【選んだ理由】

母センターライジングが重賞で活躍していたことをよく覚えていたのと、今まで栗毛の馬に出資したことがなかったので。
兄姉にまだ活躍馬はいませんが、このような軽いタイプの父はけっこう合うのではないでしょうか。父母の産駒の出世頭に!



Boston Harbor
*ボストンハーバー

鹿毛 1994
カポウティ
Capote
黒鹿毛 1984
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Too Bald Bald Eagle
Hidden Talent
ハーバースプリングズ
Harbor Springs
栗毛 1989
Vice Regent Northern Dancer
Victoria Regina
Tinnitus Restless Wind
Dors
 
センターライジング
栗毛 1993
Hector Protector
*ヘクタープロテクター

栗毛 1988
Woodman Mr.Prospector
*プレイメイト
Korveya Riverman
Konafa
 
ダイナオレンジ
栗毛 1983
*ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
*サワーオレンジ Delta Judge
Lady Attica

Northern Dancer S4×M4




募集パンフレットより

 父ボストンハーバーは、初戦を5馬身差。以後も6馬身差、4馬身差、7馬身差とワンサイドゲームを続けた。父子制覇を決めたBCジュヴェナイル(GT)では米国2歳馬の獲得賞金レコードを更新。チャンピオンの称号も手に入れた。産駒は完成度の高さ、パワフルな速力にモノを言わせて2歳戦から猛威を振るう。尚且つ、古馬になって発揮する意外なほどの渋太さは11年連続で加国総合首位種牡馬に就いた母父の為せる業か。薄っぺらな早熟サイアーと一線を画す、ここがポイントだ。
 母センターライジングは、芝1200mで6馬身差の鮮烈デビューを飾ると芝1800mのコスモス賞(OP)を3馬身差V。一気の距離延長に難無く対応して単勝オッズ1.4倍の圧倒的人気に応えた。函館3歳S(GV)は降雨に泣く格好に。しかし次走の中京3歳S(OP)でキッチリと巻き返すあたりが類い稀な潜在能力の証明だ。そして現フローラS(GU)で重賞ウイナーに。エリザベス女王杯(GT)を制すエリモシックを斥けての戴冠だった。牝系は常に活火山状態。古今東西を問わず多数の一流馬を送り込む。そろそろ本馬がビッグバンを起こす頃合いだろう。
 本募集馬に関しては、肩周辺の盛り上がり、十分な丸みを帯びた腹構え、パンと張り詰めた足腰が立派の一語だ。なお日本で重賞、オープン特別を勝ったのは全て父×レイズアネイティヴ系牝馬のパターン。無論、イクスキューズも然りである。優れた能力を確実に伝える種牡馬だけに今後は様々なケースが生じようが、単純にニックスの表現では片付けられぬ確率だ。母以上の活躍を期待して欲しい。