Minolta X7 記憶によると姫路駅の南にあるカメラ店で、私が最初に選んだたカメラがこれでした。購入日は昭和56年12月11日になっています。一応誤解のないようにいっておきますが、宮崎美子の水着のCMを見て買いに走ったわけではありません。35〜70mmF3.5のズームレンズ及びデータパックという夢のような機能もついており、グリップのついたブラックボディーが私の購買欲を刺激したのです。X7は絞り優先の汎用一眼レフで、このカメラのおかげで撮影技術もかなり向上することができました。後にストロボや200mm望遠レンズとストロボも買い足し、その堰は広がっていきました。大学後半や就職時期の大量の記録写真が残っていて楽しめるのもこのカメラのおかげです。
Nikon F4
就職して3年後、大奮発して買ったのがNikonの本格一眼レフであるF4です。NikonのFといえば、知る人ぞ知る日本が世界に誇るプロユースの名機です。オートフォーカスをまだ信頼してなかったので、F3の購入もまじめに考えたのですが、結局将来強力なモータードライブが必要になるかもしれないので、F4に決めました。
本体だけで、一般の一眼レフが5台買える価格には悩んだのですが、当時の私の夢であったわけです。当時はステータスであった重量は、当時山に持って行くことが多かった私には大変でした。写真を撮るのが目的の方には苦にならないでしょうが、チャンスを逃さず撮す軽快さもほしいと思っていました。現在では、完全な過去の遺産としての置物になっています。置物ならF3の方がそれらしいのですが...。
Nikon FM2/T 平成5年の冬の八ヶ岳で、F4が新品のリチウム単三電池でもうまく作動せず、撮影前まで内ポケットで暖めなければならなかったことで決断したのが、機械式シャッターを持つFMの購入です。山に持って行くカメラは、丈夫さ(確実さ)と軽さが重要で、そのときたまたま発売されたチタンのFMは、まさに渡りに船でした。オートフォーカスこそありませんがシャッターは電池の心配がなく、何といっても軽いのでハードな登山にはこのカメラを使うようになりました。
FM2/Tの苦労話 万全の体制で挑んだ平成6年冬の北アルプス常念岳登山のことです。気温は低いが天気も良く、雪の穂高と槍の絶好の撮影チャンスでした。「さあ、バシバシ撮すぞ!」と頂上を目前にして何枚か撮したとき、ビリッとなにやらいやな触感..。 そうですフィルム自体が切れたのです。今までとった写真を無駄にするわけにもいかず、といって予備のカメラはないので、そのまま撮影は中止となりました。右の穂高連峰の写真が最後に撮ったものです。左上が切れた部分です。その後も、同じ富士フィルムのリアラで極寒のフィルム切れを経験し、もうリアラは使わないぞと心に決めたのでした。
その他の銀塩カメラ
Nikon F400QD
手軽に撮影できるセカンド機として中古で購入しました。どうやっても、ちょっとしたショックでQDが87年1月1日にリセットされるのが最大の欠点でした。
RICOH LX-55Wdate
銭湯を研究しはじめたので、浴室でも使える手軽に使える防滴使用のカメラが手軽な価格(定価15000円)で出ていたので買ってしまいました。もっと広角でとれるといいのですが...
これが私の愛用のレンズです。あまりメンテをしていないし、山行での使用で、ガタが来ているものが多数あります。最近は買っていませんが、曲がりのない超広角からのズームで超軽量のレンズがあればいいのですが。この中で最も高価なのが、f2.8で80〜200mmのNikkorレンズですが、これもうっかり落として2度もフィルターを割っています。このサイズとなるとフィルターも高価です。
体育館などでのノンストロボ撮影の場合、この明るいレンズは重宝しています。
少々暗いのですが28mm〜200mmのタムロンのレンズが、山行ではメインレンズとなりました。酷使しているので、多少ガタがきてきたので、チタンカラーのものをもう一本買ってFM2/Tの標準レンズとして使いました。Nikkorレンズの方が良い写真が撮れるような気がしますが、山行での撮影では、タフで軽いズームレンズを振り回して良いチャンスをねらう方がよいので普通は使うようになってしまいました。
アクセサリーでは、コンパクトで丈夫な三脚がぜひほしいので、カメラ店に行くたびに見ているのですが、なかなかいいものはありません。写真は、整理のため日付や時間が入るものがいいので、私が撮す写真の多くはデータを記録しています。 写真のMF-23は、ネガの撮影部分以外にもデータが記録できるので使っていましたが、ただでさえ重たいF4につけていると不便なので、今は使っていません。上高地で岩にぶつけて一部表示がおかしくなっていますが、おそらく機能的には問題がないと思います。F4専用で、定価はなんと60,000円もするのですが、このページをみてメールをくれた方に差し上げました。SB-24は、ガイドナンバー36の大光量のストロボですが、最近は記念撮影以外には使うことがなくなってきました。