白髪山と三ヶ森、いずれも登山口から山頂までは2時間未満 これだと体力的には来週もいけるかな??

三ヶ森

3月29日   3月最後の日 石鎚山系のあまり遠くないところで、良いところは? 以前から三ヶ森は石鎚山がキレイに見えるということを インターネットで知っていた 

小松ICを下りて11号線を西へ約6km 湯谷口交差点手前のオレンジ色のローソンの看板を過ぎてすぐに左折  楠窪方面へ 志河(しこ)川を遡っていくとすぐに新しい志河川ダム その真正面上方に三ヶ森が見える 
「神部」バス停通過直後に右折して志河川を渡り楠窪林道に入る と、突然お猿の集団に遭遇 10数匹が当方の車を見て走り去った
悪路をひたすら登って国道から10km以上、時間にして40〜50分走ったところに左側の斜面に登山道の標識が 周囲は車数台くらいおける道幅がある

登山口すぐに「登山愛好者以外入山禁ズ」の看板  ここから登り一辺倒 杉林の中の登りがが延々と続く 杉の木の間伐作業用?のビニール小屋を過ぎるとまもなく西側の尾根の急登が始まる ここからが正念場 勾配がきつく、長く続くため、道端の木の枝をつかみながら、手足両方を使ってよじ登る 9合目付近で岩場の上に立つと目前には石鎚山から西 方の山々が絶景となって現れた 

これが見えないとこの山に来る意義がない やったぜ!
喜び勇んで頂上へ 登山口から1時間半 小さな山頂だが、視界は良好 石鎚山系の続く山並みにしばしうっとり 風もなく、雲もなく、暖かくて心地良い時間 シートを敷いてサンドイッチを食べながら、絶景を楽しむ

あるいはと期待していた山野草は殆ど見えなかった 一番の収穫は登山口付近に残っていたユキワリイチゲ 後はスミレとミツマタ 車での帰路道ばたのツツジにはビックリ 綺麗な色だった

登山口から小一時間で西条市の武丈の湯

志河川ダムから見える三ヶ森

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白髪山

3月15日  南国インターから2時間近くもかかる 去年登った三嶺の登山口でもある光石登山口を越えて西熊別府林道を走っていくと 、やがて林が切れ雪を頂いた山々突如として出現 路側の展望台の地図で確認すると、左から綱附森、天狗塚がかすかに見えて、それに続いて中央に西熊山と視界の右端には三嶺が 今日は抜群に天気が良さそう

登山口周辺には駐車場があるが、林道からかなり下ったところにあり、雪が多いため林道上に駐車 先客2台 登山口早々から雪が深く、歩き難かったがある程度融けかかった雪なのでアイゼンは不使用 
今日は暖かく、登るにつれて汗をかきそうなので上に羽織ったチョッキを脱ぐ 
木陰から見たような山が 剣山と次郎笈だ その右には石立山らしき山が 林に囲まれていた登山道が切れて、山頂付近が見えた瞬間、上空の青空の碧さに感動 雲一つ無い空にクッキリと見える山々

キレイに澄んだ青空の山頂でお弁当を食べながら三嶺とその周辺の山々の美しさを堪能 ふと気がつくと東の綱附森と土佐矢筈山の遙か向こうに、白い山々が 左から手箱山、筒上山、岩黒山、石鎚山、瓶ヶ森、伊予富士、寒風山、笹ヶ峰、チチ山、冠山、平家平 80kmも離れているにも拘わらずキレイに見える 望遠レンズで撮ったがうまく撮れたかどうか

帰りは高速を通らず、32号線をひたすら大歩危へ サンリバー大歩危の心地良い風呂に浸かって、ここでもしっかりと癒されてご帰還でした

白髪山山頂から見える三嶺

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寒風山(08.03)

3月2日 久しぶりに寒風山へ 当日は天気良好 寒風山登山口へのアクセス道路の凍結を考慮して出発時間を遅らせたが、やはり高々度になると積雪と凍結が見られたので早めにチェーン装着 
登山口は車で一杯 こんなにたくさんの雪がある中登るのは始めて はじめからアイゼン装着 

桑瀬峠まで雪も多かったが、道もしっかりしていたので通常のタイム(1時間)で 峠から頂上まではかなりきつくて危なっかしいところあり 積雪や氷柱、白く輝く伊予富士、笹ヶ峰などの写真を撮りながらだったので、予定より半時間多くかかった 気温も高く、日当たり部は溶けかかってもおり、時々ズボッと片足が埋まってしまう 一方では通常の登山道をバイパスして雪上を直線的に歩く楽しみもある

