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山元 八郎さん ・・・平成24年12月16日・・・

12月16日、阿南市・伊島で【カルチャー釣り講座】の10名の方と、グレ釣りの予定だったが、南の風が強く波も高いので急遽釣り場を変更した。鳴門市堂ノ浦は周囲を山に囲まれ、風が強かったもののウネリは全く無く、安全なイカダでサヨリ、イワシを狙うことにした。

今回が始めてサヨリ釣りをする方も多く、ハリやハリス、ウキ、サシエ、マキエなどの準備をしてもらった。竿、リール、シャクなどは磯釣りの釣り具でも十分対応できるのでお勧めだ。細川渡船さん【090−3180−3960】のイカダに3組に分かれて上がり、まずはマキエ作りからスタートする。渡船店で借りたタライに赤アミを一握り入れ、海水をたっぷり入れて、米ヌカを移して混ぜる。

磯竿にリールをセットし、磯で使っている道糸にハリス1号か0,8号を20b程繋ぎ、タナプロG5に−G5をセットする。ハリはサヨリ3,5号、ハリ上15a程にジンタン6号を打ち、1ヒロ前後タナで狙う。早朝は西風が強く、風裏側を釣り座に構えると潮の流れが速く、すぐにウキは遠くまで流され、また太陽の逆光で見づらかった。

しばらくアタリが無かったので何か釣って貰おうと、サビキ仕掛けで底を探って貰う。上層部で止めて居たら穂先にゴツゴツと衝撃が伝わり、16a〜21aの丸々と肥えた良型イワシが3匹、5匹とぶら下がって来た。磯釣りでは外道だが、今日は本命と思えば嬉しいもので、夢中になってしまった。またイワシは脂が乗って美味しく、いろんな調理法で食卓を賑わいさせてくれる。

サビキ釣りで狙うと、すぐにクーラーの底は埋まり、順番にサビキ仕掛けでイワシを釣って貰う。アジが1匹混じるので底の方が良いと底まで仕掛けを落として見る。すると、20a弱のアジが2匹、3匹と掛かって来た。マキエが効いて来たのかサヨリもボチボチ釣れ出し、子供のように竿を振り楽しんでいた。

次のイカダに行くと、多い人は20匹程サヨリを釣っていたが、アタリが無いのにサシエが取られたり、アタリが出てもハリに掛らないと言う。僅かなアタリを見逃がさず、真剣に釣る事が重要と思い、5匹の早掛け勝負を提案して試合する。戦いとなれば動作が早くなり、集中力もアップする半面、気が焦りミスも出て来るが、競い合う楽しさも釣りを熱くさせる。

昼から3つ目のイカダに移ると、サヨリはボチボチ釣れて居たが、イワシは食わないと言う。赤アミを多く撒くとイワシは集まるようなので、赤アミを追加してみると、すぐにワンサと海面近くまで浮上して、入れ食いになった。足元にイワシを集め、少し沖を狙うとサヨリが釣れ、クーラーは次第に重くなった。

サヨリは23aの小型の中に、37aの大物も交じり、全員の方がイカダ釣りを楽しんでいた。サヨリもイワシも日々大きく育ち、低水温にも強く脂が乗ってさらに美味しくなり、本格的なシーズンを迎える。

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