【選んだ理由】

芦毛のクロフネ産駒というのはロードグレイシアと同じですが、クロフネ×SSというのも更に期待が持てる配合ですしね。
母が1戦1勝、というのでどうしても妄想が働く部分が大きいですけど、顔つきも体も走りそうです。ま、思い切り贔屓目ですが。



Kurofune
*クロフネ

芦毛 1998
French Deputy
*フレンチデピュティ
栗毛 1992
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
Blue Avenue
*ブルーアヴェニュー

芦毛 1990
Classic Go Go Pago Pago
Classic Perfection
Eliza Blue Icecapade
*コレラ

レディチャーム

黒鹿毛 1997
Sunday Silence
*サンデーサイレンス

青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
Lyndhurst
*リンダスト
鹿毛 1989
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Barger Riverman
Trillion

Hail to Reason M4×M5 Nearctic S5×M5 Never Bend S5×M5 Northern Dancer M4×S5




募集パンフレットより

 父クロフネは、京都、阪神で芝2000mの2歳レコードを立て続けに塗り替え、1分58秒6の猛時計を叩き出して毎日杯(G)で重賞初制覇。単勝オッズ1.2倍の支持を集めたNHKマイルC(G)も期待通りの結果を収めた。しかし、ここまでは単なる序章に過ぎなかった。初ダートの武蔵野S(G)を9馬身差、ジャパンCダート(G)を7馬身差で大楽勝。従来の記録を1秒以上も更新する超A級パフォーマンスが世界のホースマンを震撼させた。そのネーミングとは正反対の真っ白な容姿、およそダート1600mには似つかわしくない1分33秒3の走破タイム。見る者を不思議な混乱に陥れるほどのインパクトを植え付けた現役時代だった。
 母レディチャームは、2馬身半差を開いて鮮やかにデビューVを決めた。しかも、東京の芝1600mを悠々と逃げ切ってしまったのだから価値は計り知れない。残した戦績は1戦のみ。だが“幻のクラシックホース”の噂が飛び交った潜在能力は誰もが認めていた。バブルガムフェロー、メイショウオウドウ、ヴィータローザ、ロサードと同じ血統構成もミソ。卓越した父の遺伝子を投影する意味における配合的精度の高さは繁殖牝馬としての可能性を論ずる上で大いに強調すべきポイントだ。
 本募集馬に関しては、馬体各所のボリュームが圧巻。掛け値無しのグッドルッキングホースと断ずる。芦毛は実際以上に迫力を欠いて映るもの。にも関わらず、だ。肝心の動きも◎。弾力性に富んだ身のこなしは勿論、前捌きに力強さを感じさせるタイプなど滅多にお目に掛かれない。父の意を継げる逸材が遂に現われた。