寒風山山頂には数名と1匹の先客あり 360度クッキリと見晴らせる 東には笹ヶ峰・ちち山、冠山と平家平、その後ろに二つ岳、ずっと東に剣山と次郎笈も 西は筒状山・手箱山・岩黒山、西黒森の後ろにかすかに瓶ヶ森も、  
写真を撮り、おむすびとシュークリームの昼食を 自然に掘れた雪穴に足を入れ、腰をかけて東側の真っ白な景観を堪能しながら

登りは2時間半かかったが、下りは1時間半で登山口に到着 後は帰路国道沿いにある寒風山の水を汲んで、西条市内のひうちの湯へ たっぷりと癒されての帰宅だった

寒風山の全容

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陣ヶ森

1月26日   先週雪が降ったので、高い山は難しいと思い、登山道も短くて登山口から山頂が近い陣ヶ森がうってつけと考えた 

ところが林道は先週の大雪で重みで折れた無数の檜の残骸が林道を塞いでおり、通行不能 やむを得ずかなり下の方から車を断念して歩くことに そこからたくさんの檜の倒木が横たわる林道を歩いて登山口まで45分
登山口には広い駐車場と案内板、そして六角形のトイレも 周りは広大な牛の放牧場 この時期は牛はいないが、たくさんの乾燥した牛のウ○チが

頂上まではほんの20分 それから尾根の端っこにある戸矢ヶ森まで アップダウンの多い、それもイノシシが掘り返した土がデコボコになった状態で固まっている道はまるで大小の石ころが転がっている沢を歩くようで、かなり足に応える

途中にある丸山広場うわどおりの大きなアセビの木が点在した広大な広場 ここで昼食を とりすぐ尾根を西へ 広場の西端の三叉路は右に行きたくなるがここは左に折れて下っていくのが正解 しばらくすると見晴らしのよい岩場にでる

北の方角は背の高い笹や常緑樹に遮られているが、時折かすかに見えるが写真には撮れない真っ白な山 あれはきっと石鎚山系の山に違いない きっとどこかに見晴らしのよい場所があるに違いないと信じて進んだが、結局のところ戸矢ヶ森に行っても全く見えず 落胆この上ない

心と身体の疲れた一日だったが、帰路大歩危の「サンリバー大歩危でゆったりと癒して帰宅

陣ヶ森から見える高知市街地

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平家平

1月13日 今回の登山口は平家平直登ルートの高藪登山口 登山口までのアプローチは悪路の林道足谷線 普通車では難しいと思う
登山口に車は数台止めることは可能だが、私達の車だけ 目を上げると頂上付近が霧氷で真っ白になった大座礼山が東方に、稲叢山が南方に見える

登山口には標識もあり、道もしっかりしており迷うことはない なだらかな道の落ち葉を踏みしめて登っていき、尾根にでると遙か西の彼方に真っ白な手箱山と筒上山が見える やがて登山道にも樹氷が現れ、続いて霧氷も  樹氷の林に入り、しばらくして林を抜けると眼前に平家平の頂上、そして振り返ると真っ白な花畑のような霧氷林の絶景が拡がる

予定通り、2時間きっかりに頂上へ しかしこのころからガスが濃くなり、ねらい目の赤石連峰や笹ヶ峰方面の視界はほとんど無くなった 残念!!!
頂上の広大な笹原はあまりの冷たさに笹もカチカチに凍り付いていた 風も猛烈に冷たく、顔がヒリヒリ、厚い登山靴でも足が冷たくなってくる 家内が写真を撮ろうと手袋を脱ぐと、指先がちぎれるような痛みに襲われた 凍傷寸前だったようだ 

下山は1時間20分で登山口まで下りてきた
帰りの車道は登ってきた道ではなく、高藪側のルートを通ってみた この道の方が整備されており、かなりの部分舗装されていた ただ、分岐点がたくさんあるので標識には要注意

平家平と冠山

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白髪山(奥白髪山)

12月24日   クリスマス登山 登山口は分かりやすく登山道も登り口から暫くはかなり整備されている 3合目(標識はない)くらいから岩だらけの沢を登り始めると、この岩道は迷うことはないが滑りやすくて危ない ツルツル滑る岩道を登っていくと次第に年代物の大木が増え始め、その根が浮き上がってあたかも洞窟やトンネル状になって目を楽しませてくれる 巨大な古木が倒れているのが目に入り始め、8合目付近では登山道が倒木の巨大な根を避けて続く 何であの巨木が倒れるのか? 根が浅い? 
頂上付近では白骨林が奇麗といわれているが、なかなか良い感じの風景には出会わない カメラのアングルが難しい

