北アルプス〜中央アルプスの山行記録

 

 ※ <1>〜<13>は、平成6年夏の北アルプス縦走記録です。
No.山 名標 高場所登頂日備考
145白馬岳2932北アルプス後立山H06.07.30 <1> 車を猿倉に置き、いよいよ来たアルプス大縦走出発! 1日目早朝、重い荷物を背負って大雪渓に取り付く。かなりばてながらも白馬岳の稜線に到着。頂上へピストンする。丸山を超え、杓子岳をトラバースし、白さの際だつ鑓ヶ岳に至る。天狗山荘泊。
352唐松岳2696北アルプス後立山H06.07.31 <2> 天狗山荘を早立ちして、朝もや流れる天狗の頭を越えて、不帰の峰に対する。結局は危険よりは渋滞による時間ロスがのほうがこわいって感想だ。そして唐松岳に登頂、牛首の険のやせ尾根を通過し、白岳を越えて五竜山荘に泊。
146五竜岳2814北アルプス後立山H06.08.01 <3> 五竜山荘を暗い間に早立ちし、日の出の頃登頂@。G4,G5のなかなかよい岩稜を越え、まさに谷底のような八峰キレットに下る。
147鹿島槍ヶ岳2889北アルプス後立山H06.08.01 <4> 八峰キレットから一気に北峰に登る。北峰では雷鳥が戯れており、お約束通り雲がどんどん出だした。南峰に登頂して、布引山へと下る。
353爺ガ岳2670北アルプス後立山H06.08.01 <5> まさに冷たい接客に冷池山荘での宿泊を止め、さらに足を伸ばす。夕方となり爺ヶ岳に登り@、眼下の種池山荘に泊まる。ここは、とても温かな山小屋だった。翌朝は針ノ木雪渓を正面に観ながら扇沢へ下り、トロリーバスで黒部ダムへ向かう。
148剱岳2998北アルプス立山 H06.08.03 <6> ケーブルカーとロープウェイ、トロリーバスで室堂へ。みくりが池温泉に入り、室堂を散策した後、剣御前小屋へ登って宿泊。翌朝、あまり天気の良くない中を剱岳へ向かう。カニの縦バイは雨で滑って登りにくかったが無事登頂@。天気が良くないためほとんど人のない静かな登山道を引き返す。
149立山大汝山3015北アルプス立山 H06.08.03 <7> 再び剣御前小屋に戻り、別山に向かうが、ガスの中表示もなくしばらくさがす。さらに登り最高峰大汝山を通り、雄山では玉砂利の上に正座して拝んでもらう。一ノ越へ下り、一ノ越山荘に泊まる。
150薬師岳2926北アルプス中央部H06.08.05 <8> 一の越からは、静かな山行となる。竜王岳を五色ヶ原に向かう。スゴの頭を越え、森林限界を超えた薬師岳の肩で幕営。ご来迎に出会う。翌朝早く北薬師岳@に登り、長大な山頂尾根を歩いて登頂する@。太郎兵衛平へ下る。
151黒部五郎岳2840北アルプス中央部H06.08.05 <9> 太郎兵衛平からなだらかな北ノ俣岳を登る。赤城岳を通り一登りすると黒部五郎山頂@だ。下山路は稜線沿いにとったが、道が不明瞭なので、下に見えているカールの底の道へ下る。小舎に泊まる。
153鷲羽岳2924北アルプス中央部H06.08.06 <10> 小舎から三俣蓮華岳をトラバースして、鷲羽乗越から一気に登頂する。その後、高天原山荘で宿泊。日本一の山奥の温泉である高天原温泉に存分に浸かる。
152水晶岳2986北アルプス中央部H06.08.07 <11> 高天原温泉のある温泉沢をつめて登頂した。その後、黒部源流まで下り、三俣山荘に泊まる。
356三俣蓮華岳2841北アルプス中央部H06.08.08 三俣山荘から登頂し、双六岳からは槍ヶ岳を正面に見て双六小屋へ下る。ここからは少し登って快適な尾根歩きとなる。
157笠ガ岳2897北アルプス南部 H06.08.08 <12> 弓折岳から抜戸岳をトラバースして笠ヶ岳山荘に到着。荷物を置いて登頂@する。笠ヶ岳山荘に泊まり、長いクリヤ谷からの下山道を槍見温泉へと下山。河沿いの無料露天風呂で一休み。
158焼岳北峰2455北アルプス南部 H06.08.10 <13> 蒲田川を渡り、中尾の集落の中を登っていく。疲れもたまり雲行きも怪しくなる。この日は中尾峠にある焼岳小屋に宿泊した。朝最後の目的地である焼岳に登頂@。その後は上高地に下山し、バスト電車で車を置いている白馬登山口へ向かった。
