なお、左の写真はH8に訪問したときの写真であるが、今はこの長い棟は取り壊され、右上の写真のようにこじんまりとした機能的な温泉浴場に立て直している。右下の写真は、名前の由来となっている道前渓である。ここを望む食堂などもあったが、桜三里と同様、旧来の道路沿いの観光施設は悲惨な状態となっている。ある意味近代遺産ともいえるかも。この温泉浴場のように世相の変化を読み取り自ら変化させていく姿勢が大切である。現代人は渓谷美を愛でる文化は急速に衰え、自らが遊んだり体験したりする志向が強くなっているように思う。この道前平野は有名な温泉が数多あるので、差別化と効果的な宣伝が必要であるのだろう。
・・・・・・・訪問記は執筆中である・・・・・・(H8)