川原 敏弘
さん ・・・平成19年5月11日・・・
5月11日金曜日、堂浦にチヌが入ってきているとの情報を得て、細川渡船さんを訪れた。
前日は強風が吹き荒れていたので心配だったが、当日は風が残っているものの、うねりは無く、筏に上がる事が出来た。風で荷物が飛ばされないように気をつけながらダンゴの準備をした。
この日は高橋船頭の特製オカラダンゴを使用させて頂いた。おからベースにアミエビ、乾燥コーンを加えたものに、土、サナギ、海水をブレンドして、着底と同時に割れるぐらいのやや柔らかめのダンゴに仕上げた。
仕掛けは、ハリス1.2号にチヌバリ2号、オモリ2Bでエサはオキアミでスタートした。
潮が筏の下に流れていたので、エサをどんどん流れに乗せて、4〜5ヒロ糸を出した時、フワッという当たりがあり、グッと合わせると、ゴンゴンというチヌ特有の感触だ。慎重にタモを出し、上げてみると36センチのキビレ、4投目での成果だった。
しばらく当たりが止まって、付けエサをローテーションしていると高橋船頭がやって来られた。実はGW中にも釣行したのだがチヌが不発だった為、次回の釣行時にはレクチャーしてやるとの約束を頂いていたので、約束通り、来て頂きお手本を見せて頂く事にした。
エサはオキアミのムキ身で、針からオモリを1ヒロぐらい取ってダンゴを着底と同時に割り、少し流したら止めて、誘いをかけ、それを繰り返しているとフワッとした当たりが。すかさず合わせると上がってきたのが40センチオーバーの本命チヌだった。
さすが、船頭!まさかお手本で釣るなんて、とひどく感激した。颯爽と船に乗り込む船頭を見送った後、教わった通りの方法で仕掛けを流していると、早速当たりが来た。思い切り合わせてみると、ずっしりとした重さが竿から伝わってきた。
巻き上げると海中には本命の大きな魚影が姿を現した。47センチの丸々太ったチヌだった。その後、マダイも混じり順調に釣れた。
この日は、シラサエビ、ボケ、ミック、さなぎとエサを試したが、当たりがあったのはオキアミとボケだけだった。午後2時を過ぎるとうねりがひどく、当たりが取りづらくなり、3時に納竿した。
終わってみると、36〜47センチのチヌが6匹、24〜36センチのマダイが2匹の釣果に大満足した。これからが乗っ込みシーズン本番!
今年も堂浦、細川渡船さんにお世話になります。
TOP
Copyright © 2006 ”Hosokawa Tosen” All Rights Reserved.