山本
幸一さん ・・・平成14年5月8日・・・
ご無沙汰してます、大ちゃんです。
お元気ですか、小野さんの「匠の工房」で購入しました名竿「竹游」も相変わらず元気で、使えば使うほど味のある竿ですね。
穂先の調子も大変気に入ってます。
昨日5月4日に堂の浦、細川渡船さんにお邪魔しました。
帰り際に高橋船頭に挨拶した際に小野さんへの釣行記を薦められましたのでメールさせて頂きました。
前回の釣行時は4月28日に友人とキャンプを兼ねての釣行となり今年初めての堂の浦でしたが見事,堂の浦の潮にやられてしまいました。
25センチのチヌ1枚に終わってしまいガックリでした。
前回のリベンジを果たすべく大阪を午前2時に出発し、途中「オカトヨ」さんで、ボケ30、オキアミ「LL」1ブロック、
集魚材(マルキューチヌパワームギ)を1袋、粉オカラ2袋等を買って、いざ細川渡船へ出陣です。
当日若船頭の「勝さん」に挨拶をすませ、細川丸のエンジン音を聞くと益々気持ちが高ぶり11号カセに上げて頂きました、
11号カセは以前一度だけ上がった事が有りましたが殆ど初めてと同じでした。
はじめにオキアミを一つまみを入れた団子を5個〜6個落としておいて仕掛け作りに入りました。
当日はかなりの強風でカセも結構揺れてましたが午前6時、本日の1投目です
刺し餌はオキアミの剥き身で団子に包んで落とし込みました。
潮はゆっくりですが右から左へ流れています、強風の為糸を張り気味にし少しでも穂先の振れを抑えようと思い流して行きます。
しかし、撒き餌が効いてないのか、餌取りの当たりすら有りません、今日は一日苦しむかなぁ〜と前回の釣果が頭をよぎりました。
その後、オキアミとボケを交互に使いながら誘いをかけたりして要約1時間位経過した頃でしょうか
タナゴの当たりが出だし、このままチヌも寄ってきてくれー!!の一念でせっせと団子を打ち返すも餌取りの当たりが多く(殆どタナゴでした)
我慢しきれずにそれに反応する僕も情けなかったですが・・・
時計を見るともう10時近くになっており、同船の釣友と「もうすぐ高橋さん弁当持って来る時間やデーそれまでに1枚くらい釣っとかんとまた貴重なコメント貰う事になるぞー」と気合を入れたその時です、
誘い上げてた仕掛けを落とし込んで鉛が底を捕らえた瞬間に「コッ、クー」とかすかな当たりが有り思い切って竿を上げるといきなりカセの下に入る締め込みが有り、「竹游」がしなりました。
何度かの締め込みを交し、やり取りの最中に追い団子を落とし、海面に上がって来たチヌの顔を見て、思わずヨッシャー!!
と独り言を言って無事タモに収める事が出来ました。
カセの上で測ってみると丁度40センチでした。
チヌ釣3年生の私にとっては、今年初の40センチにとても嬉しかったです。
ちょうど吊り上げて、生簀に入れた所で高橋さんがお弁用を持ってきて頂き「大ちゃん釣れたかいよ!」と声を掛けて頂き、
初めて釣れましたと返事が出来ました。
そこで高橋さんから「釣れ出すと続くからな」と言って頂きそれから10分くらいして、また同じ様な当たりが有り、
今度は少し小さめの37センチでした。
2枚ともオキアミの剥き身で口の少し奥まで針が飲まれていました。
その後、28センチを1枚追加して納竿となりました。
前回の釣行では悔しい思いをしましたが、何とか今回は高橋さんのアドバイスも有りリベンじ出来ました。
しかし、堂の浦は何度行っても勉強させられます。
最後帰り際に高橋さんと情報交換して頂いてた時に、あの正木さんが来られており、
僕の質問を正木さんに聞いて頂きました。
正木さんは丁寧に教えていたのですが、まさか正木さんがいらっしゃるとは思わず憧れの方でしたのに、ちゃんとご挨拶しなかったのが
心残りでした。
大変長くなり申し訳ありません。久し振りだったのでつい長くなってしましました。
季節の変わり目ですので、お体御自愛ください。
それでは、また今年も宜しくお願いいたします。
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