夫々に特色が有りますが、蔵珠院には、建築史の上からも、洪水遺跡としても重要である茶室があり、境内には、心水の泉といって日本に2つしかない井戸があり、さざえの泉、まいまいの泉とも呼ばれています。
徳院は、火災に遭遇し古いものは焼失してしましたが、境内に残る板碑は、高さ2メートルあって実に見事な彫刻です。三弁宝と珠板碑といって「浄菩堤心、如意宝珠、凡身即仏」三顆の集合で、それを一つの宝珠に形成したものであり、密教の最極秘として尊重されているものです。
この板碑は本堂東にある築山の上に北面して建立されており、寺の縁起技によると威徳院の開基阿閣梨応照の供養塔ということになっています。応照は細川頼春の命によって芝原の地に寺院を建立し、戦没者の冥福と細川家の武運長久きを祈願したと伝えられています。
(名東郡史族編)
※ 参考資料:名東郡史による
編 集:久米川 真澄
北井上地区の南部、芝原の森の中央には、延喜10年(910)に開基された蔵珠院、その西には、徳島市指定有形文化財の板碑(2基)が残る威徳院、東には大銀杏、競馬がかつておこなわれた馬場を有 する八幡神社が並び、地区区切っての史跡が有ります。
夫々に特色が有りますが、蔵珠院には、建築史の上からも、洪水遺跡としても重要である茶室があり、境内には、心水の泉といって日本に2つしかない 井戸があり、さざえの泉、まいまいの泉とも呼ばれています。
威徳院は、火災に遭遇し古いものは焼失してしましたが、境内に残る板碑は、高さ2メートルあって実に見事な彫刻です。三弁宝と珠板碑といって「浄菩堤心、如意宝珠、凡身即仏」三顆の集合で、それを一つの宝珠に形成したものであり、密教の最極秘として尊重されているものです。
この板碑は本堂東にある築山の上に北面して建立されており、寺の縁起技によると威徳院の開基阿閣梨応照の供養塔ということになっています。
応照は細川頼春の命によって芝原の地に寺院を建立し、戦没者の冥福と細川家の武運長久きを祈願したと伝えられています。
(名東郡史族編)
※ 参考資料:名東郡史による
編 集:久米川 真澄
北井上コミュニティ協議会は「明るく、強く、生き生きとした平和な町づくり」をスローガンとして発足しました。
基本方針としては、北井上地区の将来あるべき姿としてこれを達成するために必要な施設ならびに住民活動の大綱を定めることにより調和のとれたコミュニティの形成を図るものです。
また、地域の特色を活かし、純農村地帯としての誇りを持ち、黒い肥沃な土壌、豊潤な水と光の中で、脈々とした健やかな心と体力づくりに励み、各種団体の独自性を発揮しつつも、永えに相互の信頼と安心の出来る北井上の町づくりを見いだすことを目的として活動していく事の大切さを希求しています。
著:久米川 真澄
〒779-3102
徳島市国府町西黒田字南傍示271
TEL/FAX 088-642-8139