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宮田 晋さん ・・・平成14年7月12日・・・

日時 : 2002年7月12日 2:06
件名 : 2002年7月7日 堂ノ浦 釣行記


7月7日、「ぼつぼつ釣れとうで。」という船頭の高橋さんからの事前情報に惹かれて、約1ヶ月ぶりに堂ノ浦の細川渡船さんに釣行しました。

前回はチヌが産卵に入っており食いが悪く、中型2尾の釣果だった。

午前4時、渡船場に到着すると強風の予報のせいか釣り人は少なかったけれど、風は強風というほどでもなく、海上も比較的穏やかでした。
4時30分に出船し、11号カセにあげてもらいました。

早速ダンゴを作りオキアミ・シラサエビを混ぜて数個投入し、30分ほど待ってから、オキアミをつけて第1投。
上潮は右(渡船場方向)に流れているが、底潮はほとんど止っているようで、エサ取りもあまりいない様子。

しばらく打ち返しを続けると、チャリコやタナゴ、フグなどがエサを取るようになりだしました。

「アー、はよチヌ釣れんかなー」と思っていると、高橋船頭の船が近づいてきて、「どない?」と声をかけてくれました。
「まだアカンわー」と返すと、「宮田君やったら20枚はいけるな。6時過ぎたら釣れるんちゃうかー」
とプレッシャーをかけていきます。急に肩が重くなったような気がします。

6時を過ぎると、底潮も右に流れはじめ、穂先にボラがダンゴを突くアタリが出始めました。
そろそろかなと思った2,3投後、オキアミのサシエを潮流に乗せ、竿1本分送ったところで待望のチヌのアタリ!
フワフワした前アタリの後、少し穂先を押さえたところで大アワセ。
ボラではありませんようにと願いつつ、2,3回のシメ込みをかわし、無事タモに収まったのは、42センチほどのチヌ。
高橋船頭の予言どおりです。

自然に集中力が高まり、打ち返しを続けるが、あまり反応がありません。
ならばとサシエをシラサエビに変更し、竿5本分ほど送ったところで、コツッ、クッというアタリでチヌが釣れます。
20センチほどですが、チヌはチヌです。

その後、アタリはあるものの、シラサエビの頭だけ取られたり、いいアタリをしても、素針を引いたり、なかなか針に乗ってくれません。
こちらも、錘の位置を変えたり、誘いのパターンを変えたり、ブッコミ釣りでフカセでは狙えないポイントに落とし込んでみたり、と試行錯誤を繰り返し、3尾、4尾と追加していきます。

10時頃、少し潮流が緩くなり、これまであまり使わなかった生ミックをサシエに落とし込むと、着底直後に穂先が舞い込みます。
ナンジャコリャ?!とアワセると、竿が肩の位置で止まります。
一瞬「オオッこれは大チヌか!」と期待を膨らませますが、次の瞬間、沖に向ってゆっくり、ヌボーっと走りだしました。エイです。ガックリです。

針に掛かったエイは、さんざん底で走り回って、糸を切って逃げていきました。その後しばらくの間、エサ取りすらいなくなったのは、言うまでもありません。

昼頃から、南の風が強く吹きだし、釣座を北向きに変更しました。

1時半頃の干潮を前に、再びチヌが釣れだしました。
オキアミ、シラサエビ、生ミック、とサシエをローテーションし、小型、中型、と最後までアタリは続きました。
結局、42センチ〜18センチのチヌを18尾の釣果となり、25センチ以下のチヌはリリースして、午後4時の最終船に乗り込みました。

昼からの強風で、誘いもかけづらく、少々苦労しましたが、チヌのアタリを堪能できた一日でした。

今年も、堂の浦に通う週末が始まりそうです。




         京都雅会 宮田 晋
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