しい。帰りは、星明かりが頼りの下りで、むしろ緊張感があって小気味よかったが、終始人に会うことはなかった。 |
416 | 五剣山 | 0366 | 讃岐平野 | H05.09.27 | 麓に四国85番札所八栗寺のあるこの山は、山に興味のある者ならその岩峰に興味をすすられるであろう。私は、一般道ではなく、北側の尾根から取り付き、この五剣の峰を縦走@した。次から次へと現れるその岩峰は、修験の道場であるだけに手がかりもしっかりし、危険な場所にははしごも掛かっている。途中で巣窟で修行する人にも出会った。後で八栗寺に行くと、そこからは登山道は先ほど通った南尾根の崩壊により登山禁止になっていた。麓にある讃岐うどんの山田本店がある。 |
*** | 大平山 | 0479 | 讃岐平野 | H05.09.27 | 山と言うより丘の集まりといった方がよい五色台の山頂は、中心の大平山@を初め、青峰、黄峰、黒峰、白峰など山頂が一応ある。有料のスカイラインや国民休暇村のほか公園が点在し、県民のアウトドアレジャーの一拠点となっている。一応車道近くの頂を踏んだが、山歩きとはいえないものである。 |
403 | 飯野山 | 0422 | 讃岐平野 | H05.09.27 | 讃岐平野の富士山形の山の中でもっとも有名なのが讃岐富士こと飯野山である。愛媛方面から本四架橋に向かう高速道路は、意識してかこの山に向かって一直線に伸びている。登山道は住宅など他ってわかりにくくなったが、麓の伊勢神社と野外活動センターから、薩摩の開聞岳のように螺旋状に登っている。なかなか楽しい山歩きで、社や石碑のある平らな山頂に着く。おじょもの足跡などという楽しい岩もあった。 |
425 | 大麻山 | 0616 | 讃岐平野 | H05.09.27 | 讃岐といえば金比羅山。その金比羅山のある山は象横たわっているようであり、金比羅山のある頭の部分を象頭山または琴平山といい、お尻の部分を大麻山という。私は象の頭に登り、お尻まで縦走した。讃岐平野の独立峰だけに、それはアンテナ銀座といって良いほどうんざりするほどのアンテナが背中に並んでいる。山頂部も公園のようになっているが、裏側の道は静かである。 |
417 | 矢筈山 | 0788 | 讃岐山地 | H05.09.27 | この山は、四国八十八カ所最後の大窪寺の裏山である。大窪寺には良い意味での雑踏があるが、この山の朝はきわめて静かだった。車道から少し登ったところが、低木に覆われた頂上@で、信仰の山らしく南面は岩崖が覗いている。 |
436 | 竜王山 | 1060 | 讃岐山地 | H08.01.13 | 讃岐山地にあるこの山は、香川県の最高峰である。徳島県側から林道が直下まで行っているおり、現在もいろいろと開発中であるようだ。薄雪の山頂@には展望台があって、景色も良いが、大きなアンテナ施設もしっかり建っている。 |
410 | 大川山 | 1043 | 讃岐山地 | H05.09.27 | 讃岐山地には、あまり高いという山はないが、この山はその中の貴重な千mを越える山である。山頂には大山祇の神を祀った大川神社があり、その裏に山頂@があった。誰一人こなかったが、山頂部にはバンガローもあるアウトドア施設があり、その一角で四国山地に落ちる夕陽を眺め、一夜を過ごした。 |
448 | 雲辺寺山 | 0930 | 讃岐山地 | H05.10.10 | 小豆島からの帰りに、四国66番札所であるこの山に向かう。霊気に漂う老木の間を登ってずっこけた。ロープウェイに安直な観音像の塔。ずらっと並んだアンテナは地理的に仕方ないとしても、100円払って園地に入ると、さまざまな遊具のある芝生の公園。さらにそこから派手なパラグライダーが我が物顔に飛び立つ。現代の山の醜悪な俗化のオンパレードにそそくさに下山した。 |
193 | 剣山 | 1955 | 剣山系 | H04.11.14 | 剣山山系の南には、いろいろと環境的に問題を醸し出しているスーパー林道がある。その最高点、奥槍戸に車を止めしばらく林道を下って、おおぼら橋から槍戸川沿いの登山道を登り始める。ホラ貝の滝から剣山直下の斜面に取り付き、浸食の激しい傾斜の急な登山道を登ると、なぜか誰一人いない山頂@に着いた。山頂部は広く、はさまざまな人工の施設がある。日は傾いており、次郎笈に向かう。次郎笈の山頂にテントを張って、夕闇にしずむ剣山と三嶺を眺め、翌朝まっすぐ奥槍戸に下った。 |
440 | 白髪山 | 1770 | 剣山系 | H05.05.03 | 西熊渓谷の近くの林道に車を止め(6:55)、5.5km林道を歩き、峯越林道最高地点(1470m)である白髪山の直下(8:25)まで歩く。そこから登るとすぐに森林地帯は笹原となり、見晴らしの良い山頂@(10:15)に着いた。そこからは、北には三嶺と天狗塚へと続く稜線が、ドンと構えている。少し歩いた白髪分岐からは、東に新しく小さい避難小屋とその向こうの剣山が見える。 |
290 | 三嶺 | 1893 | 剣山系 | H05.05.03 | 白髪分岐からは展望の良い稜線を歩くと、ヒョイと二百名山である三嶺の山頂(13:10)に出た。そこからは、笹平原と小さな丸い池と避難小屋を持つ箱庭のような光景が眼下に広がる。連休とあって多くの人が三嶺ヒュッテで同宿した。水くみはシビアな急傾斜である。翌日は天狗塚をめざし、稜線を西に向かった。 |