白髪山頂上直下の標識には「工石山縦走路2時間」と書いてあった ここから2時間で工石山? あのツルツルの登山道は嫌だと思っていたためにすぐにこれにのって縦走路へと方向転換 ところがあの標識は峠の林道までを示していたようだ 同じ道を帰るよりはましだと納得して林道を歩いて朝の登山口へ

早めに下って初めての大歩危温泉へ ここが案外良かった 泉質も良いし、一番良かったのはクリスマスの せいか、客が少なく、最後は自分1人で温泉を占有(家内もそうだった) ユッタリとくつろぐことができた

洞穴のような根っこ

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寒風山・伊予富士

12月9日  私達も早いと思っていたのにすでに登山口駐車場はほぼ満杯状態 さすが人気の山 でも登る人は殆ど私達中年クラス 

北斜面は真っ白だが南斜面は笹原や樹木がそのままに 歩く道は土の色、その上の木の幹から先の枝に行くほど真っ白い霧氷が大きく付着し、まるで白い花の世界にいるよう
山頂に着くと、急速に寒くなるので思い切り着込んで買い込んだおむすびやシュークリームにパクついた 残念ながら山頂からは笹ヶ峰には会えなかった

帰路は今年購入した新しいアイゼン装着 滑ることを心配せず安心して歩くことができる 
下るにつれだんだんと視界が広がり伊予富士が見え始めた まだ12時、行ってみるか 「母さん行くか?」「絶好調よ」ということで下りのスピードを上げ鞍瀬峠まで帰ると、そこから登りに備えて着込んだセータなどを脱ぎ、伊予富士への登山道へ

一山越えると眼前に伊予富士の雄姿が大迫力でせまってくる 北斜面は霧氷で真っ白だが南斜面は笹原そのまま その対比がまた一段と霧氷の白さを浮き上がらせてくる
雪が残り、凍った急斜面となっている最後の急登の前にアイゼンを装着 

山頂はこれまた絶景 東に寒風山、笹ヶ峰、冠山に平家平、その向こうには赤石山系が 西は西黒森山と瓶ヶ森、石鎚から先日登った岩黒山、筒上山、手箱山 
誰もいなくなって私達二人だけ 思う存分写真を撮り、しばし360度を眺め、思いに耽っていた でももうそろそろ下りないと日が暮れてくれて気温も急速に下がってくる

山を下りれば、西条市内の「武丈の湯」が待っている

霧氷の真っ直中

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塔ノ丸2

12月1日 天気が良いので久しぶりに塔ノ丸へ 昨年3月以来 

登山口に車を止めたが、誰もいない また私達だけが塔ノ丸を独り占めにするのか と登山口にはいるとすぐに「ツキノワグマに注意!!」 「ドキッ」 剣山山系で熊に遭遇することが多くなったようだ

道は緩斜面で歩きやすく、迷うこともない 危険な箇所も少ない 暖かくて気持ちが良い しかし何かが足りない この時期には色とりどりの山野草が全く見あたらないから

その代わりに見晴らしは最高 高度が増すにつれまず左手(南側)に剣山と次郎笈が現れ、続いて丸石、高ノ瀬が そして塔ノ丸頂上の向こうに三嶺がクッキリと見え始める 
尾根にでると右手(北側)に八面山、津志嶽、黒笠山、矢筈山、落禿から前烏帽子山、寒峰、その向こうに中津山や国見山も 後方(東側)に丸笹山と赤帽子山も 
まだ登っていない山もあるがみんな馴染みになってきて、今だったら見間違えることはない 

なだらかで広大な笹原の道が続く尾根を360度の眺望を楽しみながら頂上へ向かう 頂上に近づくと標識の向こうに三嶺が丸見えになってくる ここまで来ると落禿に隠れていた烏帽子山も見えてくる

登山口に戻ってもまだ風呂には早いのでついでに奥祖谷二重かずら橋へ 二重かずら橋は少し離れたところに2つのかずら橋が並んでいる 
見終わって帰路、道のまん中に尻尾の長いヤマドリの雄がゆうゆうと歩いているのに遭遇

剣山木綿麻(つるぎさんゆうま)温泉」でタップリと疲れを取り、一路我が家へ

塔の丸山頂から東方を望む

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岩黒山・手箱山・筒上山

筒上山山頂からの石鎚山

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飛騨(西穂独標・高山)

槍ヶ岳

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天狗塚(その2)

三嶺への峰

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阿蘇山(高岳〜中岳縦走)

阿蘇山遠景

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