特定健診
運動不足、肥満が進行すると「メタボリックシンドローム(症候群)」という病態を作り、高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)などを引き起こし、様々な心血管病の原因になると言うことが言われています。

特定健診はそのメタボリック症候群およびその予備軍に注目し、疾病予防の観点から医療費抑制につなげようとする政策で平成20年度からそれまで行われていた基本健診に代わり開始されました。
対象者 40〜74才の国民健康保険被保険者、社会保険被保険者
検査項目 腹囲、血液検査(肝機能、脂質、血糖値、HbA1c、腎機能、尿酸値など)身長、体重、心電図
お持ちになる物 受診券、健康保険証
食事の有無 空腹がよいですが、食後でも可
費用 一部負担金は受診券に記載
※血液検査内容は保険、個人の状態で変わります
当科では受診結果は「特定疾患判定ソフト」で管理し、それぞれの受診者にメタボリック症候群の判定結果、院長のコメント、指導内容を入力してお渡ししています。

受信後3〜4日後にはできていますので取りにお出でて下さい。希望者には1度に限り無料で説明いたしております。1ヶ月以上保管していた検診結果は直接郵送させていただいております。

当院の特定健診実施機関としての規定概要はこちら
がん検診
北島町から委託され、各種がん検診を行っております。

健診内容は、胃がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診です。(肺癌検診は北島町の場合集団検診となっています。)

胃がん検診は予約が必要です。

受診券をお持ち下さい。

個人負担は健診内容によって違います。

健診名 対象年齢 受診間隔 検査項目 自己負担
大腸がん 40才以上 年1回 便潜血反応 500円
前立腺がん 50〜70才 年1回 血液検査 500円
※年度により変更される場合があります。詳しくは保健相談センターにお問い合わせ下さい。
※この健診内容は北島町の場合です。

大腸がん検診
胃がんに続く第二位の罹患率のがんです。

便潜血反応によって判断します。2回の便検査が必要です。

早期大腸がんの50%、進行大腸がんの90%で陽性になります。

陽性者は大腸内視鏡検査が必要です。
前立腺がん検診
血液検査(PSA)で判定します。

食事の欧米化で近年増加していると言われています。

PSA値が4.0以上が陽性です。

陽性者は泌尿器科を受診して精査が必要です。