タヌキの脂のお話し

 土佐の山奥では昔からタヌキの脂を色々な場面で利用してきました。その中でも特に効果的ないくつかを紹介いたします。
 

帯状ヘルペス  ヘルペスの出始めに使用することが大切です。表面の皮膚が治り、痛みだけが残った状態では効果有りません。
 T:痛みの激しい時期〜朝昼夕寝る前の4回、あぶらを薄く塗り、大豆粒位を呑みます。

 U:発疹が乾きはじめ、痛みが取れた時期〜朝昼寝る前の3回、あぶらを薄く塗り、大豆粒位を呑みます。
 個人差がありますが、3週間〜8週間で落ち着きます。 
切り傷、擦り傷 T:傷口がふさがっていない傷〜傷の上に薄くあぶらを塗り、乾燥防止のために密封用のシールを貼ります。朝晩張り替えます。浅い傷なら3〜4日で皮膚が再生します。
U:皮膚がふさがり皮下で化膿している場合〜針にあぶらを付けて皮膚を開き、膿を出し、その後あぶらを塗り込みます。乾燥防止のために密封用のシールを貼ります。朝晩張り替えます。3〜7日で再生します。
MRSA 上記の応用でした。傷に効くならと試したところ効果あり!発熱時に朝昼夕寝る前の4回、大豆粒位呑みます。4日ほどで効果あり。
火傷 広い面積の場合は医者にかかること
傷口がただれた場合〜卵白1:植物油1の割合で酸化亜鉛の粉を練ります。練りあがった膏薬にタヌキの脂を少量練り込みます。これで患部を湿布し、朝晩張り替えます。酸化亜鉛が傷口を固め、あぶらが乾燥と化膿を防ぎます。浅い火傷なら1週間で皮膚が再生します。
中耳炎 痛みのある時期〜朝昼夕寝る前の4回、小豆粒位呑みます。耳たぶの裏の凹みを頭を串刺す方向に小指で5秒押します。
痛みが取れて3日〜朝昼寝る前の3回、小豆粒位呑みます。同様に押します。