讃岐弁(香川県  讃岐方言の意味を知って使つてみよう
 ●まんでがん  ◆副詞◆あるだけ全部という意味「まんでいた」「千円いた」千円分くださいの意味
 ●ほっこ  ◆名詞◆バカの意味強調語に「くそほっこ」「ほっこたれ」「ほっこげな」もよく使う
 ●ちみきる  ◆動詞◆親指と人さじ指の爪でつねること類義語に「ひにしる」があり、こちらは皮膚を
     指先でねじりあげる感じ、「ひにしる」「へにしる」と発音する地区もある
 ●がいな  ◆副詞◆強い、粗暴な意味 「がいな姑にがいな嫁」「がいな事言うな」など使われる
 ●おらぶ  ◆動詞◆大声で叫ぶと言う意味、「おらびすぎて声がかれた」など発音される
 ●うまげな  ◆形容動詞◆立派な、素晴らしい、調子が良い等の意味 「うまげな話に乗るな」
       「うまげな事を言うななどと使われる
 ●むつごい  ◆形容詞◆食べ物が「こつてり」していて、胸につかえる感じで使われる
 ●おなかがおきる  ◆連語◆ お腹がいつぱいになるとか満腹の意味
 ●へっとこ  ◆名詞◆ ビリー、一番最後の意味 「かけつこでへっとこやった」地域によつては
      「べっとこ」「べっこ」「べっちょ」などと使われる
 ●まける  ◆動詞◆ こぼれる、又かぶれるの意味もある。「漆にまけて湿疹が出た」
 ●よもよも  ◆副詞◆ ぐずぐずする意味 ほっきりしない様子「よもよもせんと早よ行って」
 ●ぞろな  ◆形容動詞◆ 不潔な様子、整理整頓が出来ていない様子「お前はぞろい」「ぞろな奴」
 ●しのべる  ◆動詞◆ 片付ける、納める 「へそくりをタンスにしのべる」と使う
 ●おとっちやま  ◆名詞◆ 臆病者、「おとつちやまでトイレにも一人で行けない」と使う
 ●しょうたれ  ◆名詞◆ だらしのない人、しまりのない不潔な人「しょうたれげに」
      「しょうたれげな」と使う
 ●だい  ◆形容詞◆だるい、「体がだるい」「マラソンの後はものすごくだい」と使う
 ●へらこい  ◆形容詞◆ずるい、悪賢い「へらこい奴」「へらこい事をして勝ても嬉しくない」と使う
 ●やぎろしい  ◆形容詞◆ごちゃごちゃしている。乱雑で汚ならしい「やぎろし事言うな」と使う
 ●まがる  ◆動詞◆ 邪魔になる 「そこ右にまがるからよけろ・・」と使う
 ●へんぱする  ◆動詞◆ 不公平にする、差別する「へんぱせんと「おやつ」は
      「きちつと分けなさい」と使う
 ●やつす  ◆動詞◆ おめかしをする。おしやれをする。「そんなにやっしてどこに行くの」と使う
讃岐方言集