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山元 八郎さん ・・・平成19年8月21日・・・

8月21日、徳島県鳴門市・堂の浦へ四国放送【おはようとくしま旬の釣り】の取材でチヌ釣りに出掛けた。小潮で午前9時ごろまでが下げ潮、それからは、満ち潮が納竿まで続く潮回りだった。堂の浦は潮止まり前後2時間がジアイで、潮が本調子に走りだすとアタリは極端に悪い。

午前5時すぎに出船して赤土にサナギを入れて、海水を混ぜ柔らかくして握り拳ほどのダンゴを作り、シラサエビやオキアミ、サシエを中に入れて海底に落す。ダンゴからサシエを抜いて穂先を見ていると、ググッーと押さえ込んだ。すかさず掛け合わせば1.5bの短い竿がズシッーと重く確かな手応えに、ポンピングを繰り返して浮かせたのは30aほどのチヌだった。

早々に本命魚が釣れると嬉しいものだ。この調子と同じオキアミで同じように探っていると、モゾモゾしたアタリを少し待って送り込んでいたら、穂先が大きく曲がった。この引き方もゴツン、ゴツンと伝わって来るチヌ独特のアタリに、満足しながらタモで救ったのは26aの本命だった。

10分もしないうちに同じようなアタリが出て、23aのチヌをゲットする。ダンゴの廻りにはチヌがワンサと寄って来ているのだろうと思い、条件のよい時に同行者にも釣って貰おうと、もう一本の竿をセットした。ところが、満ち潮に変わってからチヌではなく、マダイの23a前後がたまにヒットして来るが、チヌは全く釣れなくなった。

この日の7号カセは、上潮は余り動いてないが底潮が非常に速く二枚潮で釣りにかった。また周囲には釣り人も居なく、ボラがこの下に全部集まったと思うほど、ダンゴが底まで持たず苦戦を強いられた。午後3時前に少し流れが遅くなり、シラサエビを刺して6Bオモリで前に投げていると、一気に穂先を締め込んだ。

キビレは貪欲なので食いがよく、向こう合わせで ハリに掛かり釣りやすい魚である。入れ食いでは無いが広角度を狙い、3匹釣り上げた。ダンゴの周辺で掛けた奴は重量感がありボラとすぐに判断できるが、少し潮シモで掛けて“ゴツン・ゴツン”とした弱い引きで、ある程度浮いてから、急に突っ込むボラは本命と間違えてしまう。

チヌ釣り初挑戦の方も、潮が緩くなってからチヌとマダイを釣り上げ、カカリ釣りの楽しさも味わって頂いた。3時半頃になり潮は緩んで食いが立つたが、終了間際となり少し焦った。せめて前日の潮ならば、もっと早くジアイは訪れていたに違いない。当日の釣果はチヌ4匹、キビレ3匹、マダイ4匹である。ただ、別のカセでは35aと45aのチヌが上がっており、次回は数より大物狙いも面白そうである。
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