年   表


年月日

高知県能楽協会のあゆみ

昭和63531日 (1988年)

能楽堂建設を中内高知県知事に陳情

昭和63928

「高知能楽堂建設期成会」設立  会長 吉村眞一

昭和63105

「高知能楽通信」1号発行 (35号まで発行)

平成元年212日 (1989)

「高知能楽堂建設期成会」署名(募金)運動開始

平成51020日 (1993)

能楽堂建設募金を高知県に贈呈

募金額1,648万円 (知事の感謝状受領)

平成5112

高知県立美術館開館式「式典能楽」出演

平成51125

高知県立美術館落成記念 観世流祝賀能(県受託事業)

能 羽衣・小鍛冶、  狂言 蝸牛

平成5125

高知県立美術館落成記念 喜多流祝賀能(県受託事業)

  能 高砂・羽衣、   狂言 末広がり

平成618日・9日 (1994)

美術館能楽堂落成記念 高知県謡曲大会開催

(参加20団体413名)

平成642

「高知県能楽協会」設立  会長 吉村眞一

(高知能楽堂建設期成会、解散)

平成6113

徳平元太郎師高知県文化賞受賞(堀見馬之助師に続き2例目)

平成61220

「能楽通信」第4号発行 補充役員を選任

平成7827日 (1995)

「土佐の能楽について」県立図書館森口氏の講演会開催

平成818日・9日 (1996)

2回高知県謡曲大会を開催

(参加18団体 毎年開催を決定)

平成865

「能楽通信」第12号発行 

5年毎の記念能開催で知事に陳情

平成8128

会長 入交太二郎氏・相談役 小松三良氏就任

平成10621日 (1998)

高知県立美術館開館5周年記念 喜多流能

  能 道成寺、     狂言 六地蔵

平成10923日・24

高知県立美術館能楽堂が集中豪雨で水没 

5周年記念観世流能延期)

平成11925日 (1999)

能楽堂災害見舞寄付金(803,000円)

平成12114日 (2000)

高知県芸術祭50周年記念 観世流祝賀能

(浸水で延期した5周年記念能として開催)

  能 杜若・石橋、   狂言 寝音曲

平成1529日 (2003)

能楽協会設立10周年記念祝賀会開催(べにしだれ桜、植樹)

平成15531

高知県立美術館開館10周年記念 観世流能

  能 隅田川・船弁慶、 狂言 末広がり

平成15727

高知県立美術館10周年記念祝賀 喜多流能

  能 清経・殺生石、  狂言 素袍落

平成1718日・9日 (2005)

10回高知県謡曲大会(参加17団体)

平成19113日・14日 (2007)

12回高知県謡曲大会(参加18団体)

平成20112日・13日 (2008)

13回高知県謡曲大会(参加18団体)

平成20217

古谷俊夫会長就任

平成20629

高知県立美術館開館15周年記念祝賀 喜多流能

  能 経政・船弁慶、  狂言 川上

平成2154日 (2009)

高知県立美術館開館15周年記念 観世流能

(企業メセナ協議会助成認定)

  能 松風・殺生石、  狂言 昆布売

平成2219日・10日 (2010)

15回高知県謡曲大会(参加18団体)

平成24722日 (2012)

高知県立美術館開館20周年記念 喜多流能

  能 鬼界島・葛城、  狂言 附子

平成25217日 (2013)

「能楽協会のあゆみ」発行(昭和635月~平成221月)

平成25728

高知県立美術館開館20周年記念 観世流能

  能 恋重荷・安宅、  狂言 瓜盗人

平成25113

岡部徳治師高知県文化賞受賞(能楽界3例目)

平成27110日・11日 (2015)

20回高知県謡曲大会(参加15団体)

付記; 高知県謡曲大会は毎年開催しているが、一部の記載を省略した
高知県能楽協会のあゆみ

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高知にも総合的な発表の場、能楽堂をとの機運が高まり、昭和63年の5月末日、当時の中内知事に発起人らが陳情、前向きの回答が得られたところから、たびたび準備会を開催、928日吉村四国銀行会長を代表とする「高知能楽堂建設期成会」を設立、当初68年オープンが予定されていた美術館への併設を目途に運動が本格化していった。

そして平成元年には署名運動に併せ、募金活動も開始、能楽各社中を中心に、落成の翌平成64月には1650万円の募金を達成、期成会を解散、「高知県能楽協会」へと移行・設立するに至った。

協会は喜多流10社中、観世流10社中、宝生流1社中、囃子方2社中会員数当初600人で結成、能楽堂の利用につき調整、同協会主催で「新春謡曲大会」を開催するほか、平成5年には能楽堂のこけら落しを開催、以後5年ごとに「定期能」を開催するよう県に陳情するなど、活動を活発化していった。

             (「創立20周年記念誌」元高知県能楽協会事務局長 山﨑博司氏より抜粋)