2001/10/20〜21
足摺岬へ・・・


午前8時、会社に集合(集合と言っても2人だけど)。快晴の晴天の秋晴れの土曜日、絶好の行楽日和だった(になるはずだった)。集合後、そつなく出発したものの10月も下旬となると朝夕はめっきり寒い。僕はレザージャケットを着込んでいたにもかかわらず凍えるような思いをした。同行の諸石君は随分と薄着だったからこたえた事だろう。まぁ、太陽が昇れば少しは暖かくなるさ。と徳島インターから高速に乗り一路、高知県の伊野インターを目指す。しかし、、、、寒い。

 


伊野インターを下りると地図にしたがってR56を行くがこれがストレスの溜まるような田舎道でダンプの多いこと。とてもツーリング気分ではない。途中、休憩がてら「道の駅・すさき」に立ち寄る。お土産コーナーでカツオのタタキetcを試食(美味)。丁度、お昼時だったので2回の食堂で昼食を取ることにした。2人とも写 真の「カツオ丼」をたのんだ。ご飯の上にカツオの刺身が乗っていて、その上に大量 の青ネギと青紫蘇と刻み海苔、そして大量の生ニンニクのスライス。味付けはだし醤油がかかっているだけ。これを豪快に胃袋に流し込む。美味ではあるがニンニクがきつすぎ。自分の口が臭うのが分かる(ま、いいか)。「諸石君!最高に美味そうな顔をしろ。」「こ、こんな感じッスか?」「パシャ!」っと言うのが右の写 真。


午後3時頃、中村市の四万十川に到着、渋滞路をかいくぐってきたので1時間ほど休憩をとる。
「諸石君、たどり着いたゼってポーズだ!」「え?、分かんないッスよ」 「パシャ!」



意外と遠かった。午後5時頃、目的地の足摺岬に到着。とりあえず記念撮影。四国最南端の地だ。
ふ〜ん、ジョン万次郎ねぇ、拿捕された漁師だったのか・・・・・。

 

岬の展望台で海の風に吹かれる。最果ての地には灯台が付き物だ。断崖絶壁もすごい迫力。きっと火曜サスペンス劇場で「土佐の黒潮、足摺岬殺人紀行」なんてドラマがあったりして。
黒潮かな?海の青の色が濃い。 青が群れる・・・・群青とはよく言った物だ。この瞬間のためにまた旅を続けようと思う。
今宵のお宿はこちら。あしずりユースホステル。隣の神社の神主さんのお宅の様子。しかし、ここでトラブル発生。夕食は現地で美味しい物を食べようと思っていたので頼んでいなかった。「諸石君、さっきのお土産屋さんの食堂で晩飯にしよう」「・・閉まってますけど・・・」「よ、よし、あそこのホテルで食事だけさせてもらおう」「(ホテル)あいにく当店はお泊まりのお客様のみとなっております」「しかたがない、ユースに戻って飯を作ってもらおう」「(ユース)予約の分しかご飯がないよ」「も、諸石君、、、今夜は飯抜きだ」と諦めた時、宿のおばちゃんが助け船を出してくれてようやく夕食をゲット。苦難の末の夕食だけに感無量 でした。
実は日暮れと共に雨が降り出していた。明日は大丈夫か?i-moodでチェックしてみるが期待は出来ない。

 

開けて翌日

暴走族じゃないよ、念のため。100km/h近くで走行すると顔に当たる雨が痛いのなんのって。その上2人共レインウエァを持ってきてなかったもんだから朝からずぶぬ れ。一時『コインランドリーで服を乾かしてコンビニでレインコートを買って着替える作戦』を決行するが、運悪くレインコートが1つしかない、、、諸石君譲るよ(トホホ)。3件目のコンビニでやっと自分の分をゲット。「諸石君、日曜市と桂浜はどうしよう」「この状況で何言ってるんです」っというわけで凍えながらひたすら徳島を目指す。雨に濡れて手の感覚が無くなっていくので休憩を多めに取る。トンネルって結構暖かかったりする。それでもなんとか無事帰って来られたからよしとしよう。

 

 


 

back to "tabi no atode-october"


Tourist Blue Island : index

[scudelia:cinema]