この浴場は平成6年末にできたばかりで、新しい分さまざまな現代の公衆浴場としての工夫が見られる。家族でゆったりできる家族風呂が多いのも時代の流れかもしれないが、ベビーベットがあったり、サウナにはテレビがあったり、女風呂には子供専用のすべり台付きの風呂もあるという。打たせ湯のある露天風呂は、高い壁と長細い空間であまり開放感は味わえない。浴室はこのての施設の中ではあまり広いとは言えない。洗い場も狭いが、浴槽はできる限り大きくとってあり、白雲母?の入った美しい石の床や壁と、色温度の低い電灯の明かりで落ちついたまとまりのある浴室であると言える。サウナは広く明るく、Jリーグの試合を見ながら、あまり苦痛を感じないうちに汗をかくことができた。なお、この温泉は天山トロン温泉と姉妹温泉である。