【選んだ理由】

父は好きな馬だったので気になっていたのですが、けっこう募集馬の中でも人気があったようです。
母系もダイタク一族ということで親しみが持てますね。大出世しなくてもタフに走ってくれると嬉しいです。




メイショウオウドウ

鹿毛 1995
Sunday Silence
*サンデーサイレンス
青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
Altadena
*アルタデナ
鹿毛 1988
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Lacovia Majestic Light
Hope of All

クロマツ

黒鹿毛 1996
White Muzzle
*ホワイトマズル
鹿毛 1990
*ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
Fair of the Furse Ela-Mana-Mou
Autocratic

スタイルリバー

黒鹿毛 1977
*ファラモンド Sicambre
Rain
ミスナンバイチバン *ハロウェー
*スタイルパッチ

Lyphard S3×M4




募集パンフレットより

 父メイショウオウドウは、鋭い切れ味を武器にマイルから中距離戦線で暴れ回った。4歳秋の毎日王冠(GU)は特に印象深い。全盛期のグラスワンダーを鼻差まで追い詰めた末脚は、まさしくGT級のそれ。字面以上のポテンシャルを秘めていたのは誰の目にも明らかだった。バブルガムフェロー、ロサード、ヴィータローザらと同じ血統構成もミソ。常識を遥かに超越した父の能力を伝達する意味において、その配合的精度の高さは種牡馬としての可能性を論じる上でも大いに強調すべきポイントだ。2003年産の本募集馬が初年度産駒。
 母クロマツは、皐月賞(GT)で本命を背負ったダイタクテイオーの半妹。そして、どちらも父はリファール系だ。両者のネームヴァリューを比較すればベストに近い形でグレードアップを叶えたと言える。1000m58秒6の暴走ラップで日本ダービーを逃げ切ったカブラヤオー、重賞7勝で1番人気の勝利はゼロのダイタクヘリオスは近親。稀代の個性派が揃う名門スタイルパッチ一族である。
 本募集馬に関しては、2004年サマーセールに上場。この父で?と見る向きも確かにあろう。だが、それを承知で是が非でもラインアップに加えたくなる掘り出し物だった。洗練されたシルエット、柔軟な身のこなしは一瞬サンデーサイレンス産駒かと見間違うほど。この設定で提供できたのは、むしろラッキーだったとさえ思っている。SS血脈×母系の優れた和合性はダイタクバートラム、ダイタクリーヴァ、ダイタクサージャンで検証済み。ズバリ、代表産駒を狙える器だ。