釣果へ・・・
釣果写真へ・・・
釣行記へ・・・
アドバイザーへ・・・
船頭つれづれへ・・・
営業案内へ・・・
仕掛けへ・・・
アクセスマップへ・・・
リンクへ・・・
トップページへ・・・

長田 悟さん ・・・平成18年6月30日・・・

 
〜これは、常勝軍団”ブラック・鯛”に立ち向かった
弱釣軍団”ちょい釣りタイガース”の夢と感動の釣行記である〜

物語の舞台は、鳴門・堂の浦。
その日の朝のイカダでは
「当りもねぇ〜気配もねぇ〜釣り方さっぱりわかってねぇ〜」吉幾三状態だった。
そんな時だ。
一隻の船がこっちに向かって来た。
あっあれは!名監督で名高い”船頭・ホソカワ”じゃないか!
船頭・ホソカワから「筏」⇒「カセ」へのサイドチェンジ指令が下った。

カセに着くと船頭・ホソカワは自身の仕掛けで常勝軍団に挑んで見せた。
竿の穂先を注視しながら船頭・ホソカワはつぶやいた。
「これは”ボラ”、これは”ボラ”、これは・・・」
その時だ!船頭・ホソカワの竿が大きな放物線を大空に描いた。
水面に上がって来たのは、ブラック・鯛だった。
<なんだ!あんなピンポイントで決められるのはロナウドかこの人しかいない!>
カセに緊張が走った。
<この人と一緒なら、今日はあいつらに勝てるかも知れない・・・>
我々は早速、夢と希望を込めたダンゴを水中へ投げ入れた。
<たのむ!決めさせてくれ!>
その瞬間はすぐに訪れた。
竿の穂先が、少しずつ海へ曲がっていく。
体中のアドレナリンが止まらない。
「今だ!」
船頭・ホソカワの指令と同時に俺の竿が天空を突き刺した。
<やばいいいいいい!この感触!>
いつもの横長のなんとも輝きの無い物体では無く、
全身キラキラと輝く物体が水面に上がってきた。
「チヌだ!!!!!」
ここでブラック・鯛に挑み続けて4年。久しぶりの感触だった。
世の”のっこみ”は終わったが、我々の”のっこみ”がシーズン到来を告げた。

筏、カセの数だけ物語が生まれる堂の浦。
今年も”ブラック・鯛”に挑む人達の熱いドラマが生まれそうだ。
長田 悟
TOP

Copyright © 2006 ”Hosokawa Tosen” All Rights Reserved.