484 | 天狗塚 | 1812 | 剣山系 | H05.05.04 | 三嶺から(6:25発)西に稜線を歩き、屋根までコンクリートのオカメ岩フュッテ(9:00)に着く。水くみに下るとサンショウウオと会う。荷物を整理し出発(9:35,12.8℃)、稜線に登り返し、大笹原を天狗塚の先の1757m峰(10:50)まで行く。引き返してコメツツジの美しいピラミダルなピークである天狗塚の山頂@に登る。そのまま引き返してフュッテで宿泊。 |
489 | 綱附森 | 1643 | 剣山系 | H05.05.05 | フュッテを出発(4:50)し、綱附森山頂@(7:45)に着いた。静かな笹の一等三角点のある山頂である。下山道まで引き返して、西森渓谷に下山した。 |
413 | 稲叢山 | 1506 | 脊梁山脈 | H05.07.31 | 揚水発電のための稲村ダムは、石を積んで作られた静かな湖面を支えている。そのダムの管理棟の横から登り、稜線に出てからは視界はあまり良くないが道もよく、1時間ほどでパッと開けて見晴らしの良い岩場の上に出る。そこが山頂@である。赤く塗られた三角点と祠があり、そこでツェルトで幕営した。翌朝はダムの反対側に下った。 |
475 | 大座礼山 | 1588 | 脊梁山脈 | H05.08.01 | 県境の大田尾越に車を置き、そこから伸びる荒れた林道をしばらく歩き、川にそった登山道を登っていく。暗い林間の登りは途中で里からの道(井野川?)と合わさる。山頂部にでると、大きく枝を広げたブナの大木の並んでいる。山頂@はそこから少し登った素っ気ないものである。私は、この神秘的なブナの大木の森にツェルトを張り、幕営した。 |
478 | 平家平 | 1693 | 笹ガ峰山系 | H01.05.03 | 高知県本川村葛原から足谷への林道を登る。林道の終点から山道を登るが、道標もなく道が不明瞭で地形を読んでの苦労(やぶこき)の前進となる。やがて稜線にでて道もわかりやすくなる。しかし頂上を目の前にした最後の登りは、胸までの密集した笹の中のラッセルで苦しい。結局頂上@には、7時間あまりもかかってしまった。 |
*** | 冠山 | 1732 | 笹ガ峰山系 | H01.05.03 | 平家平からののどかな1時間ほどの稜線歩きで山頂@に着く。この稜線からは、石鎚山系、法皇山脈など四国の山々の展望がすばらしい。ゆっくりしていきたいところだが、平家平の登りに時間をとったので、先を急ぐ。ここを下り、一ノ谷越からチチ山をトラバースして笹ガ峰に向かった。 |
472 | 筒上山 | 1859 | 石鎚山系 | H0?.??.24 | 石鎚山と瓶が森、そしてこの筒状山は正三角形の位置にあり、石鎚山系の展望の山としてこの山は優れている。特に石鎚山は、この山からは鋭く空を着くピラミダルな容姿を見せてくれる。頂上直下には立派な石垣の上に修験道場もある。その横を鎖をも使って登ると祠のあるなだらかな山頂@に出た。下りは北側の尾根沿いに下りた。 |
*** | 手箱山 | 1806 | 石鎚山系 | H0?.??.24 | 拳骨のような筒上山からさらに南に伸びる壁のような山が手箱山である。昔は頂上下に氷室と番屋があったという。静かな頂上@には祠がある。ここも筒上山とともに大峰宗覚信寺の高山霊場であり、よく整備されている。 |
432 | 横倉山 | 800 | 高知西部 | H10.11.27 | 第2駐車場から夜、石段を登りスギの巨木の杉原神社を通り、避難小屋に泊まった。翌朝、安徳水を飲み、横倉宮とその後ろの馬鹿だめし絶壁、そして縦走して登頂@というフルコースを堪能した。わずか標高800mのこの山には山歩きの楽しみの多くが凝集されていて、牧野富太郎が通い、花の百名山にも数えられるのも納得するすばらしい山である。 |
459 | 天狗森 | 1485 | 四国カルスト | H05.08.01 | 日本で最も高いカルスト台地である四国カルストの最高峰である。四国カルストは大野ヶ原から五段高原の牧歌的な大草原が印象的だが、天狗森はのどかな山林の中を高原の散歩ができる山である。山頂@はあまり展望は良くないが、東に続く尾根は、「大引割・小引割」、そして高度成長の犠牲となった悲劇の山:鳥形山へと続く。 |
467 | 不入山 | 1336 | 四国カルスト | H05.11.23 | 林道に四国では絶滅したとも言われる熊注意の渓谷のある立て札が立っている。1時間も歩くと頂上@である。山頂部を削り取られ、真っ平らとなった四国カルストの鳥形山の悲惨な山容がよく見える。帰りは沢に向けて下った。やがて巣箱と四万十川源流であるという派手な看板の連立する地帯となる。子どもの作品とはいえ、指導者の品格を疑う光景である。 |
488 | 今ノ山 | 0870 | 土佐清水市 | H0?.??.?? | 篠山の南、四国西南端には、1000mを超える山はない。その地域での盟主がこの今ノ山である。航空監視レーダーのドームがあり、そこまで車道が延びているが、進入禁止になっていることが多いという。途中まで行った記憶があるが、結局この山に登ったかどうかは忘れてしまった。 |