154槍ヶ岳3180北アルプス槍穂高H01.08.07  最初の日本アルプス挑戦がこの槍−穂高縦走である。新穂高ロープウェイ経由で西穂山荘に泊まるが、台風のためいったん上高地に下山。梓川沿いの登山道を槍沢ロッジまで登り宿泊。翌日その年ロッジから殺生ヒュッテ上部まで至る大雪渓だった槍沢雪渓を苦労して登り、さらにガスで道を誤って槍ヶ岳に直登してしまい、東鎌尾根からの登山道に出る。槍ヶ岳山荘に出てから登頂した。▲
155奥穂高岳3190北アルプス槍穂高H01.08.09  槍ヶ岳から縦走し南岳小屋泊。大キレットを越え、北穂高,涸沢岳をへて穂高岳山荘泊。早朝、最高峰の奥穂高山頂に登頂。そのままジャンダルムを巻いて天狗岩、間ノ岳から西穂高岳へ。最初のアルプス縦走を終えた。一気に新穂高温泉に下山して温泉に浸かる。
156常念岳  2857北アルプス東部 H06.12.30  地元の人の忠告に従い、崩沢出合に車を置き、朝、三俣まで歩き、そこから山に取り付いた。登山口でちょっと道を誤り時間をロス。その日は前常念を目の前にした樹林の中で幕営。翌朝、前常念から一気に登頂@。目の前に広がる冬の槍穂高の絶景にカメラを向ける。電池式のカメラの反省から冬山登山用に買ったFM/Tである。が、そこで1枚とってフィルムが切れてしまった。ということでしっかりと目に焼き付けて往路を下山した。
159乗鞍剣ヶ峰3026信州西部  H09.08.06 スカイラインPからの往復。剣ヶ峰へは少し登らなければならない。山頂に立ったときにガスが出たので山頂部の写真は撮れなかったが、時折見える穂高の山々とこの広大な山また山の乗鞍に圧倒された。もしスカイラインがなければどんなにすばらしいところであったろうと思える。にかく山上駐車場周辺は人が多い。
160御嶽剣ヶ峰3067信州西部  H09.12.29 平成7年冬の挑戦で、大雪と悪天のため8合目で断念しての再挑戦だった。同じ御岳高原スキー場からゴンドラで三笠山へ。田の原遙拝所で幕営。好天の中、一気に王滝頂上へ。氷づけの人気のない山頂部を歩き御嶽神社@で幕営。風が強くほとんど眠れなかった。帰りは無事往路をたどり下山。
174木曽駒ヶ岳2956中央アルプス北部H03.08.下ロープウェイで千畳敷に登り、少し登ると頂上であった。頂上木曽小屋に泊まり、翌日は、宝剣岳、島田娘から再び千畳敷に下り、ロープウェイで下山。初心者と同伴であったため、のどかで楽な山行であった。
175空木岳2864中央アルプス南部H08.08.08伊奈川ダムの少し上から林道を歩き、5合のウサギ平から山道となる。ひたすら登り、木曽殿山荘泊。夕陽に染まる空木岳を十分に鑑賞した。翌朝早立ちで、いくつものピークを越えて日の出前に登頂@した。 子
275南駒ヶ岳2841中央アルプス南部H08.08.08  赤椰岳を越え、目の前にそびえる立派な南駒ヶ岳へ登頂@。山頂を下ると、いかにも孤高の岩峰らしい仙涯嶺を登る。特に難しい岩場ではなかった。
360越百山2613中央アルプス南部H08.08.08 仙涯嶺との鞍部から一気に登ったところは、今までの岩だらけの縦走路とうってかわってのどかな山頂@だった。越百小屋はすぐ下に見えるがなかなか遠い。急な尾根をどんどん下ってうんざりした頃、福栃沢にでる。林道を下り下山。
176恵那山2191信州南部  H06.12.23 黒井沢登山口から沢づたいに登ったところにきれいで小さいロックハウス風の避難小屋がある。そこから落葉した唐松越しに南アルプスを見ながら、明るい尾根を登る。山頂部を巻いて2つの峰の間の小屋の前にでる。神社のある南峰@からは夕暮れの冬の南アルプスが輝いていた。小屋泊。北峯を少し下ったところから雄々しい御嶽を眺め、往路を下山し、恵那山神社里宮に詣でた。
  ※ @:登頂時、自分以外の人がいなかった山頂