魔理沙で宅急便

 

五日目(12/19)

 魔理沙 「帰ってきた」
 香霖   「随分早かったね」
 橙    「うう…よく考えると猫に冬・水関係は鬼門だよ…」

 魔理沙 「なぁ、香霖……ドライアイスっておいしいのか?」
 香霖   「美味しくないと思うが……食べてたのか!?」

四日目(12/18)

 香霖   「では早速配達だ。まずは…チルノ宛てだな」
 魔理沙 「なんだ?この箱に入ってるの。いやに冷たいが」

 香霖   「ドライアイス、というものだ。保冷効果があるらしい」
 魔理沙 「…今、冬だよな」

 香霖   「夏に注文したんだがすっかり忘れていてね、あっはっは」
 魔理沙 「…まあ、いい。持って行ってくる」

三日目(12/6)

 橙    「呼ばれて飛び出て(略」
 香霖   「お供、だ」
 魔理沙 「必要あるのか?」

 香霖   「……外の世界の書物を参考にして(略」
 魔理沙 「わかったわかった。連れて行くからこれ以上なにも言うな」

 香霖   「報酬はねこ缶…」
 橙    「りょうかい!」

 魔理沙 「お前ら…なんでそんなに元気なんだ…」

二日目(12/3)

 魔理沙 「なんだこの服……魔女にさせる気か?」
 香霖   「魔法使いが何を言ってるんだ」

 香霖   「この服で宅配をしてもらう事にする!
       と言うか幻想郷のお客は曖昧すぎる!
       注文しておいて取りに来ない!」
 魔理沙 「…道楽でやってるのに文句多いな」

 香霖   「そこで外の世界の書物を参考にして(略」
 魔理沙 「薀蓄はもういい」

 香霖   「ではこれから配達を頼むよ、拒否すると家が綺麗になるな」
 魔理沙 「…オーケィ、ドントコイ」

一日目(12/1)

 香霖   「今日は今までのツケを…」
 魔理沙 「おおっと、用事が…って離せー!」

 香霖   「家にある物を差し押さえされたいかい?」
 魔理沙 「ダメだ!無理!ほら、財布もすっからかん」

 香霖   「ふぅ……では身体で払ってもらおう」
 魔理沙 「な、なにをするーやめろー!」(某ライダー風)