ここは松山自動車道のハイウェイオアシス石鎚山ＳＡ内にある温泉施設である。それより西にＳＡが無いことと、石鎚山というネームバリューでこのＳＡは四国の中でも最も賑わっている。
特にこの温泉浴場はＳＡから登っていく石鎚山塊のふもとの高台にあって、のどかな燧灘や道前平野の遠望を楽しみながらゆったりとくつろげる温泉となっている。西条の温泉特有の黄金色の温泉（低張性弱アルカリ性低温泉）に浸かって憩い旅の疲れを癒すには手頃な温泉である。
この温泉浴場は、図のように左側の「松の湯」(大浴場、ミストサウナ、季節湯、露天岩風呂、水風呂）と、右側の「椿の湯」(大浴場、ドライサウナ、寝湯、檜露天風呂、水風呂）があって日によって男女湯に振り分けられる。
もちろん一般道からもこの施設は利用することができる。隣接する道の駅小松オアシスは、周辺の観光スポットをはじめ、四季折々の石鎚を見せてくれる写真美術館や地域の特産品がそろう市場、レストラン・お土産コーナーなどドライブ途中の休憩に最適な道の駅である。1階エントランス正面に見えるのは高瀑の滝(石鎚からこの滝に下山したときのことを思い出す！)を模した庭園である。西条市の観光の中核となっている施設群である。
