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山元 八郎 さん ・・・平成23年5月2日・・・

5月の連休にはイサギ釣りに行こうと予定をしていたが、天気予報は南風が強くなり3bの波だったので、波に強い鳴門市堂の浦へ山川さんと行く事にした。数日前にマダイ55a、30aがフカセ釣りで釣れたニュースを聞き、サヨリと二刀流で挑む準備をする。

5月1日、午前5時過ぎに細川渡船場に着くと、やはり南風は非常に強く渡船は大きく揺れて居るが、ヤカタは四方をロープで張り、揺れも少なく安全である。ただ8bの強風だから、道具を飛ばされないように注意しながら釣りをしなければならない。だが周囲から竿を出せるので、風裏になる方に並んで釣り座を構える。

沖アミを撒きながら、ウキは1号でハリス1,75号を3ヒロ、ウキ下5ヒロからスタートする。サシエは残りタナを深くして狙ったが、仕掛けが沖に出ると道糸が強風に引かれ、潮流れと違っていたようだ。しばらく釣ってみたがアタリはなく、置き竿にしてタナプロG5に下側から楊枝を差し、ゴム管で固定する。その下側にSタイプの−G5を通し、風に押されにくいサヨリ仕掛け出す。

数投目にサヨリのアタリがあり28aをゲット、次もタナプロが面白いように沈み入れ食いとなる。山川さんはもう少しマダイを釣ると頑張っていたが、私が好調に竿を曲げるのに惑わされ、サヨリ仕掛けに切り替えた。アタリも無いのにサシエを取られたり、ウキが沈むのにハリに掛らないようだった。

どうやらタナが2ヒロと深いようなので、1ヒロちょっとに浅くしたらとアドバイスする。するとウキのアタリも明確になり、ハリ掛かりもよくなって順調に良型サヨリを釣っていた。タナが深いと思った時は、ウキを引いてサシエを持ち上げると、タナは浅くなりまた誘いとなって食いがよくなる。

サヨリの数釣りのコツは、廻遊している群れを居付かす事が重要で、絶えずマキエを切らさない様にする。ハリが呑み込まれたら、ハリ外しで素早く取ってクーラーに入れ、サシを刺す前にマキエを撒く。群れが小さいと思う場合は、一度に多くマキエをせず少量を間断なくする。

大きな群れの時は、案外とタナは浅くなるようなので、少しウキ下を浅くするとアタリも早くなり手返しにもなる。サシエが大きい、ハリ掛り率が悪い、ウキの沈みが早いなどの時は、ウキが沈んで少し待って合わせた方が良く釣れた。サシエもどちらかと言えば、柔らかい小さなオキアミがよく、中粒アミは頭が柔らかい。素バリが多い時は頭を半分取ってやると効果的だった。

強風で仕掛けの回収に苦労はしたものの、入れ食いも度々あり25a〜36aを90匹と大漁だった。山川さんは−遠投Bとアタリウキを使い、私より一回り大きい型を41匹釣り、満足する釣果だった。このサヨリ釣りは、フカセ釣りの基本でもあるマキエワーク、仕掛け、サシエ、合わせ方など学ぶ事が多いようだ。

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