金村 優吾
さん ・・・平成25年5月22日・・・
大阪から車で約2時間、徳島・鳴門市堂ノ浦にある報知フィッシングクラブ
「細川渡船」のイカダに5月下旬、出掛けた。
ここは小鳴門海峡に囲まれた、池のように静かな釣り場。多くの魚種が釣れて
楽しませてくれる。
イカダでのチヌ釣りは、刺し餌をダンゴで包んで底まで落とし、底にいるチヌを狙う。
チヌは警戒心が強いため、釣るのは難しい。短くて穂先の細い竿を使い、穂先の
微妙な動きでアタリを見抜く。
午前6時に到着。比較的、潮の緩い14号ヤカタに上がった。
まずはダンゴ作り。細川渡船でもらった土、サナギ粉、特製おからを混ぜ、水分を
調節しながら練った。ダンゴができると、ソフトボール大に固めて5個ほど釣り座の
前に落としてチヌを集めた。ここでしばらく待ち、チヌの警戒心を解くのがポイントだ。
オキアミを刺し餌に様子を見ると、1投目からアタリ。25センチぐらいのキビレだった。
1時間ほどで小型のキビレが5尾、釣れた。
午前8時頃から潮が動き出し、ダンゴにボラが集まってきた。船長の高橋さんに
教えてもらった、オキアミのむき身を刺し餌に使用。穂先を小さく押さえ込むような
アタリがあり、合わせてみると45センチの良型チヌだった。さらに、オキアミの
むき身で立て続けに良型チヌを2尾、追加した。
正午頃から潮の動きが変わった。シラサエビを刺し餌に25センチ前後のキビレを
3尾ゲット。刺し餌をまたオキアミのむき身に替えると、それまでにない引きで、
乗っ込みの丸々と太った47センチのチヌが釣れた。
まだまだチヌの気配はあったが、午後3時で納竿。今回は、高橋さんに教わった
オキアミのむき身でのチヌの食いのよさを再確認できた。
大型チヌが釣れるのは、これから。自己記録を更新したい方にはお勧めだ。
また、チヌ以外でもキスやカレイ、大型マダイなども狙える。ぜひ、家族や仲間と
イカダで楽しく釣りをしてほしい。
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