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ウミウシ新名称



日本初記録種である25種を含む、40種に新和名が提唱されました。
樫西ウミウシ図鑑ページに記載してある番号とともにご紹介いたします。

 No.40 ミダレスジイロウミウシ  

コモンウミウシ属。外套膜周縁が朱色であることと、外套膜が濃い茶色の筋でおおわれることでホソスジイロウミウシに似るが、本種は外套膜にはいるスジの太さが不均衡になる傾向がある。また記録個体のように斑紋状を呈する個体もある。
 No.41 ソヨカゼイロウミウシ

アオウミウシ属。ヒュプセロドーリス・ゼフィラの学名で親しまれてきたが、和名が付きました。
体地色の白色に背面と腹足に10数本の暗紫色線が流れるように入ることから新称ソヨカゼイロと提唱された。
 No.46 ダニエライロウミウシ

シノビイロウミウシ属。
 No.54 ムラサキアミメウミウシ

イソウミウシ属。ミナミヒョウモンウミウシとされていた種。白い網目状紋様のある薄紫色のカイメンに、隠蔽的に擬態する。
 No.59 マダラクモガタウミウシ

ツヅレウミウシ科クモガタウミウシ属。プラティドーリス・イノルナータ(学名)で読んでました。背面全体に斑紋におおわれることから和名が提唱された。
 No.96 マッチボウミノウミウシ  日本初記録

体色は薄黄色で、口触手は白色、触角は滑らかで、先端は白色、基部近くに赤褐色の色輪がある。背側突起は、太く丸みをおび、先端が赤褐色。マッチ棒を連想させることからこの名を提唱
 No.99 ウロコツガルウミウシ  日本初記録

ツガルウミウシ属。学名スクアマとは、ウロコ の意味で、背面の模様に由来する。
 No.112 ウララカミノウミウシ  日本初記録

体色は半透明な褐色で、口触手も体色と同色。背面は白色で、周縁は薄い青紫色。眼点の外側に薄い青紫色の斑紋がある。触角は基部から半分ほどが体色と同じでやや白色を帯びた輪があり、先端は赤色。背側突起はクリーム色で、先端は、薄い青紫色。色合いが麗らかな春を想起させることから新称をウララカミノと提唱。
 No.116 シロフサツノミノウミウシ  日本初記録

 No.123 ホホベニミノウミウシ  日本初記録

体色は半透明で、頭部は印象的な明るいピンク色。頭部の触角間と背面は白色。口触手は朱色。触角は先端から白色、朱色、白色で、基部は体色と同じ。背側突起は黒〜褐色〜紫色で、先端は、朱色〜白色。頭部の特長的色彩から、新称を提唱。
 No.127 ウシノネミノウミウシ  日本初記録

体は半透明な白色で、頭部と背面は白色。触角の下半分は黄褐色で、上半分は白色。背側突起はゆるく湾曲しており、半透明な白色で、先端は白い。丑の刻参りの白装束と頭のロウソクを思わせる体色から新称を提唱。
 No.129 カナリヤミノウミウシ  日本初記録

Gosliner et al.(2015) の、 Cuthona sp.52 と同種と思われる。体は半透明な白色をしており、頭部と触角の基部は朱色。背側突起はやや細く、先端が白色、すぐ下に細めの黒色の色輪があり、その下から基部にかけては緑色をおびた黄色。インドネシアからも報告がある。
 No.145 ルリホシウロコウミウシ

カノコウロコウミウシ属。中野(2004、2015)の、キホシウロコウミウシのサブカット写真個体(八丈島産)と同種と思われる。全体に白く、紺色と黄色の小斑紋が散布する。際立つ紺色からルリホシと提唱する。
 No.164 アオモンツガルウミウシ

横に張り出した突起に青色の斑紋がある。
 No.171 ハチジョウミノウミウシ

クセニアウミウシ属。中野(2004)の、クセニアウミウシ属の一種2と同種。日本初記録地は八丈島。
 No.180 ホカケキセワタ  日本初記録

トウヨウキセワタ属。高く持ち上がった頭盾が帆掛け舟を連想させる。
 No.184 ハナムスメイロウミウシ

小野(2004)の、イロウミウシ科の1種1と同種。体色の濃さに多少のバリエーションがある。
 No.187 ケラマコネコウミウシ

ネコジタウミウシ属。日本初記録地は慶良間諸島であることから新称を提唱された。
 No.193 ツルヒメウミウシ

暗褐色で、白色の大小斑紋が散布する。外套縁はクリーム色。鰓の両側にある突起は同属他種に比べ大きい。また同属他種に比べ体勢が四角い。触角は体色と同色。
 No.194 クロネコウミウシ

小野(2004)のコネコウミウシのサブカットと同種。全体に黒く、白色の細斑紋が散布する。コネコウミウシに似るが、外套縁に特徴的な斑紋を欠く。また外套縁の後部は前部よりもやや太い。
 No.197 クロフサツノミノウミウシ  

 No.201 アイリスミノウミウシ  

サキシマミノウミウシ属。体は半透明な白色で、不透明な白色の小斑紋が全体に散布する。口触手と触角は先端が白く、ついで黄褐色。背側突起も半透明な白色で、先端から白色、黄色、紫色の輪がある。この黄色と紫色の配色が花のアイリスを連想させる。
 No.208 ユウグレミノウミウシ

中野(2004)の、Cuthona sp.9 と同種と思われる。体は半透明で、背面は白色。両触角の間に朱色縦線が入る。背側突起は基部から濃紺、紺色、白色、朱色で、先端は薄紺色。触角は平滑で白色をおび、先端は、薄紺色。口触手は短い。前足隅は丸い。背側突起の色が夕暮れの空を連想させるところから新称を提唱。
 No.214 シロオキウミウシ

中野(2004)の、オキウミウシ属の1種と同種と思われる。記録個体はクロガヤに着生していた。
 No.225 スベスベジョオウミノウミウシ

体は白色をおびた半透明から淡い黄緑色。腹足を除く体全体に黒色の小班を散布する。触角は平滑。触角、口触手ともに、半ばに橙色から黄緑色の色帯がある。背側突起は長大。ジョオウミノウミウシと近似するが、本種の背側突起には尖った円錐形の小突起は生じず滑らか。中野(2004)ではジョオウミノとしていたが、ゴスライナー(2008)は独立種とした。
 No.233 アエカミノウミウシ

体は半透明で、背面は白色。背側突起は白色で、基部は淡褐色、先端は薄黄色。触角は平滑で比較的長く、基部から下半分は半透明で、上半分は白色をおび、淡褐色と淡黄色の色輪があり、先端は白色。口触手は短く、先端のみ薄黄色。色のはかなく、あえかな様から、新称を提唱。
 No.241 カイヒメウミウシ
 No.245 サビイロホクヨウウミウシ
 No.246 ハレギミノウミウシ
 No.248 ベニフジセンヒメウミウシ  日本初記録
 No.256 キンナミミドリガイ
 No.263 キイロセンヒメウミウシ
 No.266 ツユクサイロウミウシ
 No.268 ユキウサギウミウシ
 No.269 ローズミノウミウシ  日本初記録
 No.270 フイリフサツノミノウミウシ  日本初記録
 No.275 キンスジミノウミウシ  日本初記録
 No.276 ハクテンツガルウミウシ
 No.282 ウスアオミノウミウシ  日本初記録
 No.284 アゴヒゲキヌハダウミウシ