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澤原 勇さん ・・・平成19年5月6日・・・

2007年5月6日(日)大潮(雨)     −涙雨−

 今日は残念ながら朝から本降りの雨である。

細川渡船さんの近くの民宿に泊まっていた私たちは、雨でもやる気満々であった。

特に私は、前日捕り逃がした真鯛のアタリを忘れられず、今日こそはと意気揚々とし
ている。

朝7:00頃、近くのエサ屋さんでシラサエビ6杯とボケを20匹購入し、高橋船長の待
つ細川渡船へ!

船長が『昨日と同じ筏にしよかぁ』と船を走らせ筏に乗り込む。

この時、私はゴルフ用の雨合羽を着ていたのだが、この後とんでもないことになろう
とは・・・。

今日は雨のお陰もありお客さんが少ないので、ボケエサでの釣り方を丁寧に教えてく
れる。

『ボケは食い込みが悪いので、アタリがあってもすぐに合わせず、糸を送り込んでや
るんや』と竿先をツンツンと指で押さえながらその時のあたりを再現してくれる。

船長に教えてもらう間に、フグを1匹つり上げる。その後、雨のせいかアタリが有る
のか無いのか良く分からない。しばらく期待して待っててもらっていたが、お客さん
からの連絡で船長は船を走らす。

その後、ゴルフ用の雨具から水が染みこんできて、パンツまでボトボトになってき
た。 寒い・・・

『何じゃぁ、ゴルフの雨合羽はあかんなぁ』と嫁さんに少し愚痴を言う。

『おとうさんが、これでええと言うたやん』と嫁さんに言い返される始末・・・

哀愁s14:00頃、寒さで震えてくると竿先までが震えてくる。完全に戦意喪失状態に
なったので、船長に連絡し一旦引き上げて着替えさせてもらうことになった。

船長のヨット用のヤマハの雨具に着替えさせて頂く。

(自分なりに“少し似合うやん、カッコイイ”と思う)

開口一番『あぁ、あったかい!』そして御礼を言い、再度チャレンジを試みる。

その後もアタリをとることが出来ずに16:00に納竿となった。

PS:カカリ釣りでは筏の屋根が無いところで釣ることになるので、雨具の準備を




背中が寂しさを語る

 
怠ると釣りどころではなくなることが良く分かりました。

 

 

2007年5月12日(土)若潮(晴)   −リベンジ−

 前回捕り逃がした真鯛の引きが忘れられず、乗船する前日(5/11)に船長の携帯へ電
話を入れる。

「せんちょ〜う、明日、筏ひとつ空いてますかぁ? 今晩、出来ればチヌを100匹ほ
ど放流しておいてほしいんですけど」。 船長「はいはい〜、よしわかった!」。

6時過ぎに細川渡船さんに到着したが、船長はダンゴ用の土が入荷したらしく何やら
忙しそう。

ということで、先代の船長が運転する船に嫁さんと乗り込み、前回と同じ筏に上陸す
る。

(先代の船長は、いったいお歳はいくつだろうか、まだまだ現役でいけるくらい実に
スムーズに船を操る)

嫁さんのメバル仕掛けを仕込んだ後、自分のカカリ釣りの段取りをする。

エサはシラサエビとボケにオキアミで、高価なボケから始めてみる。まだ片手でダン
ゴがうまく握れないので、両手で握ったりして落とし込む。アタリはあるが、どこま
でボケを送り込み本アタリを待ってみるが、我慢できずに“おりゃっ”としゃくり上
げてみる。

エサを確認すると、ボケの腰?からくびれている細い部分から下が無くなっていた。

それが、何回も続く。 エサをシラサに変えたが、ボケの上げるタイミングのせい
で、何やら他のエサの上げるタイミングがおかしくなってきてしまう。 9時くらい
になると嫁さんは後方で、キスやメバルを上げて調子がいいみたいだ。

“くそっ、こっちももうすぐ釣ってやる”と思いながらもハオコゼ2匹を釣り上げ
る。

しばらくして、10時くらいだったであろうか、久しぶりにアタリを捕らえる!。

真鯛の時みたいに強い引き込みはないが、糸は走って行く!“こんなの楽勝楽勝”と
思いリールを巻いてたいた途端、張力がなくなる・・・。“何でやねん”と鈎先を見
てみると、鈎がすっぽ抜けているではないか!

実は前回の真鯛のことがあり、船長には内緒でハリスを1号から1.25号に上げていた
ので、鈎へハリスを巻き付けた時の締め込みがきっと甘かったのであろう。実に情け
ない・・・(涙)

しばらくして、船長の船音が近づいてくる。←心の中でバンザイを叫ぶ!

「ボラは釣れたかぁ?」と船長。 「いや、姿は見いひんよ」と返事する。

船長の講義「ボラが釣れたら、チヌを釣ったも同然やけどな」と船長笑いながら言
う。

船長にボラのアタリを教えてもらう「ボラはこんな感じで、ポヨーン・ポヨーンや」
と竿先を指で押さえながら説明してくれる。食いが悪い時のボケエサでの誘い方も教
えてもらう。

船長としばらく頑張ってみたが、なかなか打開できない。

「場が何か重たいなぁ、場を沈めよう」と船長がつぶやく。

しばらくしてから再度釣りを始めるようにと指示をされ、船長戻ってしまう。




船長の講義中

 
そんな中でも、後方の嫁さんはメバルを順調に釣り上げていく。

結局、3回目のチヌぼうずである。

船長の家の庭で手を洗わしてもらった後、チヌを釣り上げているベテランの方に「○
○さん、チヌを釣ったのは何回目?」と船長が聞くと、そのベテランの人は「7回目
やったかなぁ」と答える。

「澤原さんは、3回目やね、今が一番楽しい時やで」と船長にこにこして話す。「釣
れた方が楽しいに決まっとるやん!人ごとやと思うてっ!」と言葉を返す。更に船
長、「この時期が長ければ長いほどええんやけどなぁ」とさらに追い打ち。 私、
「・・・」。

PS:後半ダンゴを落とす際、リールが“シャリシャリ”音を立てて滑りが悪くなった
きたのは、ダンゴを両手で握っていたので、その汚れがスプールにからんできたので
しょう。土がトラブルの原因にならないよう、船長の教えのとおりダンゴは左手のみ
で握るように努力しましょう!
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